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2日目 レクイエム

日差しが部屋に入り俺は目を覚ました。

隣ではソードはまだ寝ていてそっと部屋を出た。

まだ当たりは静まり返っていて俺は少し早く起きたのかも知れない。

時間もあるし散歩しようと思い外を出るとリィムがいた。


「おはよう、リィム起きるの早いな。

俺も目覚めちゃって。これから散歩しようと思ってるんだけど一緒にどう?」


ひとりで散歩もいいが知らないところだから誰かと話ながらする方が楽しいに決まってる。

俺の誘いにリィムは答えてくれて少し離れた見晴らしのいい場所まで行こうってなった。


「本当ここはいいところね。旅を終わらしたらここに住みたいくらいよ。」


リィムは笑って言った。


「そうだな。まだ始まったばかりだけどな。旅が終わる頃にはここも人間がたくさん行き来する街になってるといいな。」


あたしたちでそう言う世界を作りましょうと言った。

俺はうなずき遠くを見つめる。

そのとき俺のお腹が鳴りリィムは笑った。

お腹すいたね。そろそろみんな起きるかもしれないから戻りましょうといい歩こうとした。

俺はふと思ったことがあった。


「なぁ?リィム。妄想で家を出したりワザを出したりするじゃん?どうしてリィムは食材を買うの?それも妄想で出せないの?」


妄想で出来ることはすべて妄想でしてしまえばいい。

俺はまだそこまで使いこなせてないがリィムなら出来ると思ったからだ。

そしたら毎回買わなくても済むし料理自体を妄想で出せば作らなくていいからと思った。


「あたしもそれ思ったことあるの。だから試してみた。料理を妄想してちゃんと出てきたのだけどそれは見た目だけ。味が無味なの。」


命関係は出せても形だけで食べ物なら味、人間なら考えたり話したりそう言うことが出来ないらしい。

俺はなるほどと思った。

妄想は最強かと思ったがそんなことはないんだな。

限度があるのかと初めて知った。

そんな話をしてたらキャメルさんの家に着いた。

キャメルさんは起きててご飯を作ってくれた。


「おはよう。出掛けてたのね。お帰りなさい。ご飯がもうすぐ出来るからみんな起こして一緒に食べましょう。」


そう言われみんなを起こしに行った。

みんなでイスに座り料理を囲む。


「いただきます。」


やはりリィムと一緒で日本の料理と似てる。

そして


「美味しい。」


朝から散歩して動いたからなのかバクバクと食べてしまった。

食べ終わりお茶を飲みながらみんなで話した。


「今日はどうする?もう少しここにいる?それとも新しい所に行く?」


ヒィユがリィムに言ってきた。


「まだここにいたいのだけど。情報をもう少しだけ欲しいの。だから今日は各自自由な時間ってことでどうかな?」


みんなは賛成した。

ヒィユとキャッティはよほど仲良くなったのかまた二人で遊びに行った。


「ソードは今日何するんだ?」


特にと言われ逆にエリクは何するのか聞かれた。

俺も特にとなりそれなら街を見て回ろうってことになった。

リィムはその間ひとりで情報を集めるらしい。


俺とソードは昨日案内された道をもう一度歩くことにした。


「本当ここの街広いな。迷子になりそうだよ。」


俺は笑いながら言った。


「確かにそうだな。」


そんな話をしながらうろちょろ歩いてるとリィムがハーフエルフと話してるのを見かけた。

二人で近付くと妄想のことについて聞き込みをしてたらしい。

そしてそのやり取りをソードは聞いてしまった。


「妄想使い?リィムはなぜそんなことを知っていて聞き込みをしているんだ?」


俺は「え?」っと思った。

ソードも妄想使いのこと知ってるのか?と思ったからだ。

俺はソードに聞いた。


「ソード妄想使いのこと知ってるの?なぜ?どこで?」


そんな俺の様子を見てお前も知ってるのか?と言う表情をした。


「昔の噂だよ。父さんから聞いたことあるんだ。でも昔だから今知ってる人がなかなかいなくてすこし少し驚いただけ。ってエリクも知ってるのか?」


俺はソード自体はそんな詳しく知らないのか、ってか噂話になってるのかと思った。


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