3月29日 『武州名物新鮮組!』のCM
さて、百噺の三十九話目も描けたことだし、kindleに出品した作品紹介でもするかね。
第二弾として発表したのは『武州名物新鮮組!』という作品となる。
新鮮組とか書いてあるが、お察しのいい千人中九九九人は、この物語の歴史背景や登場人物がだいたいわかるはず。
……そう、『新撰組』である。なぜこの作品をkindleの第二弾に選んだかっていえば、そりゃ、『新撰組』だから。(笑)
仮に『~メルピアットより愛をこめて~』がいくら面白いといっても、所詮は知名度0なわけですよ。メィファとかメルビルとか言われたって、「誰?」なわけなんです。
そこへ行くと、土方先生、沖田先生という時点でフルネームが思い浮かぶ人は数多いる。もうこれだけでアドバンテージとなるわけだ。
昭和の骨董作品をリニューアルして現代に送り出すのも同じ心理だと思う。その作品がどうでも、まず『その作品はどこかで聞いたことがある』というアドバンテージがあるのだ。
ということで、『新撰組』の名を冠した作品を出せば、どこぞの異世界を引っ張ってくるより注目が集まるかなと思い、第二弾に選んだわけです、が……
ま、結果は同じなんだがな!
概要は、『新撰組』ができた日に、『しんせんぐみ』という音だけを聞いて勘違いした土方先生がうどん屋『新鮮組』を作ってしまうという話だ。
そんなの聞くと、『なんじゃそのイロモノ作品は』と思うかもしれないが、歴史自体は史実通りに進んでいく。
池田屋があって、禁門の変があって、坂本龍馬の暗殺があって、戊辰戦争がある。
新撰組も関わったこれらの重大事に、土方先生と彼のうどんはどう関わったかというのがテーマで、そのテーマに対する説得力を追求することを重要事項として置いたので、わりとリアルを感じるはずだ。
まぁトンデモ……な表現もあるのは、百噺を見ていても分かるかもしれないが、しかし、全体を見渡せば、
「コノヒトは本当にうどんを打っていたかもしれない……」
という思いをよぎらす自信はわりとある。
まぁ……歴史の自粛警察みたいな人間は受け付けないだろうけど。
新撰組モノなので、殺陣のシーンもふんだんにあり、矢久はなんせ有名な殺陣集団にもいたことがあるんで、その表現力には自信がある。
土方先生は単なるイロモノではなく、ちゃんとかっこよく描かれているし、その活躍は新撰組フリークでも納得できる出来に仕上がっているはずだ。きっと感動もできるはず。
あと、ラストの伏線が現代にもつながっているのだが、物語自体はあくまでフィクションだし、了承を得て描いてるわけではないので、なんとなーくニヤけてくれる人がいいなと思ったりする。(ネタバレになるので細かく言えない)
というか、本当は社長に会って読んでみてもらいたいわ。(何の社長だ……(笑))
全四部、完結まで行くと三十六万文字という、矢久作品一長いシリーズ作品であり、kindleでも全十巻に分冊してある。
ちなみに、『講談社ラノベ賞』みたいなので二次審査までいったのかな……当時は第一部しかなかったのだが、そこでもらった寸評が
『超絶うまいが、ラノベじゃない』
という評価だった。盛ってないよ?
……それを、戊辰戦争の終結から、その後までを描いたものだ。
そんな『うどん処新鮮組』。
日の目を見る日はくるかな……?
『武州名物新鮮組!』
https://www.amazon.co.jp/dp/B0GQ66C49F




