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うのっちの変化?!
菜須よつ葉side
後期が始まり、それぞれの時間割りに沿って受けていく講義。
同じ講義の時は相変わらず4人揃って受けている
「なぁ、掲示板にトワイライトの事で説明会のこと貼り出してあったじゃん!」
うのっちが興奮ぎみで話す。
「あら、珍しいじゃない。うのっちが掲示板気にするなんて」
お佳がうのっちに突っ込みを入れる。
「お佳、ひでぇーなぁ、俺だって見てんだよ」
うのっちは、甘えたような雰囲気を隠してお佳に接した。
「宇野?」
竣は、いつもと違う雰囲気のうのっちに何かを感じていた。
教授が入ってこられこれからの予定なども話された。
「掲示板にも貼り出してあるけど、トワイライト参加や、学生ボランティアに参加してみようと考えてる学生は、担当教授に報告してくださいね」
あれこれ大まかに説明をして、あとは学生の気持ちを優先する教授。
それぞれ思いや気持ちを語り合った。いい時間を過ごした紅羽たち教育学部生の1年生だった。




