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減るコイン 増えるコイン

リィムから始まり守り神、そしてヒィユまでもがいなくなってしまった。

ソードは自分のせいでと責めてキャッティはリィムとヒィユがいなくなったことですごく落ち込んでいた。

そして俺も。

ヒィユに妄想のコインをあげなければ。

リィムを守れる妄想をもっと上手く使いこなしていれば。

守り神が元々狙われてることを知って起きながら守れなかったことを。

俺たちはしばらく動けないでいた。


「エリク。早くみんなのところに行こう。」


ロストが俺に話しかけた来た。


「そうだよ。ここにいても何も解決しない。みんなを助けることが今一番のやるべきことだよ。」


コリンが言った。

わかる。わかってるさ。

でももしまたあの男にあって俺たち3人で倒せるのか?

リィムたちを助けて無事に帰ることが出来るのか?

俺は不安でいっぱいになってしまった。

どうしたらどうしたらと考えても何も浮かんでこない。

リィムだったらどうする?

俺はポケットからコインを出し見つめた。

ふと気付いたが俺のコイン少なくなっていないか?


「なぁロスト?コインってやっぱり使うと減るのか?」


「それはそうだよ。だってそのコインのおかげでおまえは妄想を使えてるんだから。どんな妄想してもコインが減る。」


なんてことだ。俺はコインがなければ妄想出来ないのか。

なぜもっと早く気付かなかったんだ。

じゃ俺はもう少しで妄想を使えなくなる。

もうダメだ。

こんな状態じゃ...。

1度戻って会員カードにコイン換金してあるからそれを持って来れたらな。


ピカッピカ


「うわっっ」


なんだ?

敵の攻撃か?

男が来たのか?

俺は眩しすぎて目を瞑った。


「あっここは...。」


俺はトイレにいた。

まさか。

俺は走ってトイレから出た。

やっぱりそうだ。

これは当たってるときに戻ったんだ。

ここは現実世界。

帰ってきた。

すぐに席につき当たりが終わるまでコインをたくさん出した。

そしてカードの中にコインを入れまたトイレに戻った。


「よし、会員カードごと異世界に持っていけばまたとうぶんは戦える。」


そう言い次は戻れもどれと妄想した。


「あれ?戻らない?‼」


「戻れ、戻れ。」


今度は声に出して言ってみた。

でもやはり戻れない。


「異世界に飛べとべ。」


今度は叫んでみた。

すると用を足しに来た他のお客さんに変な目で見られとりあえず店から出ることにした。

なんでこっちに来るのは簡単なのに戻るのは難しいんだ?

家に向かう道を歩いてるとふと昔公園があった場所を思い出し寄ってみた。


「ここの公園いつ壊されたんだったかな?」


今はマンションが建っていて公園の欠片なんて全くない。

俺はマンションを見上げながらリィムのことを考えた。

俺これからどうしたらいい?リィム、俺妄想使いやっていけそうにないよ。

やっぱりラノベ主人公やアニメの勇者みたいになんかなれないんだ。


「帰ろう。」


そう思い歩き出そうとした瞬間ポケットからコインが落ちた。


「あれ?なんで?ズボン破けたかな?」


足元に落ちたコインを拾うとそれは50モルだった。

今度はヒィユのことを思い出した。

お前は何を考えてるんだ?

わたしに任せてなんて。

そう思いながら歩いていくと家が見えてきた。

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