【序終】
これはある男女の向き合いである。対話であり、別れ、空想、死別、出会いを、夢の続きのように。
それを描いた詩篇集である。どこから読んでもそれはあなたの物語となる。
全ての空白、余白、かっこ、点と点は私の自己表現である。
どうか長い夢のひと時を。ふたりの旅をどうか。
※この作品は私の芸術表現を「文字」に置き換えたらどうなるのか、という試みで生まれたものです。
これは、私にとっての芸術作品です。
【序終】死ぬるように、枯れたての木の幹は、私を見つめてこう言った
「いってらっしゃい、ロールイズ.」
この葉は感謝の言葉である。
全ての残火の急降下が私の全てをのみこみ始めた。
やがて失ったものは消えることはなくなり またあの木が語りかけてきた。
「ゆっくりと、静かに過ごしましょう それを決めるのはあなたではない。
命は等しく尊重される。
全ての種の光は同じ線へ辿って行き、均等を背にして轟轟と炎える。」
『「さよなら」とあなたは言ったのでしょう。
では、あなたは私にそう語りかけなさい』
生前、蓄音機の記録から
延々と続く花束は、直線上につづき
ロールイズの手向けとして
捧げられていた.




