第四話 血闘そして発現
アナウンサー「さぁー!いよいよ本日!伝統的なコロシアムの大会の開催です。血闘を勝ち抜き、王座レオンの元まで辿り着くのは一体誰だァー!」
いよいよ、決戦の日だ…レオンの場所まで辿り着き、再生の奇跡を手に入れるのは俺だ!ちなみに俺の運動センスはどうかって?そんなに良くない☆殴り合いは人並み以上は出来るんだが、剣技がいかんせんだめだ…だから、漁夫の理を狙って強いやつが無双しまくった後に油断したところを倒す!シンプルなものだ。
前日、再生の奇跡についてアルバートさんと調べたが市場には出回っていなかったため、死ぬほど止められたが、無理やり出場した。
すると、後ろに男がいきなり声をかけて来た、「よぉ、兄弟!元気にしてたか?」ヒカル「誰だ?あんた?知らない顔だが?」「俺のこと知らないのかい?俺は天下無双のロビンフットさぁ!」
ヒカル「…見たところあんたはそんなに強そうにもガタイも良さそうに見えないが…そんなに強いのか?」
ロビン「もちろんよぉ!だって、俺は今まで無敗を誇ってるからな!」ヒカル「…勝った回数は?」ロビン「1!」
俺は思わず、ため息が出た。多分小さい規模だろう…ヒカル「あんた、なんでそんな命を落とすかもしれないのにそんなに楽観的なんだ?」
ロビン「俺ん家はめちゃくちゃ貧乏でさ、家が家だから学校にも行けず、仕事にもつけず、毎日飯を食えるかもわからねぇんだ…だから、一攫千金を狙いにきたわけヨォ!」
ヒカル「奴隷になる選択肢はなかったのか?家に金は入るだろ?」
ロビン「いや、それは一時的なしのぎに過ぎない、俺の家は母ちゃんと小さい兄弟が3人なんだが働き手が居なくてなそれで最後の賭けってことさ」
ヒカル「…」俺は言葉が出なかった…ロビン「そうしょげんなって!前契約で実験とか医学の研究とか魔女科業とかに興味がある変なやつに死体を提供するふうにしてるから端金だが家には入るだろうからさ」
ヒカル「お前…」ロビン「なぁ、兄弟もしどちらか生きて帰ったら名前覚えとこうぜ?俺はロビン・マークスだ。」「あぁ…!俺はヒカルだ!」 すると…アナウンスが飛んできた。「各選手は出場位置までご入場ください。」
ロビン「行こうぜ」ヒカル「あぁ…!」位置に着くと所々から観客の醜い声が聞こえて来た。
観客「お前誰にいくら賭けたよ!」「もちろん俺はあのゴリゴリの野郎に賭けたぜ!」「私の奴隷も今度参加させるか…」「早く戦いを見せてくれよぉ!待ちきれねぇ!」「血肉が飛び散り熱狂する感覚…最高だわ!」「最終的に勝つのはどうせレオンだろ…」
コイツら…どいつもコイツも腐ってやがる。人の命をなんだと思ってるんだ。ゴォーン ゴォーン けたたましい鐘の音が鳴った ロビン「始まるぞ…」開始時間だ…
アナウンサー「さぁー!ここにいる皆様ならお分かりでしょう!間も無く戦いが開幕されます!総勢約100人によるバトルロワイヤル!ルールは簡単!生きるか死ぬかの2択!最後まで生き残ったやつの勝ちです!!!」
「ARE YOU READY!?」俺の緊張が最大限に高まっている!「3!!2!!1!!!READY FIGHT!!!!」
ブシュブシュブシュ!!! え?開幕音と同時に歪な音が聞こえた。俺の目の前にロビンだったものの首が飛んできた
「うわぁぁっぁっっうっぁぁぁぁあああああくぁあっあああああああああ!!!!!!??!!!」
その場から走り去った、ただ、ただ逃げようとした。「神様お願いです!助けて下さい!なんで、俺がこんなことしなきゃ行けないんだ!嫌だ嫌だ嫌だ!死にたくない死にたくない!うわあぁぁあぁぁっぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁっぁ!!!!!!」
その速度を超えるくらいのスピードで追いかけてくる巨漢!
「無様だな…恐怖に包まれて…あの者と同じように殺してやろう!」
ヴォン!2m近くある巨漢の紅い斧がこちらに向かって豪速で振り下ろされた。
あ…俺死んだ…?やけに時間が遅く感じた。結局人の命とか人生ってこんなもんだ…何も出来ずに死んでいくだけだ…
眼を閉じた瞬間俺は昔の記憶を瞬間的に思い出した。「ほら!ヒカル遅刻するよ!学校行こう?」最後までお前かよ…ん? 俺ってなんのためにこの無駄な殺し合いに参加したんだっけ…そうだ…コトネ…俺はまだ…諦めきれねぇ…!
ヒカル「うぉぉぉおぉぉおお!!」無我夢中で剣を抜いた。力では敵わずとも此処でやらなきゃ死ぬ!!!
ガギン 一瞬俺の視界が赤くなった ヒカル「ん?なんだ?」巨漢の斧と俺の剣が燃…燃えている?




