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第110話 「では乗り込みますか?」

どうも~月影ミケ乱デス!


増えすぎた物が多く、売らないといけない今日この頃。

昔に比べると少なかった物が、今じゃ~5倍くらいに・・・

大変ですよ・・・まったく・・・


では、つづきをどうぞ~



「食糧備蓄から輸送急げ!」


「矢玉や予備武器もできるだけ多めに詰めろ」


「先行隊の準備はまだか!?」


「誰でもいいから確認行ってこい!!」


活気あふれる連合主都の一部、発足から丸二日たった今では王都入り口に集まる軍と冒険者たち。

最初は1000人規模だと思ったが、軍や冒険者達の動きが一岩となって動き始めた。

連合軍から王都にいる1/3の1500人、冒険者はAからCランクの複合で700人集まっていた。

後衛部隊としてCランク以下の冒険者が約500人、あと民兵も300人ほど出てきた。

総勢数3000人、今回の事に国全体で対応すると言う想いで動きだした。

ただ、全て動かす事はできなかった。主都や警備で2/3残す事になったからだ。


「活気づいてるな~」


「セフィー君は用意はいいのかな?」


俺とアイリスさんが一緒に行動している、どうやら十老長の差金で監視役になったみたいだ。

もちろん冒険者側で参加する、元々Sランク冒険者でもあるアイリスさんに打診がいっていたからだ。

俺の監視役として冒険者の方が都合もよく、連合側も強い人が出てくれるだけでも助かるからだ。


「冒険者の嗜みですよ、馬車の中には今居るやつらだけでも2年くらいは問題ないくらいです」


「あの馬車って見た目もすごいけど、中身もすごいのね?」


「Bランクの魔物の攻撃にも耐えれますから」


「まるで移動要塞だね~」


実際あの馬車を売るとなると白銀貨80枚はくだらないだろう、王族や貴族なら買えるかもしれない。

もし同じのを普通の職人が作るとしたら、材料費やコストを考えると白金貨20枚になる可能性もある。

俺の場合は素材を自分で採取して作れる、だから白銀貨80枚で済ます事ができる。


「あれがもっとあれば行軍も楽になるのに・・・」


「でも、見る限りアイテムバッグも使っているのでは?」


「そうなんだよね、最近は性能がいいのが出てきて金のある人はそっちを使っているんだ」


うちの街から出してるアイテムバッグだろう、劣化版の旧アイテムバッグより3倍の量を持ち運びすることが可能だ。

古いアイテムバッグは、庶民へと払い下げされている。

今では新人冒険者やそこそこの金がある一般人が買うことが増えてきたからだ。


「そしてアイテムボックスも数は少ないけど、連合軍で使われているみたい」


「冒険者ならアイテムバッグくらい持ちあるきますからね・・・」


門を抜けると、先行隊の準備がほぼ終わっていた。

先行舞台は軍から500人、冒険者300人、民兵100人による900人だ。

先行って言っても二日遅れで全軍が来るようになっている、先行隊は露払いと拠点確保も考えているからだ。


「先行隊の出発完了!では出発しますか!」


「軍と同時に先行する冒険者は馬車に乗り込め!」


「外周警戒は問題ないか?暇な奴らは偵察もやれ!」


出発をすると同時に怒涛が飛び交う、馬に乗る者もいるから先行隊は基本早足に進んで行く事になる。

900人だが半端ない数の馬車や馬が使われている、目的地についたらまた戻ってほかの部隊の輸送もこなす。

拠点となる村も今は人が居ない廃村状態の村だ、そのため拠点の整備も兼ねてこの人数になった。

軍も軍議を使えるテントや家屋を使えるようにしないといけないからだ。


「では乗り込みますか?」


「うん、それにしても目立つね?この馬車」


「拠点にするための馬車ですから、ラクラ出してくれ」


「ハイ、主様」


俺とアリシアさんが乗り込んでから、数分後に他の馬車につづいて動き出す。

馬車自体が黒光りしているから、周囲の馬車とは違いが目立つ。

御者のラクラも目立って恥ずかしいかと言うと、御者も外からは見えにくいようになっている。

一番に狙われるのが馬か御者の人だから、安全性を高めた作りになっているのだから。

サイドや後ろは結晶画面や鏡を使っている、現代の車から発想をもらっている。

そして、その頃中に入ったアリシアさんはと言うと・・・。


「なんでこんなすごいスペースしてるのですか!?」


「空間圧縮魔法を利用した馬車ですよ、ある意味アイテムボックスと同じ原理?」


「こんなの王族しか使えませんよ!」


「問題ないです、自分で出したお金ですから」


「そういう問題じゃなーいーよー!!」


彼女の常識が音を立てて崩れていた瞬間だった。




つづく

SSO劇場「ルンと白竜物語(黒竜もいるのじゃ~)」

(ただいま連合先行隊上空1万メートル、光学迷彩ステルス発動中)

白「ミャ~~ン」

ル「動き出したのですね?」

白「ミャ!」

黒「うむ、馬車が動き出したからもうすぐ発進じゃな」

ル「そうですね、黒ちゃんは問題なく使えてるみたいですね?」

黒「ワシも「ホーム」出身じゃ。これくらい出来て当然じゃ」

ル「マスターの船はどこか超文明みたいなのが多いですから・・・」

黒「趣味で作ったとか、とあるアニメをもじったとか言うのが多いからの~」

白「ミャ~ン?」

ル「白ちゃんはあまり知らないものね、大したことじゃないから」

白「ミャ~・・・ミャミャ!」

黒「おや、動き出したみたいじゃの」

ル「それじゃ~おいかけますよ」

白・黒「ミャ~~~!(おーなのじゃ!)」

(雲烏が行く何処までも・・・副長をルンに設定したため一定の行動ならセフィー無しでも動かす事が可能になる。だが、この副長権限のせいでこの後大変な事になる。チャンチャン」


では、次回も~ドロロン・パ!!

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