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「鈴木さんですか、本日はどの様なご用件でしょう、就労支援、それとも身内の方のご相談でしょうか?」
「ふっふ、庄崎さんって本当に面白い方だわ」
庄崎の片眉が警戒と苛つきで二度痙攣した、鈴木は続けたしかもこの場ではこの第三分室の者しか知り得ない事を。
「霧島博士とはお会いになったんでしょ、だったら話は早いわ」
「えっ?」
流石の庄崎も正直な反応を示してしまった『霧島?どなたですか』の『えっ?』ではなく『何故それを』の『えっ?』であった今更否定のしようもない、かと言ってそれを認めるのも腹が立つ庄崎は次の展開を既に10回シミュレートしてみたがあまりに相手の素性が知れないと解には至らずにいた、すると鈴木はその庄崎の努力を粉微塵に砕く今後の関係を決定づける驚愕の事実を突き付けてきた。
「あっそこの君、ちょっとテレビ見せてもらえるかしら」
翔太は相変わらずぎこちない動きでニュースを映すノートPCをテーブルの上に置いたテレビは午後のニュース番組を放送中で中東問題を取り上げられていた庄崎はこれがどうしたと鼻で笑ったが急にアラート音がなり画面上部にテロップが流れた『政府は防衛大臣、御津海猛氏と厚生労働大臣、崎谷愛子氏を更迭』大臣2名の更迭を告げる速報が流れた、庄崎は全てを悟り大きなため息をつくと重々しく口を開いた。
「それでわざわざ第三分室の解体を告げにこられたと?」
「流石庄崎さん、本当っ話が早くて助かるわ」
庄崎は背もたれにもたれ掛かり天井を仰ぎ見た、この第三分室設立から10年特に大きな問題もなく各方面に波風立たぬ様振舞ってきた、10年はもった方であろうと言う考えもある前もその前などは半年もたなかった私も若かったなど庄崎は天井に苦笑いを浮かべていた、多分この鈴木が所属する機関が異星人に対して何かしらの行動をしている部署なのであろうオタクの集まりと思っていたが採用基準は見た目なのだろうか、庄崎はそう考えていると疑惑の小波が静かに脳裏に打ちつけるのを感じた、あの日去り際に霧島博士が言っていた『連中が動き出す』




