表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
メ-ル彼女は、異世界から。  作者: 天川 奏
異世界魔導師認定
29/41

魔導師生活 【10】

 キッチンに寝室にお風呂。それから広めのリビングには、大きなテレビが置かれている。

 一部屋自体は広くないはずのに、なぜか必要なものが揃っていて、広く感じた。

 俺はそれらを一通り見ると、寮の部屋の外へ出た。

 時間は午後の二時を過ぎている。

 真上から少し西にずれた太陽が、眩しく光を放っていた。


 それから校舎に向かった俺は、授業が受けられるという自分のクラスを探している。

 シャーロが、俺はまだ魔導師になりたてと言うことで一年生からいれてくれた。

 因みに、あのお偉い男性、校長先生には、俺がここで言う異世界から来たことは言っていなかった。

 

 「あった」


 校舎の一階で、授業を受ける一年B組を見つけた。

 中は5人の魔導師達しか授業を受けていなくて、ほとんどの席が空いている。

 やっぱり認定されたあとは、みんなのんびり暮らすようになるんだな。


 授業中に入っていくのは何だか悪い気がしたから、放課になるのを待ってから挨拶をしようと思った。鐘をうった響きのあるチャイムが鳴って、授業を受けていた数人が席を立ち上がって挨拶をする。

 それから俺も教室の中に入った。

 誰だ? 等と言う声が聞こえてくる。


 「はっ、はじめまして」


 言ってしまってから授業を教えていた先生に顔を向けると、あぁ、と言う顔をしてこちらに近寄ってきた。

 まだ二十代くらいだろうか。張りのある白い肌に、ウエーブのかかった、長めのさらさらとした金色の髪がかかっている。

 服は、上半身が短く、お腹が見えている。

 真っ白で括れのある肌に、思わず目がいってしまうところだ。

 それに合わせて、スタイルの良いズボンをはいている。


 「こちらは今日からここに来た要くん。ここのクラスで授業を受けても良いようになりまた」


 そう先生が説明すると、クラスにいた生徒達がなるほどと言った様子で頷いた。

 その中から、一人の少年が出てくる。

 透き通ったような薄い金色の髪が、ふわふわと揺れていた。


 「はじめまして、要。僕はクリーゼント・マロアです、宜しく。マロアって呼んでよ」


 「よ、宜しく」


 マロアの目を見て固まる俺。

 青く透き通るような目。綺麗に伸びた背筋。美しく揃えられた脚。

 やばい紳士かよおい。惚れるわ!

 ……と思ってしまうほど、見てて何か癒されるような、そんな美青年だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ