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【間夜】
海の祈り
【間夜】静かな深海の雫 其処には彼女が祈りを捧げていた
そう 重ねる祈り 終身 彼女は素足を伸ばし奏でた
桜畑を背にする彼女は ゆらりと白ペールの裾を掴んだ ブランケット 花
包む
植物標本の中には 彼女の手稿が入れられている 青いレター 雲
遠くで聞こえる誰かのピアノは いつも帰りを待っていた フィルムの空 カメラ
太陽が伸びた
白い翡翠ペールブランケットは晴れた朝 物干し竿に海を背にして待ち続けた
靡くその白は そっと花を撫でて揺れる. 風が
孤独な白足 綺麗な重なりが 紐が解かれる
鐘が鳴る.




