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BRAVE STORY  作者: ライト
覚悟
2/10

第一話 冷たい呪い

アナウンサー「あーっと!、また勝ちました!戦士王レオンこれで驚異の49連勝前代未聞ダァー!」


レオン「つまらん…力で攻める雑魚ばかりだ…」


××××年、マッド帝国。この帝国は街が商業施設で溢れ、人々が日々快楽をもとめている。


快楽を満たすために奴隷制度が使われて、貧富の差が激しい国だ。その中でも特に人々から人気が高いのがコロシアムだ。


観客は常に満員で決闘を通して、血肉が裂かれる様子、敵の強さに泣き叫び出す者や命をかけたやりとりに人々は熱狂していた。


中でもレオンという最強の戦士がいて、人々は彼の強さを見るためだけに来ていると言っても過言ではない。


記者「号外ー!号外ー!次のコロシアムは参加料無料!さらに!優勝者には賞金100万ペクトル!さらにさらに…」


ヒカル「レオンに勝つと1000万ペクトル…とあと、なんだこりゃ変な石だな。くだらねぇ、死んだら1ペクトルにもなりやしねぇこんな殺し合いに誰が参加するんだ…」

俺はヒカル。今年で18の男だ。12歳の頃に父はすでに戦死していて、母は行方不明…そんな時俺は幼馴染で名家の娘でもあるコトネに命を救ってもらったんだ。


あのまま行けば俺は奴隷になるのは確定だった。だから、そんな俺を救ってくれた、コトネたちには本当に感謝している。


その恩義に応えるためにも俺はこんなちゃっちいことで死ぬわけにはいかねぇんだ。だが、最近コトネの体調が変だ。早く良くなってくれるといいんだが…


ヒカル「とっととコトネに買った薬を持って、飲ませてやるとするか」そして、20分ほど歩いて街から離れたのち木組の大きな家に着いた。


ヒカル「いつ見てもデカすぎてなれねぇ、家だなぁ」俺はそんなデカすぎる家のドアを開けた。するといきなり玄関から人が飛び出してきた。ヒカル「うわっ!」


アルバート「あぁ、ヒカル様帰ってきて下さりましたか!本来は私の仕事だったにも関わらず何たるご足労を…最近コロシアム付近では怪奇事件が起こってるので心配していました…」


ヒカル「心配しすぎだろ…あんたが居なかったら誰がコトネを見てくれるんだ。あと、様づけはやめろって言ってるだろ?アルバートさん、家族なんだから」


アルバート「失礼致しました!では、早くコトネ様に投薬を…」ヒカル「OK、OK、大丈夫だって」


上の階に上がり、広い室内の中からコトネの部屋に入る。


ヒカル「おい!コトネ体調大丈夫か!薬買ったぞ。」 

コトネ「うん…ありがとう…こっちまで来て飲ませてくれる?」


ヒカル「あぁ、いいぜ。結構これは体にき…」と近づいた瞬間に顔を寄せられて、キスされてしまった!?!?しかも、結構深く!とりあえず離れる俺


ヒカル「プハッ!コトネいきなり何すんだ!」流石の俺も赤面と動揺が隠せない。しかし、コトネの表情は真剣で何処か悲しげな顔だった。


コトネ「私もう…ダメみたい…私のこと忘れないデ…」といい勢いよく俺の方に倒れ込んだ。


ヒカル「はぁ?何言ってるんだ薬飲めば治…」そう言おうとしてコトネに触れた時に異常に体が冷たいことがわかった。

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