第108話 「ああ、可能性としてな・・・」
どうも~月影ミケ乱デス!
出かける前に更新できて良かった(ーー;
では、つづきをどうぞ~
迅速な情報収集ができる「狩人」の情報によれば、王国方面の違法奴隷商人の活動は下火になっていた。
戦争の影響で警戒が高まっているのもあり、下手な行動が出来ないで居るからだ。
特に国境での行動は制限がされ、帝国側へと流れる物資は厳重にチェックされていた。
闇ルートすらチェックが厳しい最近では、帝国へ奴隷を連れて行く事も困難になっている。
「「狩人」の調査も入りました、今の所怪しい所はほぼ壊滅状態です」
「って言うことは今回は連合が狙われたと?」
「いえ、連合に入ってる「狩人」達から帝国に向かう者は少なかったと言う報告です」
「それでは帝国が原因ではないのですか?」
「そうなるな」
アーネスッテに答えながら目玉焼きをぱくっと食べていた。
一週間後の朝にシーリアンの報告を食事しながら聞いて居る。
さすがに全体の連絡や調査に時間がかかる、「狩人」の調査と連絡で王国も協力してくれた。
戦後で気が緩んでいないか、軍も貴族もふんどし締め直しを測った。
一部の貴族が被害にあったが、今回の事とは違った事件だったので問題にならなかった。
「気になるのは北側の方か?」
「はい、マスター。「雲烏」で調査した結果では北側の魔物が活性化しています」
「どの種類が一番活発だったかわかるかい?」
「現段階で一番活発だったのは「ベアー」系の魔物です」
「なるほど、って事は今回は・・・「怠惰」か・・・」
「「怠惰」って、なんですか?セフィー殿」
「簡単に言えば「グレンオーガ」と同じ、七つの大罪を称号に持つ悪魔だよ」
俺の発言で一部が静まる、俺とホーム出身は気にしないで食べている。
数分間、その場では食器や食べる音だけが支配していた。
「せっセフィー殿!あの「グレンオーガ」と同じのがでるのですか!?」
「最低でもBランク以上の戦いになりますよ!?」
「そうだな、下手をするとAランクの魔物かもしれないし・・・そこの付け合せ取って」
「はい、セフィー様」
驚きでアーネスッテが立ち上がりラクラが叫ぶ、俺は気にしないように食事を続けている。
この世界では、BランクやAランクの魔物を倒すのは普通なら不可能に近い。
下手をすれば軍を派遣して波状攻撃で倒すしかないからだ。
冒険者も最低でもBランク10名前後と50人のCランクがいて倒せる可能性が出るくらいだ。
他にも集まっている魔物を数人で戦うのは、無謀に等しいからだ。
だが、今回は連合の協力があるから問題にならない可能性もでる。
「今回は連合も動く、それなりに問題がないだろう」
「たしかに、今回の事で連合が動く可能性ありますが・・・」
「それに「怠惰」なら多分すぐに決着がつく。もしかすると一瞬で終わる可能性もある」
「本当ですか?」
「ああ、可能性としてな・・・」
SSO時代の「怠惰」は殆ど動かない、攻撃されても動かないからだ。
原因はわかっていなかった、ただ一つだけ注意がある。
絶対に近づいてはダメだって事だ、それだけで「怠惰」の攻略は簡単に終わる。
これは何度も行われた討伐経験からだ。だが、この世界で通用するかはわからない。
「わかりました、では私も微力ながら助力致します」
「うん、心配してくれるのは嬉しいよ」
「いえっ・・滅相もないです・・」
アーネスッテは顔真っ赤にしている、そんな顔も結構かわいいと思う。
だが、周りから少し不機嫌な空気が流れているのはご愛嬌かな。
「さて、連合の連絡はいつになるかな」
「会議は明日でしたね?」
「ああっ、そうだよ」
俺は明日、十老長会議に呼ばれている。
入った情報と俺への要求だろう、戦争での戦果で俺を使うつもりなんだろう。
冒険者を舐めるとどうなるか教えないと行けない。
明日の事を頭の隅へやって、今日と言う休日を楽しんだ。
つづく
SSO劇場「ルンと白竜物語」(黒竜もいるよ~)
ル「資料をまとめて置いて、明日の会議に出す書類を見繕っておかないと・・・」
黒「なんじゃ?忙しそうじゃの~」
白「ミャ~ン」
ル「忙しいのもあるわ。でも、これをやれば有利に運べるものよ」
白「ミャ~ミャミャミャ~ン」
ル「そうね、マスターの助けを助けるのも私の仕事なの」
黒「我も手伝おうかのう~」
白「ミャ~!」
ル「あ~触らないで~!?その書類はあとで必要なの~!そこインクを落とさない!」
(この後、白竜黒竜が下手に扱い書類の山を崩してしまった。もちろん、二人共仲良く説教をくらったのは言うまでもない。チャンチャン)
では、次回も~チャオ!




