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ゲネプロ  作者: 真鍋
37/43

タイトル未定2026/05/24 11:15


⚪︎1969年2月:肉体生成完了

 同月キマイラ化バッファリング開始

 翌70年に自我及び意識を段階的に実装

 70年1月ロールアウト


 “龍崎 雪(りゅうざき ゆき)


 最終目標値

 身長175cm

 体重52kg

 予想稼働時間:約1,051,200h


 量子サイズ効果及び波動効果による超高温、

 極低温変化、ヒドラ遺伝子による再生能力、

 強毒針




⚪︎1989年3月深見氏より譲渡依頼

 同月それに伴いフォーマット開始

 フォーマットにより一部の機能消失

 擬似記憶プログラム実行

 

 4月譲渡完了



 

 弱い、確かに身長、体重は同じであるがそれだけ探せば日本にどれだけいると言うのだ期待はしたが2人揃ってとんだガセを摑まされたのかもしれない、しかし深見という名は私の知る深見であれば陸上自衛隊で知らぬ者はいない存在だ、5年程前に一度会った事があったがまぁ見た目以外はただの軍族それ以上特に感じるものはなかった無駄足になる可能性もあるが今度面会を申し込んでみよう、とりあえずソースの入手元を聞いてみるか。


「ところでこの情報は何処で?」


 私が清井へ問うとヤツは隣の獣と裕二を何やら気にしていた、すると裕二がこちらへやって来ると清井の座るソファーの肘掛けに腰掛けた。


「あぁこれは僕らの創造主、博士から直接入手した情報、そして君は僕らの妹って事だよ」


「はぁ?」


 思わず口を突いて出た、隣からは痛い程獣の視線を感じるがここは無視、何を言っている何で品性の欠片もない獣が兄なのだ百歩譲ってお前、裕二お前なら兄と認めてやらぬ事もないが大体1969年生まれであるなら私はアラ還になるぞ悪いが胸は張りもあり垂れてないぞ生理もある、それにアラ還が妹であればお前達は何歳なのだ、であればこのレポートが私である確証は弱いのだ考えるまでもない、すると裕二はポケットから今時中学生でも持っていないマジックテープで綴じられた財布を取り出すと中から紙を一枚取り出し私の前に差し出した。


“genomic data”


 B5サイズの用紙を更に半分にした程度の紙片にはそう書かれてあった多分ゲノムデータ、遺伝子情報の事であろうこれが龍崎雪と言う人物の遺伝子情報、そして私の遺伝子情報を調べ一致すれば、私は龍崎雪であると断定されるのだ清井、土門、こう言うのを決定的証拠と言うのだお前らの情報はなんだキマイラやらヒドラやら厨二病か、早速私は検査の予約を入れようと手を伸ばしたがその手が止まった正直生い立ちは気にはなるが私が龍崎雪だとするとこの獣は兄になるのだそれにアラ還確定となるのだ。


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