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3日目レクイエム 守り神

みんなが寝静まっても俺は眠れず起きてた。

するとリィムがまだ起きてるの?と話しかけてきた。

リィムこそ起きてたのかと言うと明日のことが気になってと言った。


「明日リィムの妄想が上手く行けばちゃんと逢えるしヒィユの力で守り神を回復させれば大丈夫だよ。」


俺はリィムの心配を少しでも和らげようと言った。


「そうだよね。頑張ってみる。」


リィムはそう言いじゃどうしてエリクは起きてるの?と聞いてきた。


「俺はあのザング・ロードってやつはなんなのか気になって。」


その言葉を聞いてリィムも同感してくれた。

また逢ったときは戦うのか。

俺は上手く妄想を使えるのかあれこれ考えてるうちに俺とリィムもいつの間にか寝ていて朝になってた。


「おーい、いつまで寝てるんだ、起きろー。」


ドッドさんがお越しに来た。

テーブルに着くとドッドさんとキャドさんは料理を並べててみんなで料理を頂いた。

さすが男の料理といった感じで肉系が多く俺は割りと好きだった。

でも女の子たちは朝から肉は少しキツいのかチビチビと食べてた。

食事も終わりこれから守り神がいる場合に向かう。


「場所は結構遠いんですか?」


俺はキャドさんに問いかけた。


「少し歩くがそこまで遠くもないぞ。」


そう言って黙々と歩き続けた。

街を抜け人通りの少ない小道を行き小さい橋を渡ったときに森が見えてきた。


「もう少しで着くぞ、みんな頑張れ。」


その一言でドキドキしながら歩いた。

しばらくすると洞窟が見えてきてそこに入るらしい。

入ると薄暗くキャドさんとドッドさんが持ってたライトを照らしながら行くとキャドさんが着いたと言った。


「何もないですね。」


ヒィユが言った。


「本当、ここに今いるんですか?」


リィムが言った。


「俺たちには何も見えないですね。ここに今いるなんて信じられませんね。」


ソードが困りながら笑って言った。


「やはり君たちにも見えないか。ちょうど今目の前に祠があるんだ。」


キャドさんは言いリィムが妄想を使うためキャドさんとドッドさんには少し離れてもらった。

神経を集中させたリィムが手をかざし唱えた。


声が小さくてよく聞こえなかったが唱え終わると突然凄い光りが辺りを照らし眩しすぎて目がしばらく開けれなかった。

眩しいほどの光りが少し収まると俺はゆっくりと目を開けた。

目の前には祠があり扉が開いた。

中から女の人が出てきた。

金髪のロングヘアーで真っ白い服を着ていて物凄く綺麗な人だった。

俺たちが守り神を見ていると話しかけてきた。


「そなたたち我を見れるのか?」


とても透き通った声で確かに俺たちの耳に声が届いた。


「すげー、俺にも見えたぞ。キャドが見ていた守り神ってこのお方か?」


ドッドさんが落ち着きながらも感動していた。

もちろんそれはドッドさんだけでなく俺たちも上手く行ったので安心と感動した。


「なぜ我が見えるようになったのだ?声が届くようになったのだ?」


守り神が困惑しているとリィムが全てを話した。

そしてどうして弱ってるのかを聞き元気にならせるためにしたと話した。

もちろんキャドさんとドッドさんはリィムが妄想使いってのは知らなかったから驚いたがすんなり受け入れていた。


「どうして力が弱まったのかは我も知らぬ。でも突然我の祠にやって来て大切な物を男に盗まれた。」


守り神の大切な物が何なのかそれは本人にもわからないらしくでもそれは守り神にとってとても大事な物らしい。


「とりあえずヒールするわ。」


ヒィユは治療をした。

よく考えればヒィユの力も妄想に似ている。

でも本人は妄想とは言ってないから魔法か何かなのか。そんなことを思ってるとヒールが終わった。


「とりあえず今出来ることはやったけどまだ完全ではないからていきてきにヒールをしないと...」


と言うとヒィユは倒れてしまった。


「大丈夫か?」


ソードがヒィユを支えて声をかけた。

すかさずキャッティが手を握り猫の力を借りてエネルギーを与えたら起き上がった。


「キャッティありがとう。」


ヒィユがキャッティにお礼をいいまた守り神に近づいた。


「大切な物を取られたまんまだといくらヒールしても切りがありません。なのでわたしと一緒にその大切な物を探す旅に出ませんか?いいよね?リィムちゃん。」


リィムだけでなく俺たち全員が驚いた。

旅に出るってことは守り神が不在と言うわけでここの街が余計に危ないんじゃないかと。


「守り神さん別にあなたがここにいなくても街は守れますよね?元に離れてる森にいるのに守れるってことは別にどこにいても守れるってことだと思うのですが。」


ヒィユが凄いことを言い出した。

確かにと思ったがいいのかと思った。


「あの守り神さんを連れていってもいいのでしょうか?」


リィムがキャドさんとドッドさんに聞いた。


「俺はそう言うのよくわからないからキャドが決めればいいんじゃないか?」


ドッドさんがキャドさんに託した。


「俺よりも守り神がどうしたいかだ。守り神が自分の大切な物を探すってなら俺はそうしろとしか言えないからな。」


腕を組ながらそう言った。


「俺たちも大切な物を探す手伝いをするから一緒に行こう。」


ソードが守り神にもう一度言った。

すると守り神が


「そなたたちに使えよう。」


そう言い守り神が突然小さくなりキーホルダーのようになった。

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