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語り

「とても貴重な情報ありがとうございます。」


リィムは深々と頭を下げた。


「いやいや、こんなんで喜んでくれてよかったよ。君たちも妄想使いに逢えるといいね。」


おじいちゃんが言った。

そんなこんなで辺りは暗くなりまたおじいちゃんの家に泊まることにした。

そしてまたおじいちゃんの友達二人が来てみんなでお酒を飲みながら騒いだ。

俺は昨日のことがあったから飲まずに外の空気を吸いに家を出た。


「うふふ、エリク今日は飲まないの?」


リィムが笑いながらドアを空け外に出て俺に言ってきた。


「よっ、リィムも涼みに来たのか。ほら、俺飲むとみんなに迷惑かけちゃうかもしれないからさ。それに俺お酒かなり弱いのわかったし。」


「あたしも。たしなむ程度で十分かな。」


「今日のおじいちゃんの話、リィム聞いてどう思った?」


俺はリィムに聞いた。


「やっぱり一番古い村だけあっていい情報が手に入って嬉しいわ。おばあさん今どこにいるのかなー。」


「おばあちゃんを見付けられれば最初の妄想使いに逢えるかも知れないもんな。10年前一体どうしていきなり妄想使いは現れたんだろうな。謎が多すぎる。」


「でもひとつひとつわかってきてる。きっと旅をしていけばもっといろいろな情報や手掛かりが手に入るはずよ。だからこれからもよろしくね。」


リィムは俺の前に手を出して言った。


「あぁ。一緒に最初の妄想使いを探して絶対見つけよう。」


俺はリィムの手を握り言った。

その時家の中からバタバタする音が聞こえた。


「ここにいたんだね。リィムちゃんキャッティが寝ちゃったから布団まで運ぶの手伝ってー。」


ヒィユが言った。

わかったわ。といいリィムは部屋に戻っていった。

そして俺も肌寒くなったので部屋に戻った。


「おぉー。エリクお前どこにいたんだよ。」


気分の良さそうなソードが言ってきた。


「リィムと今日のことについて話してた。」


「いやー、びっくりしたよな。まさかじいさんが妄想使いを育てたなんて。じいさんとばあさんが喧嘩しなきゃもしかしたら今この村にいたかもしれなかったのにな。」


「でもさすがに10年も前なら妄想使いも家を出てるんじゃないかな。」


それもそうだなと言い今日は疲れたから寝ると言ってソードは寝た。

俺も横になり目を瞑った。



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