いざクリュームへ
「レイドはどこへ?」
俺はザングに聞いた。
「クリュームの森の奥に小さな廃墟の村があってたぶんそこにいると思う。」
今から普通に追っても間に合わないじゃないか。
俺は妄想を使って瞬間移動していいかリィムに聞いた。
「前はまだソード君とかに妄想使いって言ってなかったからあまり堂々と使うのはダメだったけど今は大丈夫よ‼」
と言われ俺はみんなを止めた。
「ちょっと待って‼」
「どうした?早く行かないと間に合わないぞ。」
ザングが俺に言う。
「これから妄想を使ってそこに瞬間移動して行く。レイドは今何しているかわからない。だからクリュームの守り神がいたお菓子の城に飛ぶ。」
みんなはわかったと言い俺は妄想を使った。
妄想通りの場所にたどり着き俺たちは目的地まで歩くことにした。
すると空が暗く灰色の雲がかかっていた。
「始まったわね。」
リアが言い俺たちは急いだ。
目的地につき上を見るとレイドが空に浮かんでいた。
「なんで浮いているんだ。」
ソードが言うと俺たちの方に気付いたレイドが叫んだ。
「もう君たちは何をしても遅い。これからここの場所みたいに他の街も壊すからね。」
そう言いレイドは手からビームを出してきた。
「どうしてあんな技を使えるんだよ。」
キャッティは驚いた。
「あれは妄想の力。あたしと守り神さんの力がレイドに奪われたのよ...。」
リィムが言った。
「ってことはリィムちゃん妄想使えないってこと?」
ヒィユが聞く。
「軽い力なら使えるけどいつも通りうまくは出来ないわ。」
リィムが言う。
そう話している間にもレイドはビームを打ち続けて森の木がどんどん燃やされている。
「あたしが火を消すからみんなはレイドを止めて‼」
リィムに言われヒィユはホウキにまたがり飛んでいった。
「わたしだって飛べるんだからね。」
レイドに近付き言った。
キャッティはなんと飛べる羽を二つ作っていてリアにひとつ渡した。
「あなたなんでも作れるのね。」
「キャッティはもの作りの天才なんだからね。」
キャッティが笑顔を見せリアに言い2人で飛んだ。
これで至近距離の戦いは3人になった。
俺とソード、ザング、リィムは遠距離から戦うことにした。
ヒィユがステッキでビームを出しレイドに向かって放った。
するとレイドもヒィユに向かってビームを放つ。
下から見ると二つの色がぶつかり合ってこれがリアルに見れるなんてと少し感動してしまった。
「キャッティはリボンでレイドの動きを止めるからリアは攻撃して。」
「あなたに指図されなくてもそうするわよー。」
キャッティがヒィユに集中しているレイドに向かってリボンを伸ばした。
するとレイドは気付いたのかヒィユのビームを避けキャッティに向けてビームを放った。
「キャーーっっ。」
キャッティは直接ビームを受け落ちていく。
それを見たリアはキャッティのところに素早く移動してキャッチしゆっくりと下に下ろしてあげた。
「あ、ありがとう。」
「あなたって本当にバカね、むちゃしないで。次は一緒に攻撃するよ。」
もう一度2人はレイドに近づくために飛んだ。




