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海・水着・青春2

ヒィユが自分で買ってきた飲み物を一口飲んだ。


「エリクこそせっかく海に来たのに泳がないの?」


その言葉に俺はドキッとした。


実は小さい頃家族で海に来て父親に深いところまで浮き輪を使って連れていかれたことがあった。

父親は俺を引っ張ってどんどん沖から離れていきテトラポットを目指した。

すると高い波が俺たちの方へ来て俺は浮き輪から外れ溺れてしまった。

すぐに父親が助けてくれたからよかったがあんな怖い目にあったのでそれから海がダメになってしまった。


「それは...トラウマになるかもね。」


バカにされると思ったがヒィユは嫌なこと思い出させてしまってごめんなさいと謝ってくれた。

そんな顔をさせるつもりはなかったのにな。


「ヒィユは泳ぎ得意?」


「え?まぁそれなりに。」


俺は立ち上がりヒィユの方を向いて手を出した。


「せっかくだから泳ぎ方教えてよ‼」


俺が笑顔で言うとヒィユは俺の手を掴み笑顔ではいっと答えてくれた。


「ちゃんと手伸ばして。そうそう、足も太ももから動かして。上手いじゃない。」


ヒィユは俺の手を握りながら教えてくれた。

そして1回手を離してみるわねと言われ離された。

必死になってジャバシャバと泳いだ?が沈んでしまった。


「く...りく...エリク?大丈夫?」


目が覚めた俺は沖に運ばれていた。


「よかった...。もう心配したんだから。」


俺は起き上がり謝るとヒィユは抱き付いてきた。


「お兄ちゃんとザングとレイドが運んでくれたんだよ。」


俺は3人にお礼を言った。

そしてリィムが近付いてきて屈みリィムのポヨンポヨンが目の前に現れ俺の頬に手をやりなんともない?と話しかけてきた。

俺は顔が赤くなりながらも頷き


「ならそろそろ時間だし隣の島に行きましょう‼」


と言った。

ヒィユがほっぺを軽く膨らませ俺の顔を平手打ちした。


「痛ってー‼‼」


夕陽の中俺の声だけが響いていた。


その頃リアは寝ていて遠くに流されていた。

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