気お付けて行くんだぞ
朝になり俺は起きた。
広い城はどこへ行けばいいのかわからなかったがちょうど隣の部屋がリィムだったので扉を叩いた。
トントン
「おはよう‼リィム起きてるか?」
中からはーい‼ちょっと待って。との声が聞こえしばらくしてから扉が開いた。
まだパジャマ姿のリィムはとても可愛く見とれてしまった。
「どうしたの?そんなところにいないで中に入って。」
リィムの声に俺は正気に戻り昨日寝る前に考えていたことを話した。
「そうね、その紙を持って1回ロード兄弟のところへ行きましょう。」
リィムはそう言い着替えるから先にみんなのところへ行っててと言われ外に出された。
「あっ...。みんなのところってどこだ?」
俺がリィムの部屋の外に出て扉の前に立っているとそこへヒィユとキャッティが来た。
「エリクさーん。おはよう‼」
キャッティが言った。
俺も2人に挨拶をしたがヒィユは答えてくれなかった。
「ちょっとヒィユ‼無視かよ。」
俺の言葉にヒィユは反応した。
「何朝から女の子の部屋に入ってるのよ。きもー‼」
ふんっとして先にスタスタ歩いていってしまった。
「エリクさんも隅に置けない人ですね♪うふふ」
と言い待ってーヒィユちゃんと言い追いかけていった。
俺はどういう意味だ?と思いながら2人の向かった方向へ歩いて行った。
ふと外を見るとソードと王様がいた。
「何してるんだろう?」
俺は外に出て2人を見ると剣の練習をしていた。
「いいか、ここをもっとこう握って。」
「こうか?」
「そうそう。そんな感じに。あっエリクさんおはよう。よく眠れたかな?」
俺に気付いた王様は挨拶してくれた。
俺も2人に挨拶をして近付いた。
「なんだよ。いたなら早く話しかけろよ。」
ソードは恥ずかしそうに言った。
そして王様は今日はここまでと言いよし朝食を食べに行こうと言った。
「たくさん食べてね。キャッティちゃんも遠慮しなくていいからね。」
と王女様は言った。
王女様はキャッティのことを凄く可愛がった。
キャッティもそんな王女様に甘えてた。
「キャッティちゃん本当に可愛いわ。さすがキャメリちゃんの子供ね。」
「ちょっと‼ヒヤミー、キャッティは俺の子でもあるんだぜ。ハッハッハー」
キャドさんの言葉に王女様はそうねそうねと軽く言いキャッティをぎゅーっとしてた。
「ヒヤミー、それだとキャッティちゃん朝食食べれないじゃないか。アハハ」
俺たちはその様子を見て和やかになった。
こんな穏やかな生活がずっとみんなが出来るようにまずは男のこと早く調べないとなと思った。
朝食も済み俺たちは出掛ける準備をした。
「父さん、母さん俺たちまた行くよ‼」
ソードが言った。
「お父様、お母様行ってきます。」
ヒィユが言った。
「気お付けて行くんだぞ。実はその剣キャドが作ってくれて俺にくれたやつなんだ。だからお前ももっと剣を使いこなして強くなれよ。その剣は最強だからな。」
「ヒィユ、あなたはお母様たちの大切な子供よ。だからまた必ず帰って来てちょうだいね。そしてキャッティちゃんたちもまた来てね。」
俺たちは2人にありがとうございますと言いお城をあとにした。
キャドさんも家に帰ると言い途中まで一緒に行った。
そしてキャドさんの家にもついてここでも挨拶をした。
「パパ...。」
久しぶりに逢えたキャドさんにキャッティは少し悲しそうな顔をした。
「キャッティ?ありがとうな。ママの願いを叶えてくれて。」
「それはソードさんたちが。」
キャッティが言いかけたときキャドさんが言った。
「お前も充分いろいろしてくれた。俺だけだったら何も出来なかった。少し離れただけなのに成長したな。また離れるけどお前の帰る場所はお前が作ったこの場所にあるから。」
そう言いキャッティを抱き締めた。
みんなも気お付けて。キャッティのこともよろしくと言われ俺たちは頭を下げてレイクエムをあとにした。




