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52.捕縛
「へえ。ここら辺は、荊か、楚と血縁関係のある俺っちたちしか入れないと思ってたんだけどよ」
草原に寝転んだまま、來凱は心槍を見つめた。
「俺っちを捕縛しに来たのか?」
「ああ。そなたの理由が何であれ、闇競売に関わった者は須らく捕縛するのが、余の務めだからな」
「けひっ。優秀だな、あんた」
「そなたには追跡できるように印を付けさせてもらっていたからな。居場所の把握は容易だった」
「けひっ。そうかよ。だったら、早く連れて行け。俺っちは動けねえからな。身体を酷使したからよ」
「………ああ」
心槍は出現させた槍を二度回転させて、來凱に穂を向けてのち、そのまま突き刺したのであった。
「捕縛、完了」
(2024.3.29)




