第105話 「それってすごい事じゃないですか?」
どうも~月影ミケ乱デス!
最近は夜は寝てるのに眠くてたまりません。
たまに気を抜くとぐーっと寝てしまいます。
皆さんはそんな事ありませんか?
では、つづきをどうぞ~
「いや~訓練生が迷惑かけたね~」
「用向きを先に述べてなかった俺も悪いですが」
あの後、俺とシーリアンは応接間に通された。他の皆は訓練生と模擬戦やら見学をすることになっていた。
実際俺が戦う意思が無いのと、アイリス・ストックさんが俺のことを両親の子供だと分かったからだ。
父様の後輩で、レッドドラゴン退治の生き残りの一人だったとか。
生き残る事が一番の勝利という考えは、この戦いで学んだ事だろう。
「それにしても、先輩の子供だね~。訓練生を軽くあしらったのでしょ?」
「これでもBランクですから、経験もそれなりに」
「先の戦争の英雄と言われてるからね、こっちに戻った人達は貴方に感謝してたわよ」
あの戦争に参加していた獣人の殆どは奴隷だったので罪が軽く、軽い無賃労働をしてもらったら連合に送った。
重罪なのは連合で処分する事が多いが、殆どは村人だったのが多い。
連合に戻れた人はかなり多く、その時の戦いで助けてくれた人として俺の名前が多く知れ渡った。
「有名になりすぎるのも問題ですね・・・」
「あはははっ、それは私も同じ気持ちを味わったわ~」
有名人は下手な行動はできない、特に英雄と言われている人たちは行動までも制限されるからだ。
俺の場合は「雲烏」があるので、すぐに隠れて違う場所へと向かう事ができる。
「それでは両親からの手紙をお渡しします」
「はい、確かに受け取りました」
内容は確認していない、連合に行くと言った時に渡されたものだ。
魔法封印されているから、送った相手にしか封筒を開ける事が出来ない。
母様の魔法封印は強力なので、剣で切られても魔法で撃たれても原型を留めている。
高度な解呪系の魔法はプレイヤーくらいしか出回っていないし、かなり高いレベルが必要なので見つけても使えもしない。
話を戻すと今ストック師が読んでいるのは、俺が連合で行動しやすくするためのお願いが書かれているのだろう。
「なんとなく事情は分かったわ、セレアさんとアーティク先輩のお願いだからね」
「なんとなく内容は分かるんですけど、なんと書かれていたのです?」
「簡単に言えば、こっちでの君の行動をしやすくするための後ろ盾をしてくれと」
「それって大丈夫なのですか?」
「問題ないよ、ストック家は評議会にも顔が効くからね」
「え?」
「ストック家はドラゴン退治した後に十老長の後ろ盾をもっているのよ」
「それってすごい事じゃないですか?」
「それに、私の母方が獅子部族長とは親子関係なの」
「それは・・・すごいですね」
「お祖父様なら不正もしないから、みんな信頼してるのよ」
獅子部族長は不正を嫌い、平等に采配を下す事が多くある。
後ろ暗い奴らはすぐに調査や、尋問をする事で是非を決めている。
そのため、いつも命を狙われているから護衛もそれなりに実力者達がついている。
不正をするのは一部の排他部族くらいだろう、結構裏から手を回してきている。
ほとんどがトカゲの尻尾切りになっていたり、殺されていたりと証拠が出てきていない。
「そんなにすごい孫がどうして?」
「簡単に言えば獅子は千仭の谷に子供を落とすと同じです」
「脳筋な考えだね・・・」
「私達にしてみれば日常ですよ」
早ければ10歳の儀には外へと追いだす親も居る。人族の貴族とは違い自分たちで地位を築くからだ。
獣人の子供なら人族の普通より強い、中には飛び抜けて強い子も居るから問題になっていない。
ある程度は面倒はみるが、基本自分でケツをふけって言う考えだ。
「ところで、一つお願いがあるのだけど・・・」
「なにかあるのですね?」
「私が動くとちょっと厄介なの、だからお願いしたいの」
その仕事の内容を聞いた時、俺はすこし親のコネが面倒になるとは思わなかった。
つづく
SSO劇場「ルンと白竜物語」
(船内だけでは面白く無いと近くの森で狩りをしていた3匹)
白「ミャ~~~~~」
黒「そうじゃ!その調子じゃ!」
ル「サポート魔法「クイック」」
(いつの間にかついてきていた黒竜、「雲烏」の中は広いから入っても知られない事もある)
黒「白坊、トドメを刺すのじゃ」
白「ミャ~~~~~」
(細い光ラインが白竜の口からはき出される、白竜の「閃光のブレス」だ。
敵を倒してアイテムバッグに入れておくルン)
ル「最近はブレスも安定してきましたね」
白「ミャ~~~ン」
黒「まだまだ、ガキンチョだけどな」
白「ミャ~~!!」
黒「ふはははっ!私を倒せるくらい頑張るじゃな」
ル「こら、二人共仲良くしなさい」
(この日、遠目に白く光る閃光が森から天に何度も突き抜けた現象を目撃した。新たな魔物の出現と思い、獣人たちは警戒を強化したと言う。チャンチャン。)




