表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
3/50

3

 かろうじて数台の車のヘッドライトが見えたそれ以外は闇、神々の里高千穂は闇に包まれていたGPSがなければ見落としそうであった、機はまず高千穂上空を旋回し各種データを収集しつつ等間隔で750lxで半径100mを照らす簡易照明灯を投下していった航路の軌跡に沿って眩い光が点々と灯ると高千穂の町が山間にぼんやり現れた、何度か高千穂上空を旋回して高千穂高校の校庭へランディングすると佐久間と由依は不整地バギーで高千穂町役場を目指し、晶と残った3名それとクルーで後発の自衛隊機がランディングできるように校庭を整備しその周りに簡易避難所を組立て五十嵐の指示で医療設備を用意した。


 校庭から望む仮設照明に照らされる高千穂の町は各所で倒壊した家屋が見受けられ幸い火の手は上がっていなかったが漏電により時間差で出火の可能性もある今すぐにでも救助に向かいたい面々であるが今は佐久間からの連絡を待ち計画的にあたらなければ少人数による救助作業は無駄が多くなり救える命も救えなくなるのだ、そこに佐久間と由依は地元警察と消防、及び役場の関係者を連れ戻ってきた、面々は機内に設けた指揮所で救助計画を入念に話し合った。


 カーゴルーム側面のモニターには先程収集で得た地形データを元に3Dマップ化した高千穂町の立体地図が現れ倒壊建屋の多い地域が赤く囲われ地元の警察が入院設備のある病院2カ所を指で指し示すとその建屋に緑十字が記された、警察消防今いる役場職員それに特救隊員とクルー合わせて30名余りそれを5班に分けU字に広がる平野部を2班が時計回り2班が反時計回りで要救助者捜索にあたり残る1班はローター機を伴い2ヶ所の病院から重篤な患者を宮崎へ移送する事として5分後に行動開始とした、特救隊員は倒壊建屋からの救助を考えアーマーを装備、五十嵐だけはスキンスーツの上に白衣を着て病院へ向かい場合によってはそのまま緊急手術も視野に入れていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ