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暴君姫と7人の勇者  作者: 礫(レキ)
第2章 サウスウエスト大陸編

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ep18-1 ジッタ戦を終えて

【毎週金曜日午前中定期更新】

【8話分連続投稿実施中】


1週間のご無沙汰です。


いつも通り、8話に分けてを10分毎に投稿

しています。


もし良かったら、評価、感想、

ブックマーク、リアクション等

頂けるとこれからの励みになりますので

よろしくお願いします。


リアクションしていただけると、話の

評価がわかりやすいのでリアクション

していただけるとありがたいです。


活動報告も毎週投稿していますのでそちら

も見ていただけると嬉しいです。

グレンは切り捨てたジッタの遺体をみて、

ため息をついた。

「仕方ないことだが、後味が悪いな。」


ツイストが走って近づいて来た。

「やりましたね、グレンさん。」


グレンも頷いて、

「お前も大活躍だった。」


ツイストは照れながら、

「いやぁ~、それほどでもないですよ。」


ナギがツイストの耳を引っ張って、

「やりすぎなの!!先生が最小限の犠牲って

言ったの忘れたの?」


「イタタタ。まだ制御が難しいんですよ。

 でも、進歩したんです、戦闘が終わっても

 気絶しないし、見てください。」


ツイストが、目を閉じて集中すると、

ツイストの背中から巨大な羽が生えてきて

また収納された。


「ね!凄いでしょ?

 いやぁ~、我ながら、凄い進歩してるな

 って思いますよ。」


グレンには、ツイストの笑顔にツイストの

母の笑顔と寂しさが交錯した顔が

重なったように見えた。


「お〜い。ナギさん、回復術お願いします。」

と、ディーがナギを呼びに来た。


リンクとタウとカインが続いてやって来た。

「全く、やりすぎだ。これでは非ぬ怨み

 を買うぞ。」

と、カインは少し怒っていた。


リンクは、ジッタの遺体を見て

「恐らく、4柱の中でコイツは最弱だ。

 ここから気を引き締めていかないと…。」

と言ってジッタの遺体に土をかけ始めた。


「情か?」

とグレンが聞くと、

リンクが頸を振って、

「醜い顔を見たくないのと、タウ様に

 見せたくないというだけだ。」


カインも頷いて、

「それは僕も同意する。」


カインと、グレンは戦場に穴を掘って戦士した

敵兵とジッタを埋葬した。


「あ〜、疲れた。」

ナギが敵兵の回復を終えて帰ってきた。


ディーとヘイズも作業を終えて合流した。

前方、1キロ先には、王城都市ガルタが

見えていた。


「今日は、みんな疲れてるだろうから、

 この辺で野営しょうか?」


レムが突然、怒り出してきた。

「こんなところで寝たら、野生動物に

 襲われたらどうするの!!」


「いや、見張りはするけどね。」


ヘイズが笑いながら、

「あ〜、以前ね同じ様なことがあって僕が

 居眠りしたら、レムが動物に攫われ

 ちゃってね、それで怒ってるんだよね?」


カインが、首を傾げ

「いや?あれは、母様が面倒だから置いて

 行こうっていうのもダメじゃなかった?」


「あ〜、探しに行った時に間違えて、

 石ぶつけたり、火炙りにして怒ってたね。」


カインは笑いながら、

「あった、あった。」


「う〜ん、レムでもどうすればいい?」


「今から地下に施設を作る。」

と言って、地下に急造りではあるが、

宿泊施設の様なものを作った。


ま、地下には敵兵を沢山埋葬しているけど

みんなが、気にならなきゃいいか。


リンクが手を挙げて、

「済まないが、どうしても地下に行かなきゃ

 ダメか?」


「いや、そうではないけど…。

 なにかあるのか?」

と、グレンが言った。


リンクは言いづらそうに、

「死者の近くで寝るのはな…。」


ナルホド…以外な1面があるものだ。

カインが、

「僕らの乗り物なら、安心だからそこで寝ると

 いいよ。」

と、言った。


ナギが意地悪そうに、

「カイン君も一緒に寝たいのかな?」

とからかった。


カインは赤い顔をして、

「お前、そのうちに痛い目に合わせてやる!」

と言って地下の宿泊施設に入って行った。


「先生は行かないのですか?」

と、ナギが言うと、

「ああ、何かあるといけないから入口と

 リンク達の様子を見ているよ。」

と、言った。


「じゃ、わたしも。」

と言ってナギはグレンの横にチョコンと

座った。


「おい、おい。風引くなよ。」

グレンは呆れ顔でナギを見ていた。


リンクがカインの乗り物から降りてきて、

グレンの近くに座った。

(え?どうした?)


「グレン、私たちは足手まといか?」


グレンは頸を振って、

「そんなふうに思ったことはないよ。」


リンクは追い詰められたような顔で

「私にはどうやっても、あなた達みたいな

 勇気や凄い能力はないんだ、

 役立たずじゃないか?」


グレンは、下を向いて

「出来ることをやればいいさ、出来ること

しか出来ないだろ、当たり前だけど。」

と言って笑った。


「あなたたちはそれでいいのか?」

「それが仲間ってもんだ。」


「なぁ、みんな。」


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