第104話 「俺は燃えるより萎えるよ・・・」
どうも~月影ミケ乱デス!
最近はドタバタしているのが多いです。
もしかするとちょっと更新が遅れるかも・・・
では、つづきをどうぞ~。
結果から言えば訓練生達は相手にならなかった。
はっきり言えばレベルが違うからだ、訓練生は4~5くらいしかいない。
技を使うまでもなく、軽くいなすだけで終わった。
20人位をやり終えたあと、師範代クラスが出てきた。
「ふむ、さすがに訓練生では無理だったか!なら私が相手しよう!!」
「あの~俺はこんな事したくて来たわけではないのですが・・・」
「私は訓練生みたいに甘くはないぞ!」
「聞いてないや・・・」
師範代の一人らしく、赤髪に猫系獣人さんが前に出てくる。
普通の猫系獣人とは違い、体つきもゴツイししっぽの先に多く毛がある。
ライオン系の獣人さんだと推測される、しなやかな体つきじゃなく力で来るタイプだろう。
なんか嬉しそうにしっぽが揺れて、獲物をえた野獣の顔になっている。
「全力全開でいくぜ!!」
「面倒だな・・・」
対峙したら戦闘開始、「ストック流」は基本実戦方式を取り入れている。
奇襲不意打ちはもちろん、武器も使用許可されているほどだ。
卑怯とか言う奴はこの訓練所には居ない、どんな時も生き残るために修行しているからだ。
形式ばった騎士よりも、生き残る戦士を育てる。生きていればどうにでもなると言う言葉が訓練所の壁に書かれている。
目の前の獣人さんも結構やるほうだろう、実戦慣れしてる気配がする。
ちなみに俺を送ってくれた男の人は訓練生に俺の相手を頼んだ後、早々に奥へと引っ込んでいった。
その場に居た訓練生は今は気絶や動けない、他のも居たがさすがにレベルの差を感じているのだろう。
「どうした?かかって来いよ!」
「俺は戦いに来たわけじゃないんだけど?」
「そうか、なら俺から行くぞ!!」
獣人特有の力強く素早い攻撃が来た、身体能力は普通の人族より遥かに凌駕している。
だが、俺の前では大人と子供の差がある。たった20レベルが違うだけでも戦闘には大きいアドバンテージになるからだ。
拳が出てくるのもスローモーションで見るくらい、俺とこの獣人さんのレベル差がありすぎる。
攻撃の軌道を変え、拳を手の平で流し逸らして行く。
前のめりになって攻撃してくるので、蹴りの心配はないから素手だけで対応している。
外部から見たら俺の目の前で何故か空を切る拳だけ見えているだろう、俺の手の動きは最小限だから見えていない。
「すげ~なお前!俺も燃えてきたぞ!!!」
「いや、俺は燃えるより萎えるよ・・・」
さっきより激しく攻撃して来た、ラッシュになるのはいやだから寸断するために体ごと回して相手を素通りさせる。
片足を軸に回るから力も必要ない、時折足をかけて宙を舞ってもらう。
だが、さすがの猫系獣人だから空中で反転して綺麗に着地していた。
「なかなかやるな!」
「あんたもしつこい!」
さすがに何度も投げても襲って来るから、最後に一撃を入れる事にした。
投げ飛ばす瞬間に左ジャブで顎をかすめる、その後投げ飛ばした。
「くはははっ!まだまだ!・・・・!!?」
「数時間は立てませんよ、ちょっと揺らしましたから」
「まさかあの時の顎への衝撃か!?」
どうやら気がついたみたいだ、人なら顎をかすめるだけで脳を揺さぶり下半身が言う事を聞かなくなる。
それは獣人でも同じ、人の形をしているのだから弱点も似てくる。
獣人さんもさすがにどうされたかはわからない、だが顎への攻撃が原因だとわかったくらいだ。
さすがに観念したのかその場に座り込む、そして多いに笑い出す。
「くははははははははっ!!面白いぞ小僧!今回は俺の負けだ!!」
「そうですか、ではストック師に合わせてもらえますか?」
「くはははっ!大丈夫だ。もうすぐ来るぞ」
「え?」
「おぬしを送った男が呼びに行っている、ここで待たせるのも忍びないから歓迎の一種だ」
「歓迎の一種で戦闘訓練ってどんだけ戦闘狂なんだよ」
「ストック流の歓迎では珍しくないぞ」
ため息を吐いて、その場に座り込みそうになった。
心は「orz」な気分ですよ、用事だけを終わらせたかった。
「私に会いに来たのはあの少年ですか?」
「はい、師匠」
声を聞いた方向をみると、そこには短めにカットされた燃えるような赤い髪をした女性の獣人がいた。
犬系か狼系の耳と尻尾を携えて、堂々とした態度でいる。
服装も動き安い薄手の服装をしている、服装が薄いため女性らしいプロポーションが丸見えだ。
腰には短剣二本さしてあった、まるでこのまま戦闘でも始まるのではと思う装備だ。
「はじめまして、私がこの訓練所の長。「アイリス・ストック」だ!」
腕を組み堂々とした格好で自分の名前を言う、彼女が両親の仲間だった人だ。
つづく
SSO劇場「ルンと白竜物語」
(只今、ルンが白竜の体を手入をしている。成長したための鱗の生え変わりだからだ)
白「ミャ~」
ル「ん?どうしたの?」
白「ミャミャミャ?」
ル「連合はどんな所かって?」
白「ミャ~ン」
ル「そうね、色々な種族が部族単位で大きく一つの国を形成した所よ」
白「ミャ~?」
ル「獣人や亜人と言われる人たちが居るの、帝国や聖王国とかと迫害された人もいるわね」
白「ミャ?」
ル「そう言った人たちの受け皿みたいなのが連合なのよ。お陰で人口と土地だけは大陸では一二を争うほどよ」
白「ミャ~ミャ~」
ル「ま~帝国や聖王国は今でも獣人に厳しいから私達も気をつけないとね」
白「ミャ~・・・」
ル「マスターが守ってくれるわ」
白「ミャ~~~!!」
ル「こら、暴れないの!今度やったらオヤツ抜きよ」
白「ミュ~~」
(その後大人しく手入れをされた白竜であった、オヤツもしっかりと食べれたのでご機嫌だった。チャンチャン)




