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暴君姫と7人の勇者  作者: 礫(レキ)
第2章 サウスウエスト大陸編

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ep16-8 空中都市

グレン達は、港町を出て海岸沿いに北に

向かっていた。


ツイストは、カインに

「次の目標地はどこ?」  

と、聞いた。


カインは、

「知らんが、国民を探したいんだろ?

 とりあえず北に向かうしかないだろ。」

と、投げやりに言った。


「え〜、地図とかないの?」

と言って、カインのモニタを覗き見た。

「そんなものあったら苦労はない。」

とカインは言った。


「でも、これ地図じゃないの?」

「これは、地形だけしかわからない…」

モニタを閉じ、カインは急に怒り出した。


「か、勝手に僕のモニタを見るんじゃない!」


「なんだよ、そんなに怒らなくても…。」

ツイストが止せばいいのに、閉じたモニタを

無理矢理開いて、

「コレって何?」


カインは、

「お、お前…、これは?なんだ? 空中に浮いている様に見えるが…。」

と、目を白黒させて言った。


ナギが指差して、

「あれのこと?う〜ん、円盤みたいのに街が

乗っかっている様に見えるね。」


グレンが、空中都市を見ながら

「とりあえず、あそこに行ってみるか。」


近くまで来ると想像以上に大きい街らしいと

いうことはわかったが、

どうやって上の街まで行けばいいかわからない。


「どうやっていくの?」

ナギがカインに言うと、

「上に上がる方法があると思ったが…

 彼ら翼があるんだな。」


ツイストが地面を見て、小石を拾い上げると

近くを飛んでた空中都市の住人に小石を

投げつけた。


「な、あんた何してんの?(汗)」

「いや?こうすれば、あそこに連れて

 行かれるかなと思って…。」


ツイストの狙いは正しかったが、ナギや

リンクはかなり怒っていた。


ツイスト達は空中都市の地下牢の様なところ

に入れられてしまった。


「せ、先生と離れてしまった…ツイスト殺す!」

「タウ様…ツイスト!ただでは済まさぬぞ!」


隣の牢からの夥しい殺気には気が付かず、

ツイストはペラペラとグレンに、話していた。

「いやぁ~。思った通りにいくとは、

 僕のアイデアってなかなかと思わない?」


グレンは頸を振って、

「思わない…、事前に相談しろよ。」

と、呆れて言った。


ツイストは牢の外を見ながら、

「みんな、翼があるんだね…母さんと同じだ。」


グレンはその話を聞いて、ツイストの覚醒した

時の姿は母親からの遺伝か?と思った。


カツ、カツ。

急いだ足取りが、こちらに近づいてきた。


「おい!王が謁見してくださるそうだ。出ろ。」

強面のムキムキの衛兵に連れ出され、

俺達は、謁見の間に連れて行かれた。


謁見の間には、青痣の男の子に、高齢の年寄り

がいた。


高齢の年寄りが王だとは思うが、男の子の

青痣はひょっとして、ツイストの小石が

この子に当たったのか?


終わった…死刑だ。

後ろの方でも同じ様な感じになってる。


「あんた!王子にぶつけたの!?

 終わったわ…1人で死んできて。」


「そ、そんな…仲間だろ。」

ナギに罵倒されて、ツイストは途方に

暮れていた。


青痣男の子が、笑いながら

「僕にしたことは気にしないで

 咎めたりしないから。」


王が突然立ち上がり、ツイストを指差した。

「お前!ここに来い。」


ツイストは後ろ手を縛られた状態で

衛兵に担ぎ上げられ、

王の目の前に連れて行かれた。


「と、咎めないっていったじゃん。なんで。」

ツイストが泣き叫ぶ。


ナギは頸を振って、

「情けない。」

と、呟いた。


「お前、ヒューマンではないな、ましてや

 獣人でも、エルフ族でもない、何者だ?」


ツイストは下を向いたまま、

「やだな、見ての通りヒューマンですよ…。」


「隠しても無駄だ。

 我等には見える、白き翼が…」


「何者だ?」


「化け物じゃないよ…母さんは化け物なんか

 じゃないんだ。」


グレンは異変を察知して、叫んだ。

「王よ!にげろ、全員だ。ここにいる者

 全員逃げろ、死ぬぞ。」


港町の惨劇をここで起こさせるには行かないが

ツイストの殺気が止まらない。

どうする!




ここまで、読んで下さった方、本当に

ありがとうございます。


来週はツイストの暴走がどうなるか、

ゼノン達は…

聖域の動きは…

その辺が明らかになってくるかもしれません。


来週をお待ちください。

引き続きよろしくお願いします。

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