ロード兄弟
「エリクーーー‼リィムーーー‼」
ソードは叫び手を振ってきた。
「お前たち無事だったか。」
ザングも言った。
「俺たち確か死んだはずだったのに...。エリクかリィムが妄想で俺たちを生き返してくれたのか?」
「あたしではないわ。それに妄想で生き返すことは出来ないはず。」
リィムは不思議そうに言った。
「人を生き返す妄想をしたんじゃない。リプレイ。もう一度、やり直し。つまり死ぬ前に戻ったんだ。」
それは時間をやり直す方法と人物だけをやり直す方法。
区別して発動するやり方はわからないが今回は時間ではなく人物だけをリプレイしたからソードもザングも生き返すことが出来たのだ。
「おーい。みんな‼」
ヒィユたちも俺たちの方へ向かって走ってきた。
「どこにいたんだよ。」
俺はヒィユに聞いた。
クリュームのもう少し奥の方にいて倒れてたらしいがなぜか急に元気になってこっちに来たら俺たちが見えたと言うわけだ。
「そういえばレイドは?」
リアが聞いた。
「エリクさん。倒したんですか?すごーい。」
キャッティが倒れているレイドを見て言った。
リアはレイドに近づき頬に手を当てた。
「よく見てなかったけどいつの間にか大きくなって...。レイド...。」
リアはレイドを見ながら涙を流した。
それを見たザングが何も言わずにリアの肩に手を置いた。
すると死んだと思っていたレイドの手が動いた。
「ザング。」
ソードが言うとレイドがゆっくりと目を開けた。
「ここは?」
レイドは起き上がり辺りを見渡した。
「これもしかして僕が?」
レイドはザングとリアに聞いた。
そして二人は見つめあいレイドの方を向いて頷いた。
「でもお前自分自身に操られていたんだ。」
「そうよ。でももう大丈夫だよね?」
二人の言葉にレイドは
「ごめんなさい。」
と言った。
そしてレイドは俺たちの方へ来た。
「えーっと?」
「エリクです。」
「エリクさん。今回はすみませんでした。」
俺は謝るのは俺ではないと言いリィムの方を向いた。
するとレイドは今度はリィムのところへ行き謝った。
「気にしないで‼もう終わったことだから。」
リィムは言った。
「なぁ?どうしてお前は人を操れるようになったんだ?そもそも本当は3人で街を良くしようとしていたんだよな?」
ソードが聞いた。
「あれは10年前...。」
と言いザングは話し出した。




