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ロールイズ.  作者: 田中 剣
劇場
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1/3

【序終】

これはある男女の向き合いである。対話であり、別れ、空想、死別、出会いを、夢の続きのように。

それを描いた詩篇集である。どこから読んでもそれはあなたの物語となる。

全ての空白、余白、かっこ、点と点は私の自己表現である。

どうか長い夢のひと時を。ふたりの旅をどうか。


※この作品は私の芸術表現を「文字」に置き換えたらどうなるのか、という試みで生まれたものです。

これは、私にとっての芸術作品です。

【序終】死ぬるように、枯れたての木の幹は、私を見つめてこう言った

            「いってらっしゃい、ロールイズ.」

                        この葉は感謝の言葉である。

    全ての残火の急降下が私の全てをのみこみ始めた。

    やがて失ったものは消えることはなくなり またあの木が語りかけてきた。

    「ゆっくりと、静かに過ごしましょう それを決めるのはあなたではない。

               命は等しく尊重される。

    全ての種の光は同じ線へ辿って行き、均等を背にして轟轟と炎える。」

    

    『「さよなら」とあなたは言ったのでしょう。

                  では、あなたは私にそう語りかけなさい』

 生前、蓄音機の記録から


    延々と続く花束は、直線上につづき

               ロールイズの手向けとして

                         捧げられていた.


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