表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
100/104

初めての戦い

朝になって出掛ける準備が終わったあと王様は王女様の部屋に行き王女様たちも仕度が終わってたのでキズナたちの部屋に迎えに行った。


トントン


「キズナ、メグリ?起きてるか?入るよ。」


王様は扉を開けた。

すると中は誰もいなかった。

王様たちは部屋を探したがやはりいない。

急いで部屋を出てカウンターへ向かった。


「すみません。風神の部屋に泊まっていたキズナとメグリはもう出ていかれましたか?」


キャメリさんが聞くともう2人は出ていったと言われた。


「あっそう言えば預かったものがございます。」


それは手紙だった。




勝手に出てってすまない。

俺とメグリで話し合った結果やっぱりお前たちと旅できない。

メグリの人格もどんどん奪われてきて凶暴化している。そんなお前たちを危ない目に合わせたくない。

許してくれ。

俺たちで必ず元の場所に戻る方法を考える。

だから逢うことはないと思うがお前たちと出会えて旅出来てよかった。

それじゃお元気で。


キズナ、メグリより



王様が読み終わるとキャドさんが探そうと言った。

キャドさんの言葉に王様たちも賛成してキズナたちを探すことにした。

探し始めてから何日立っただろう?

旅をしながら探したが逢うことはなかった。

いろんな街に行き聞き込みもしたが誰も知らないと言う。


「もしかしたら帰れたのかもね。」


王女様が言う。

確かにここまで探しても見つからないと言うことはもう帰ったのかもしれない。

王様は安心したような少し寂しいような複雑な気持ちだった。

王様たちが森を歩いてふと横の木を見るとメグリに似ている人が通った。

キャドさんが一番最初に気付きみんなに伝えると追いかけた。


「あっいたぞ。こっちこっち。おーい、メグリ‼」


キャドさんが王様たちに居場所を教えメグリに聞こえる声で大きく叫んだ。

するとメグリが振り返った。


「メグリ...ちゃん?」


キャメリさんの顔が強ばった。


「誰?」


王様たちが知っているメグリとは明らかに違うメグリがゆっくりと近付いてくる。

見た目を一言で言うとゾンビそのものだった。

最初はゆっくり歩いてたのが少しづつペースをあげ走ってこっちに向かってきた。

そしてメグリは大きな口を開け王様に噛もうとしていた。


ダッダッダッダ


バーンっっ


誰かが王様を突き飛ばす。

危機一髪で噛まれずに済んだ。

突き飛ばされた方を見るとなんとキズナが立っていた。


「お前たちなぜここに?そんなことはいいや。逃げろ‼」


「なんで逃げなきゃ行けないんだよ‼一緒にメグリを助けるよ‼」


王様はキズナに言った。


「もうあのときのメグリじゃないんだ。危なすぎる。」


キズナが言うとそんなんお前もだろとキャドさんが答え旅で初めての戦いがこれから始まろうとしていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ