オートエスカとレクイエム 2
しばらく歩くと小屋が見えてきた。
そしてなんとそこには見たことある顔が。
「ら、ラビナさん?それにそのエルフ赤ちゃん‼」
俺たちはラビナさんに近付いた。
「あなたたち久しぶりね。」
何事もなかったかのように笑顔で話しかけてくれた。
そうか、リプレイのお陰で二人は生き返ったのか。
俺は良かったと安心した。
「エルフの赤ちゃんのお母さんがいないから育てることにしたのよ。」
ラビナさんが言った。
するとエルフの赤ちゃんも笑った。
キャッキャ
キャッキャ
俺たちは赤ちゃんのほっぺをツンツンしていたら誰かが小屋から出てきた。
するとラビナさんは後ろを指差しキャッティちゃん♪と言った。
指差しを指した方にいたのはキャドさんだった。
キャッティは喜んで叫んだ。
「パーパー‼久しぶりーー。」
「あれ?キャッティ‼‼おぉー‼会いに来たのか。嬉しいぞ。みんなも。...?ソディア...?それにヒヤミーも‼」
ソディアにヒヤミー?
俺はなんのことかわからなかった。
でもすぐにわかることになる。
「まさかキャッティさんの父親がキャドだったなんてな。」
王様が言った。
「キャドさんお久しぶりですね。」
王女様も言った。
まさかとは思うが。俺はソードに聞いてみた。
「あぁー。そうだよ。それ父さんと母さんの名前。あら?言ってなかったっけか?ハッハッハー。」
ソードが笑った。
「でもまさか父さんと母さんがキャドさんと知り合いだったなんて。なら話しは早いよな。」
この人たちをオートエスカに住まわせてほしいとソードは言った。
「それは難しい。」
王様は言った。
「なんでだよ。キャドさんと知り合いなんだろ?どうして...。」
ソードは王様と王女様の方を見て言った。
王様と王女様はソードを見ずに話してくれた。
「昔オートエスカとレクイエムは仲がよかったのは知ってるか?」
ソードは頷いて聞いた。
昔オートエスカとレクイエムはとても仲が良かった。
そして王様とキャドさんはなんと昔一緒に旅をしていた。
旅をしている最中に王女様とキャメリさんも旅をしていて出会った。
「そこから4人で一緒にいるようになったんですね。」
リィムが言うと王様と王女様、キャドさんは頷いた。
王様たちは一緒にいるにつれて恋に落ちそれぞれ結婚して子供がそう、ソードとヒィユが産まれた。
お互い結婚したこともあり王様たちは旅をやめそれぞれ違うところで住むようになった。
それでもたまに逢っていた。
「まだここまでは普通に仲よかったのにどうして?」
ヒィユが聞く。
そしてまた王様は話し出した。
キャメリさんにも子供を授かってお祝いをしようとレクイエムへ向かっている最中に一人の男に出会った。
そいつは1枚の紙を王様に渡した。
「紙?それどんな紙だったの?」
ヒィユが聞いた。
するとキャドさんも
「俺だってソディアが来るって言ったのになかなか来なくて外に出て待ってたら知らない男に逢って紙もらったぜ?」
「え?パパももらったの?」
キャッティが言うと今度はキャドさんが話し出した。




