6月22日 紆余曲折
先日紹介した矢久の恋愛小説『あの空に繋がるまで』。
全二巻構成で、二巻目を出してみたら、出品後数日たっても販売が開始されない。「Amazonはクリスマス休暇か?」と夏至の最中に思っていたら、メールにお達しが来ていた。
>審査の結果、お客様の本に他の出版者が権利を持つコンテンツが本文や表紙に含まれていることが判明しました。
なぬ!?……って思うわけじゃん。
これはつまり、俺と同じ作品が、先にAmazonに出回っていることになる。
いや、言っておくが、『あの空に繋がるまで』はもう十年以上前になるものの、確かに俺、矢久勝基の描いたオリジナル作品である。
ただ、その作品は『小説家になろう』『カクヨム』で、期間限定ではあるが何度か公開されていた。
もしや、それを誰かが流用して先にAmazonに出品したのか!?
……と、疑える暗雲が立ち込めているじゃないですか……。
ただ、いろいろ調べた結果、
『自分の著作物のパクリだと思われてる』
ということが判明。つまり、二巻構成の一巻と二巻が同じもの判定され、二巻を『パクリだ』と……。
とりあえず『あの空に繋がるまで』は、話の特性上一巻目の内容を踏襲しながら二巻目が展開していく形をとっている。
そうするとキーワード的に同じ文言が並ぶことがあり、それが引っ掛かったのか……
もしくは、題名がまずすぎたのかもしれない。
二巻構成のこの作品、一巻目のタイトルは
『あの空に繋がるまで 小説:『あの空に繋がるまで』 』
そして二巻目のタイトルが
『あの空に繋がるまで 現実:『あの空に繋がるまで』 』
である。
しかも、表紙に一巻、二巻と書いてない。(ただのミス)
……こりゃ、見分けがつかなくても仕方ない!!(←馬鹿)
とりあえず、『申し立てがなければ出版中止にします』と言われ、とにかく事情を説明したら納得してくれたらしい。最終的には無事、第二巻を発売することができた。
しかしこの申し立てが通ったということはつまり、『一巻目が二巻目の出品を阻害した』ということになる。
Amazonがパクリ対策を頑張ってくれてるんだなと思う一方、自爆だとしたら、それで三日間くらいひやひやしていた。全く困ったものだ。
しかしなににせよ、矢久作品のパクリが出回っていなかったことが何よりだった。
自意識過剰かもしれないけど、自作品は自作品だ。誰にもとられたくはない。




