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親子

次の朝俺たちはすぐに起き寝袋とテントを片付けた。もちろん焚き火も。


「今日こそリィムとヒィユに逢って2人を返してもらおう。」


ソードが言うとキャッティが守り神さんたちもねと言いソードはそうだった、そうだったと笑った。

そんなこんなで歩いていると人が歩いてきた。

よく見るとキャメリさんのお友達のラビナさんだった。

俺は話しかけようと返事をした。


「おーい。ラビナさーーん。」


でもラビナさんの様子が少しおかしい。


「エリクさんあれラビナさんだけどラビナさんじゃない。」


キャッティが言うと襲いかかってきた。


「ラビナさんどうして。」


俺が言った。


「おかしいよ。誰かに操られてるみたい。」


キャッティが言った。


「これだと戦えない。どうしたら。」


ソードも避けることしかできなかった。

ラビナさんの手には料理に使う包丁が握られていて下手に動けない。

キャッティは必死にラビナさんに話しかけた。


「ラビナさん、キャッティだよ。何があったの?もとに戻って‼」


キャッティの声は虚しくもラビナさんには届かずまたキャッティに向かって走ってきて包丁で刺そうとした。

キャッティはどうしていいか分からず呆然と立っていた。


「キャッティ。」


ソードはキャッティを突き飛ばし剣の鞘を使いラビナさんを突いた。


ドーン


するとみぞおちに入ったのかラビナさんが少しフラついた。

俺はそれを見てロストにコインを入れベルを揃えラビナさんをベルの中に捕らえた。


「2人ともありがとう。ラビナさんに何があったんだろう?」


キャッティが言った。

そしてツムリ教とレクイエムは飛ばそうとしていたが街の様子が気になったのでレクイエムへ寄ることにした。

街に近付いてきて行くとキャドさんが走ってきた。


「パーパー。」


キャッティがキャドさんを呼ぶ。

でも俺とソードはさっきのことがあったので気を付けろといいキャッティを守る感じで前に出た。


「みんな。無事だったか。もうレクイエムには近付かない方がいい。」


よかった。操られていない。普通で安心したがキャドさんの言葉でショックを受けた。


昨日知らない男がレクイエムに来たらしい。

すると次々とみんなの目付きが変わり殺し合いを始めた。

なんとか逃げ切り生きてる者はレクイエムから出て助かっている。

そしてキャドさんは他に生きている者がいないか助けて欲しい者はいないかを探しに来たときに遠くから俺たちが見えて来てくれたみたい。


「キャドさんひとりでなんて危なさ過ぎます。俺たちに任せてください。」


俺は言った。


「そうだよ。キャッティたちが見つけて安全なところに連れていくからパパ、無理はしないで。」


キャッティが言った。


「お前を危ないところへ行かせて俺はノウノウと安全な場所に行けってのか。」


キャドさんがキャッティに怒った。

娘を大切に思ってるからこそ言える言葉だがキャッティだってキャドさんのことを大切に思ってる。


「でもパパ?戦えるの?」


キャッティが心配そうに言った。


「誰だと思ってるんだ。キャッティのパパだぞ。」


それを聞いてキャッティは笑顔になりみんなでレクイエムへ行くことにした。


あと少しで着きそうってときにまた前から誰かが現れた。

なんとキャッティのお母さんのキャメリさんだった。

そしてキャメリさんの腕にはエルフの赤ちゃんが。


「キャメリ無事か。」


「マーマー。」


キャッティの家族が揃った。


「キャメリその赤ちゃんどうしたんだ?」


キャドさんがキャメリさんに聞いた。


「壊れた家の下敷きになって泣いていたの。だから慌てて助け出して今逃げ来てきたところ。たぶんこの子が最後だと思う。」


キャメリさんがそう言うとここも危ないからとひとまず離れることにした。

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