イカみたいなタコ
なんとか妄想でリアを連れてくることに成功した。
そしてリアとレイドとのお別れが近付いてきた。
「兄さん、くれぐれも無茶しないでね。」
「旅が面白いからって帰ってこないのなしだからね。」
リアとレイドはザングに言った。
「わかってるよ。少し隣の島を見てくるだけだから。行ってくる‼」
ザングの言葉に船は動き沖から2人は手を振っていた。
俺たちも手を振り2人を眺めていた。
だんだん2人が見えなくなってみんなで舟の中へ入ろうとしたときいきなり大きな波が来て舟がもの凄い勢いで揺れた。
すると体の軽いキャッティが舟から投げ飛ばされそうになった。
ソードは手を伸ばしなんとかキャッティを引っ張って自分のところへ寄せることが出来た。
「ソードくん...ありがとう。」
キャッティはソードの服をギュっと握った。
揺れが収まらず今度はヒィユが滑り落ちた。
「ヒィユーーーー‼‼‼」
俺が助けようとしたらヒィユは妄想のコインを使い魔法少女になりホウキを出して空に飛んだ。
すると波の揺れが収まり安心しているとヒィユが叫んだ。
「大きなイカみたいなタコがいる。」
俺たちは舟の底を覗いてみた。
するとそのイカみたいなタコが水面から出てきたのだ。
舟に乗っている乗客がパニックになり舟の中に入っていった。
「コリンちゃん‼」
「はーい。久しぶりの登場だよ。」
「コリンちゃんあのイカみたいなタコに近付いてきて分析して。」
コリンは任せて♪と言いイカみたいなタコに近付いた。
そしてリィムの頭の中に情報を映した。
「弱点がわかったわ。火よ‼」
リィムの言葉に俺はそれ普通じゃね?と思ってしまった。
「とりあえず飯だめしだ‼炙って食べようぜ。」
ザングが言うと
「なっ‼ザングに先を越されてたまるか‼」
ソードもイカみたいなタコに向かって剣を出した。
「ロスト‼ご飯の時間だって‼」
俺はロストを呼んだ。
するとロストが出て来て
「違うじゃんか。戦いじゃん。」
!?
俺はロストの方を見て驚いた。
ロストが本当のたぬきのようにまん丸だったからだ。
俺はロストの変わりように驚いて一緒に戦おうと言おうとしていたことを忘れてしまった。
するとイカみたいなタコが足を舟に向かって降ろしてきた。
よく見るとそこには逃げ遅れた子供が。
「危ない‼」
俺が助けようとしたらリィムが先に妄想を使って瞬間移動して子供を助けてあげた。
「ここは危ないわ。早く中へ入ってね。」
リィムが言うと子供はありがとうと言い中へ入っていった。
「リレイザグレイ。」
ソードは剣を振り降ろしイカみたいなタコの足を裂いて切った。
すると血が吹き出し足を1本自分で落とした。
「なんだと?使えなくなった足を自分で捨てた。なら‼」
今度はザングがトランプでまた1本の足を裂いた。
するとやはり自分で自分の足を捨てた。
「これなら1本いっぽん落としていけば攻撃されないかもね。」
キャッティが言い巨大なハサミを出してきてヒィユとリィムを呼んだ。
そしてキャッティはヒィユとリィムにゴニョゴニョと話すとキャッティをヒィユのホウキに乗せリィムは水の中でも溺れない妄想を使って海にヒィユとキャッティは潜った。
チョキチョキ
チョキチョキ
チョキチョキ
残りの足を全部切り落とした。
するとイカみたいなタコが海から出て来てクルクル回り全部の足が再生した。
「足を切ってもダメなのか。」
ソードが言った。
「やっぱり弱点の火ね。」
そう言うと俺はロストを放っておいて火の妄想を使った。
でも上手く出せなかった。
「仕方ない..。おいロスト‼お前太っても効果は変わらないか?」
「機械だから変わらないよ。」
俺はロストにコインを入れベルが揃いイカみたいなタコの上で爆発させた。
すると火がメラメラと出てイカみたいなタコは縮んでこんがりおいしい匂いを出しながら舟に落ちた。
「大きかったのにこんなに小さくなったな。」
ザングが拾い上げた。
「でも普通の大きさよりは大きいよ。」
ソードがザングから奪い言った。
ロストは食べたい食べたいと言ったが俺はダメだ!と言った。
「キャッティはいらないかな。」
「わたしも。」
「じゃあたしたちは食堂へ行きましょう‼」
って3人は中へ入って行った。
「これどうする?」
ソードが言うと
「いつかの食料のために取っておけば‼」
とザングが言うので俺は袋に入れ鞄にしまった。




