結晶
「なぁ、クリュさんさっきいた男って誰だかわかるか?」
俺はクリュさんに聞いた。
すると見たことあるような、でも思い出せない。思い出したら教えると言われた。
クリュさんとリュムさん以外の守り神はみんなリィムが連れてるからとても心配だった。
一番クリュームから近いカタリ村にまた寄った。
「じいさん。ここに変なやつ来なかったか?」
ソードはおじいちゃんの顔を見て言った。
「おぉー‼また来てくれたのかい。っておまえは相変わらずだな。」
「そんなことはどうでもいい。ここにリィム来なかったか?」
もう一度ソードはおじいちゃんに聞いた。
俺はおじいちゃんに今の状況を全部話すと見てないと言った。
「そうだ。これ渡し忘れたんじゃ。」
そう言いおじいちゃんは俺にキレイな石をくれた。
これは?と聞くと守り神が大切にしている結晶じゃと言った。
俺はありがとうと言うとおじいちゃんの友達とそのお孫さんがきた。
「あっお兄ちゃん、お姉ちゃん。久しぶり。」
お孫さんの回りを見ると見たことない子がたくさんいた。
「おじいちゃんこの子たちは?」
と聞くとみんなそれぞれの孫だったり孫の友達だったりとそんな日が立ってないのに人がこの村に増えたらしい。
俺たちはよかったと思った。
そしてまた今度ゆっくり寄りますと言いカタリ村を出た。
「守り神が大切にしている結晶ってもしかしてロードたちが欲しがってた大切なやつかな?」
キャッティが言った。
結晶をよく見てもただのキレイな石って感じでなんでこれがロードたちは欲しいんだろうと思った。
「とりあえず早く行かないとね。」
ヒィユが言った。
次に行くところはツムリ教。
しばらく歩いてるとツムリ教の目の前でまた敵が現れた。
またあの男だった。
「さっき双子の守り神を連れていくの忘れてね。」
と言い男は俺たちに近付いた。
「リィムをどこにやった。早く返せ。」
ソードが言うと男は笑い
「安心しろ、まだ手は出していない。大切なやつだからな。」
と言った。
大切なやつだからな、とはどう言うことだ。と聞いたが何も答えてくれず男はクリュさんとリュムさんに両手を突き出し口元をニヤリとした。
するとクリュさんとリュムさんは男に近付いていった。
俺たちは全然状況が掴めずにいたがキャッティが行かないでと言った。
「クリュさん、リュムさん待ってくれ。」
俺もキャッティに続いて叫んだ。
するとヒィユが様子がおかしいと言い出した。
「もしかしたら二人は操られてるのかも。」
と言った。
「じゃこのままだと二人は連れていかれちゃうじゃないか。」
ソードがそう言うと剣を出し男に向かって走った。
「おい、操るのはやめろーーー。」
剣を振り下ろそうとしたとき目の前にクリュさんとリュムさんがとっさにソードの前に出て来てソードはギリギリのところで剣を止めた。
「邪魔するなよ。早く元に戻ってくれ。俺たちは仲間じゃないか。」
ソードが必死に説得するが二人には全く届いてなかった。
そしてソードが油断している隙にクリュさんとリュムさんはソードに攻撃してきた。
元々守り神の戦闘能力は低いので楽勝に勝てるのだがソードは絶対剣を抜かなかった。
ハッ
ハッ
タッタッタ
バサッ
ソードは避けるのに精一杯で何も出来なかった。
「守り神。もっとヤれ‼」
男の声に守り神はソードを挟み撃ちにして潰そうとしていた。
そのときとっさにヒィユが瞬間移動のコインを使いソードを俺たちの場所に置いた。
ソードが離れたことがわかると男とクリュさん、リュムさんは去っていった。
それを見かねたヒィユがあたしに任せてと言いそのまま瞬間移動と消える妄想を使いヒィユまでもがいなくなってしまった。




