タイトル未定2026/05/19 11:06
敵は政府関係に3名、警察に4名、自衛隊には2名と調査で判明した、それは鈴華姉さんからの情報とも一致した、そして残す問題は一同が揃うタイミングだったがこれにはなかなか時間を要した、結局そのタイミングは鈴華姉さんが潜入して2年目、一同が揃い新たな同朋を地球へ向かいれる為の儀式めいた事をするとの事、これは千載一遇のチャンスであった既に地球にいる者達と新たにやってくる者達両方を殲滅できるのだ、更に2年待つのは正直つらい慎重に事を運ばなければならないのだが単純に数的不利、向こうは博士がいるにしても地球より高度な文明を備えているどう考えてもこちらに勝ち目はなかった、博士が言うには連中は頭脳派であり武闘派ではないから勝算はあると言う、ならば博士は何故地球へ逃げて来たのか聞くと何やら誤魔化すばかりで要領を得なかった。
そうしている間にも決行の日は刻一刻と迫りきていた、そして直前3日前に事態は急変した、普段、鈴華姉さんとの連絡は電話などでは連中に聞かれる恐れがあると霞ヶ関近くの喫茶店にて僕か海斗兄さんが直接訪れ情報を交換、いやこちらからの情報は指示だけでもっぱら鈴華姉さんの情報を持ち帰り博士に検討してもらうの繰り返しであったがその日、僕は喫茶店にて姉さんを待っていると姉さんは2人の男を引き連れあろう事か堂々と僕の座るテーブルにその男共々座ったのである。
「姉さん何してるの?マズいって、それに誰なのこの人達?」
「今日は裕二で良かったわ、よく聞いてね裕二、この人達は博士の言う害星人の方々よ」
「ねっ、姉さん裏切ったの?」
僕は咄嗟に立ち上がると身構えたが姉さんと2人は何をする様子もなかった、姉さんは僕に座りなさいと席を指差し促した、僕は視線を切らぬように慎重に席に戻った。
「裕二よく聞きなさい本当の敵は博士の方よ」
「何言ってるの気は確かなの姉さん、もしかして⋯洗脳?」
僕は男達を睨み言ったが男達は惚けるようにお互い見つめあっていた、姉さんは僕の疑問に答えた。
「洗脳、確かに洗脳ね、ただ洗脳してたのは博士の方、この人達は博士の洗脳から私を解放してくれたの」
鈴華姉さんはそう言うとテーブルの上に直径3cm位のリングを取り出した。
「裕二、これは私の心臓から延びる大動脈に取り付けてあった小型の爆弾よ、そしてこれは貴方の中にも皆んなの中にもあるの」
「何でさ、何で博士がそんな事を」
「保険よ、真実が知られた時の為に」
それから姉さんは色々真実を教えてくれたが殆ど覚えていない放心状態、終始上の空で姉さんの言う事を聞いていた、あの優しかった博士が全て嘘、僕らを利用する為の嘘、
「いい、この事は先ず海斗兄さんに伝えなさい絶対巌兄さんや嘉代ねぇに言ってはダメわかった」
「でもどうするの姉さん、後3日で決行だよ3日間じゃどうにも出来ないよ」
「だから海斗兄さんに伝えて欲しいの兄さんなら何とかしてくれるから」




