セーブ3.任務にて
毎週水曜日のどっかに投稿します。
ここは、平地。
自然豊かな平地。
大きな木や広い草原。
そして!俺は今!任務に来ている!初めての任務でとても浮かれている!
ー数十分前…
「任務の内容は、ですね!スライム退治です!最近増えてますんで…って……聞いてますか⁉︎」
「はっ、はい!」
やっべ。普通にセーブしていた…
セーブしようと思い、もとうとした瞬間…急に意識がなくなりそうになった!
「ちゃんと聞いててくださいね〜」
めんどくさそうにお兄さんが答える
「ちゃんと聞いときます〜」
あと、朝気づいたのだが、どうやら死んだ数を見れるらしい。
念のためだが…セーブしてから死んだ数を………1……
まぁ、いっか…
ということがあったが…きっと!スライムにでも襲われたんだろう!
っということがあった。
ウキウキで歩きながら
「初めてこういう短剣を持つ日が来るとは!ここから!勇者になって行くのか!」
「ユウシャ…?なにそれ…?」
と疑問そうにアリサが聞いてくるが…この世界に勇者という職業はないのか…?
「知らないのか?ヒーローみたいなものだよ!世界を救うね!」
「英雄のこと…?それなら知っているけど…」
英雄という言葉は、あるが…勇者という言葉は無いらしい。
「英雄なら、100年前にいなくなっているらしいですよ」
「そうなのか!?」
めっちゃRPGっぽいじゃん!昔英雄が魔王を倒して幕を閉じたと思ったら!再び魔王復活的なアレなのか!?
なんて思っていたら、スライムがうじゃうじゃ湧いてきた!
「きたぞ!?っていうか多いな!」
100は、いかないが…数えきれないほどのスライムがうじゃうじゃと湧いている。
「よっしゃ!オラアア‼︎」
切りかかるが、全然効かないようだ…
「クッ!くそぉ!」
全然効かないようだ。スライムって…こんな強いのか…?RPGだと経験値稼ぎとして戦っていたが…
「任せてください!」
頼りになりそうな声である!これは!期待できそう!
「サンダァァァァァァァァァァァァ‼︎」
声が響くと同時にスライムが焼け溶けていくのが見える
とてもすごい…!っと思てた…が…段々と電流が僕のところに近づいて…き…て……
「えぇ⁉︎⁉︎⁉︎」
そのまま、俺が感電してしまった。とてつもない痛みに思わず叫んでしまう。
「ああああああああああああああああッー」
そしてそのまま、丸焦げになってしまったが………
「ヒール‼︎‼︎」
その言葉と同時に回復して行く。さっき焦げて真っ黒になってしまった部分が綺麗に戻って行く
「すげえ!回復した!元気ピンピンだぜ!」
「ごめんなさい!私の『サンダー』なんですが、全体に攻撃してしまうらしく…」
っと必死に謝ってくる。まぁ、別に『ヒール』さえして貰えばいいし!
「全然いいよ!これから改善していこう!なんてったって!こn…」
グサッー
「「!?!?!?!?」」
セーブの事を伝えようとした瞬間俺の背中から何かが刺さり…お腹を貫き短刀の先が見え…血がドバドバと溢れ落ち…今までにない程の痛みに襲われる。
「うあああッー」
叫んでいると男性の声が後ろから聞こえてくる。
「おっと〜。あまり暴れると早死にしちゃうぜ」
「なん…なんだお前…」
「はっはっは!君は〜。何か不思議な力を持っているようでね〜。君を倒したら魔王からとてつもない報酬が貰えるんでね〜」
段々と意識が遠くなって行く…
「魔王を“様”を付けなかった事は…って…死んだか」
意識が落ち。暗くなっていって。
「任務の内容は、ですね!スライム退治です!最近増えてますんで…って……聞いてますか⁉︎」
「はっ、はい!」
やっべ!普通にセーブしてた…!
「ちゃんと聞いててくださいね〜」
あと、朝気づいたのだが、どうやら死んだ数を見れるらしい。
念のためだが…セーブしてから死んだ数を………50…!?
まじか…あっ。メールが来てる。
『あまり教えはしないが。メモしてた方がいいぞ。じゃあな』
そういえば…メモしてない…
「リュウノスケさーん?聞いてますか?ちゃんと聞いててください!」
「おっ、おう!」
そんなこんなでギルドを出てなんで死んだのかと考えていると…アリサが指をさす
「リュウノスケさん!あそこに行きたいです!」
「武器屋?そうだな!外で待っとくからな!」
外で待つことになった俺は、ゆったりと村を見渡していた。走り回る子供。「いらっしゃい!」っと気合の入った出店。そんな平和な村だなぁって思っていた。
世間話をしながら歩く人に何故か聞き耳を立ててしまった。
「聞いた〜?ここ最近。昼間に人気のない所で襲って引っ掻かれたような傷跡残して、『ジャック』っと残しトラウマを植え付けて去る。そんな怖い奴がこの街に潜んでるらしいよ…」
なんだそいつ…気味が悪い…
「それ知ってる〜‼︎”切り裂きジャック“って呼ばれてるらしいね」
-!?
聞いたことがある…ロンドンに現れた正体不明の殺人犯…異世界だぞ!そんな奴がこんな所にいるわけ…
「おっと〜。すまないねぇ。道を聞いてもいいか〜い?」
「あ、はい………!?」
歩きながら男性が話しかけてきたが…何か異常なほどの拒否感。なんでだろうか…関わってはいけない感じが伝わってくる。近づいてはいけない…血の気が引くほどの拒絶。
「どうしたんだい?何か…あったのかい…?俺の正体が……」
「あの!道聞きたいって言ってましたよね!一応最近来たんですが道案内できますよ!」
「そうか〜!ありがとよ青年!俺は”クリス“だ。ギルドの外に行きたいんだよ〜
スライムが大量発生と聞いてな〜」
どうやらクリスもスライム討伐に参加するらしい。この恐怖感はきっと慣れてくるでしょう!
「ただいま……?知り合いですか?」
「いやぁ…なんか…この人も参加するらしくてな!」
「これはこれは〜。お嬢さん。俺もスライム討伐に参加することになったんだよ〜よろしくね〜」
「よ、よろしくです!」
アリスが帰ってきたが、何故かクリスの様子を尋常じゃなく伺うが、何も言わなかったので何を考えているのだろうと思っていた。
そんなことがあり、俺らはギルドを出る。
自然豊かな平地。草むらが生い茂り、スライムが数十匹ほど現れていた。
「よっしゃ!スライムをー………」
「お〜っと。ここまで連れてきてくれてありがとさんよぉッ‼︎‼︎‼︎」
ーグサッ
その瞬間俺の背中から何かが刺さり…お腹を貫き短刀の先が見え…血がドバドバと溢れ落ち…今までにない程の痛みに襲われる。
「うあああッー」
「このスライム大量発生は、我がジャック様が!!したことだよ〜ん」
ジャック……!?あのジャックなのか!?
「貴様…騙してたのか…」
「そうだよ〜ん。では、改めまして!魔王幹部一階層監視担当。ジャック・ザ・リッパーである」
「き…さ…まが…」
「おーっと〜?動くと致命傷だぜ青年く〜ん」
今は、動いてはいけない…今動いたらまた繰り返す…どうするか…
悩んでいると…遠くから若い男の声が響く
「そこまでだ!」
「なんだ!?」
その声と同時に意識が遠くなり始めた。
また…。。し……
ぬ…。,。
の。、。。。。。ー
k。。
はっ…。!?
「俺は、殺されて…ってここはどこだ⁉︎」
気づくと白い空間にいた。空気がとても心地いい。見回すとポツンと一つのでかい扉がある。
「なんか、漫画とかで出てきそうな時の部屋的な感じなのか?って、なんか異常に体が軽い気がする‼︎」
立ってみるととても体が軽く、飛び跳ねたらどこまで飛んでいくかわからないくらい
だった。空気も美味しい!まるで綺麗な山頂のようだ!
「ここの扉はなんなんだ…?」
ガチャー
『今繰り返す。歯を食いしばり。噛み締めろ。』
・°°・・°°・。⬛︎⬜︎⬛︎⬛︎
扉を開けた。そうするとなんだか眩しい光に包まれて、気がつくと平地にいた。
「あれ…?なんか。夢でも見てたのか?」
そんな事を思っていると…
「スライムが近づいてくる⁉︎やばい…やばい!なんでだよおおお!体が自由に動かない!!」
そんな事をやっていると段々とスライムが近づいてきて、手前で止まる。
「と、止まった…!?ちょっ、、なんで手が勝手に!?やめろ‼︎いやだよ!いやだ!いや!」
ジュウウウウウウウウ!!!
「うああああああああああああああああああああああああああああー」
そのまま飲み込まれ、もがき始めた
「しにだくない!しにだ……。ぐ。、。。。。。」
「うああああああ…」
また気づくと平地である。
「なんなんだよ…なんで動かないんだよ!来んなぁ!くるんじゃない!やめ…」
何回死んだんだろうか。同じ事ばっかり。繰り返し繰り返し。死んで戻って死んで戻って。
時には、橋から転落。時には、魔物に遭遇し死亡。時には、ジャックに殺される。
死んで戻る。
死んで戻る。
死んで戻る。死んで戻る。死んで戻る。
死んで戻る。死んで戻る。死んで戻る。
死んで戻る。死んで戻る。死んで死んで死んで
死んで死んで死んで死んで死んで死んで死んで死んで
死んで死んで死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ
死んだ死んだ
死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ
死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ
死死死死死死死。
死死死死死死死死死ぬまで死ぬ死ぬ
死んでしまう死んでいる
死んでいた死んじゃって死んだ死んだ
死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ
死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ
死んだ死んだ死んだ死んだ
死んだ死んだ死んだ死んだ
しんだ。
『やぁ!リュウノスケ君!』
気がつくと。玉座に座る、若く髪が青く染まった少年と出会う。




