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戦いの女神とまで言われた天才指揮官ですが降格したので問題児を集めて新しい部署で自由にやらせていただきます!  作者: ねこ


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25/27

第23戦 反撃開始!

 トラップを仕掛けて2日……その場所は……


「うっ……ひでぇ……」


 罠を見に行った見張りが放った一言がこれでした。そこは確かに地獄絵図だった。頭部がない遺体に足や腕がちぎれて失血死してる遺体もありました。


「これ遺体回収大変ですね。」

「罠の撤去も気をつけろよ、仕掛けた場所は覚えてるだろうな!」


 第2師団は罠の撤去に入りました。そしてこの一報は私の元にも届きます。


「相手国の死者は64名ですか……」

「思ってたより少ないですね。」


 コーネリアの言う通りでした。言い方は悪いですが恐らく彼らは使い捨ての兵士……危険かどうかを確かめる為に送り込んだのでしょう。つまり本体にダメージは0と言えます。


「第2陣が来ますね。総指揮官の命令はどうなってますか?」

「前線を上げ、攻め込まれは前に倒せとの事です。私たち21師団は後方支援の任務が来てます。」

「相変わらず水際作戦ですか……今はそれでは勝てないというのに……コーネリア、マーヤとアネリーと共に民間人の避難をお願いします。フェスとソラは私と共に戦闘準備です。」


「わっちと?連携などした事ないぞ?」

「今回は連携と言えることはしませんから互いの背中を守る。それだけでいいのです。私もフェスも一騎当千の単体でも戦えますから。」


「なるほど、背中は気にせず戦えるということだな!」

「ええ、ですがその前にアレを取りに行きましょう。」


 私とフェス、ソラが向かった場所……そこは


「また来たのか!」


 鍛冶屋でした。相変わらずのお爺さんは今日も元気だった。


「刀、治ってますか?」

「……チッ、今度は折るなよ!」


 そうしてソラに渡されたのはあの時折れた刀でした。再び打ち直して貰い治してもらっていました。


「しばらくは折れんよ。戦争だからな……」

「フンッ……手入れを怠るなよ。」

「分かっておる」


「ねぇねぇ、じいちゃんは避難しないの?」

「なんで俺が避難しないとならんのだ!」


 これなので毎回嫁さんに叱られて避難しています。


「じいちゃんは私たちを信じてるから避難しないんでしょー?嬉しいなぁ!私負けないから!みんなを護るね!」

「ケッ!小娘に心配されるほど柔じゃないわい!……だがありがとよーフェス!」


 そう言ってフェスの頭を撫でていた。フェスだけだろうこのお爺さんをこんなゆるゆるな顔に出来るのは。


「あの、例の物は?」

「あぁ、出来てるぜ……無粋な武器だが性能も能力も今までの物とは明らかに違う。ゲームチェンジャーってやつだな。」

「やはり……そうなりますか……大量生産は出来そうですか?」

「こんな仕事はしたくねぇな。まぁパーツを作って組み立てりゃ誰でも作れるな。現に俺は三日三晩解体と組み立てを繰り返して仕組みと原理を理解した。俺たちが剣を打つ時は細かく重さまで細工をするがそいつにはそんな必要ねぇ決められた場所に決められた部品を合わせればいい話だからな。」


「つまり部品などの工場を作りそれを1箇所に集めて組み立てればいいという事ですね」

「そうだ。大量に作るならな。」


 戦争が早く終わらせてやる事が増えました。


「なになにー?メアリーだけ戦力アップ?」

「フェスは充分でしょうに……私とコーネリアはナイフだけですからね……新しい武器が使えるなら使います。でも、まずは私自身が使って大丈夫かを確認しないといけませんからね。」


 そう、例え信頼出来る人が作ったとしても命を預ける以上は私が確認してからでなければ部下に使わせるわけにはいけません!


「はぁ……相変わらずだねー……」

「俺の作った武器を信頼しないとはなぁー……いい度胸だよ!」

「かっかっかー!その物言いに感服じゃあ!」


 三者三様の反応を見て私は笑ってしまいました。これからの戦争の幸先が少し思えてしまうくらいには……しかしこの戦いで私たちにとっては苦戦を強いられていきます。

 ここまで読んで頂きありがとうございました

次回もお楽しみに!


昔フィンランド対ソ連が戦争をしてました。その戦いはソ連軍4000人に対してフィンランド軍32人でした。今回のこの話も人数が少ないメアリー達……どう戦うのか……?お楽しみに!

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