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RPGの世界にこんにちは!  作者: 寿司野猫


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4/4

セーブ4.始まりにこんにちは

毎週水曜日のどこかに投稿します。

俺は気がつくと、玉座に座る青髪の少年の前に座っていた。


「おぉおぉえぇぇぇ……」

今まで死んできた記憶が全て鮮明に描かれその気持ち悪さに嘔吐する。


『はは。いい顔だ。』

少年はニヤニヤしている…何なんだこいつは…


急に気持ち悪さがなくなり、驚いてしまう


「何…?これ…。?」


『我の能力さ。「人間の気分」「感情」など…全て操作することができる能力さ!』


「とんでもねぇ能力だな…ていうか…さっきのはなんだ…?」

能力に少し驚きつつも、問いかける。


『ここに来る代償さ。今まで死んだ分思い出すためにな!何回だっけ?まぁよくわからねえがよ〜ここに来るという事はな、お前が自ら望んだか、俺が呼び出したか、天空の塔に来たかだな!ここは天界さ!僕たちのね!』

頬杖をつきながら喋る。


「なるほど…今回は、お前に呼び出されたのか…?」

俺は、何も考えていない…ジャックにやられかけてた所だ…

『正解〜!ははは。自己紹介してなかったね?』


こいつは一体誰なんだよ…

『この世界の神を…』ーは?

『担当させて頂く。エストリアと申す。』

気のせいだろうか…?なんか聞いた事のある名前に…?知っている口調…


「今なんて…?」

『エストリアだが…?』

「それもだが…違うその前だよ‼︎」

リュウノスケは大声で叫ぶ。


「神だよ神!」


怒りで近くの騎士の剣を奪い、斬りかかろうとする

「ふざけんなぁぁ!このクソがk……!」

ーシャキン

へ!?


リュウノスケの顔の鼻部分から半分に頭が切られ血が多量に出てしまう。


だが…気づくと先ほど座っていた初期地に戻る。


「え?何が起こったんだ……?」


『あまり騒ぐなよ?』


半分に割れた顔も全て戻っている。なんか気持ち悪い…


『そもそも、お前を呼び出したのもな…お前が尋常じゃないくらい死んでる事だよ。まず、スライムの件。橋での件。ジャックの件といい。まぁ、その前の記憶がないのもあるが死にすぎやしないか…?』


っと否定されるが。仕方なくないか?だってセーブしていた初期値で必ず同じ事をするだろう…死んだ回数を見たとしたら…少しは行動変わるのか…?

いや待てよ…?

まず考えてみろ…?異世界転生といえば…くそっ!これだ!肝心な事を忘れていた!


「いやまずさ、神なんだから俺にチートとか魔剣とかすげぇ能力とか無かったわけ?もっと俺を強くしろよ!なぜ…こんなセーブ能力しかないんだよ!よくあるじゃん漫画とか,「俺が世界を守る!」とか、「これが俺の能力!?」とかさ、そもそも、勇者という設定がないしふざけんなよ!何が『RPG』だ!勇者なんていねぇでどうすりゃいいんだふざけんな‼︎普通だったらさ!もっと王城とかで「勇者リュウノスケよ。どうか魔王を」こういう展開かと思ったら?まさかの?一生死ぬ呪いにかかるわ、レベル1なのに魔王幹部に会うわ!なんだこれ!人生はクソゲーとか聞くけどよ!まさにこういう事なんだな‼︎って今理解したよ!」

尋常じゃないほどに喋ってしまった。


『よく喋るね。』

「当たり前だよ。」

『だって〜チート能力とかさ〜?つまんなくね〜?』


「は…?」

『最近の漫画とか、………ムシャ…ゲームとか…ムシャボリ…否定してる……ムシャムシャ……わけじゃないけど』

どこから出したかわからないポテチボリボリ食べながら喋るな。何こいつ…腹立つけどすぐ治る…こいつぅ…また感情操作かよ…

「全国のチート能力者さんに謝れ!!」


『まぁいいからさ。そういうの。お前に魔王を倒して欲しいわけ。』

「魔王か…そういうのだよ!」

俺は、目をキラキラさせる。魔王だぞ?俺に魔王討伐だって!?嬉しい嬉しすぎる!


『まぁ、といっても難しいからな。いくらセーブ能力とはいえお前の短剣じゃ無理難題すぎるな。っていうか昨夜お前…「これが俺の魔剣だぁ」とか「来い!ドラゴン!」とか…』

「おい!やめ、やめろおおおおおおおおおおおおおお!!」

リュウノスケは羞恥心で顔を真っ赤にしてしまう。


『ははっいじるのは、これくらいにしてな。お前は、まだ死んでない少々、気絶している』

「そうなのか!?」

『そこでだ!』

ゴクリ…魔剣か?能力か?それとも………

『今の記憶のまま目覚めさせよう!』

…。

「おい!それだけかよ!なんかないのかよ!」

図々しいのはわかっている…だが…ここで生き返ったとして死んでばかりだ。

『仕方ないだろ!』

「かえしてください」

『え…?』

「家に帰してください。また赤子から転生でもいいです。」

『・・・。』


少し間を置き。

『そうだな…』


おっと〜?これは!行けるんじゃないのか!?


「生まれ変わって…できれば…幼馴染がいて!朝起きたら「早く起きなさいよ!遅刻するわよ!」的な…そしたら…!「あんたバカァ?」とか…「別にあんたのこと…好きなんかじゃ…」」

『おい!そんなことできるわけないだろ!却下だ却下!』

「すみませんでしたあああああ!戻してくださいぃぃぃぃぃ‼︎」


少し、「かえしてください」という本音が漏れていい感じかと思っていたが俺が余計なことを口走ったせいで却下された…


『魔王を倒したら、現代に生まれ変わることも考えてやらん事はない。まずは!魔王を倒す事だな。』

「そうそう!それだよ!それ‼︎俺が望んでいたのはそういうのだ!」

これこそ俺が望んでいた『RPG』!最高すぎる!


『そういや。忘れてないか?10文字メモできるの。』

完全に忘れていた。

『使ってないようだし、前回のセーブから死ぬ前の記憶をほんの少しだけ見せる機能に変更しようか?これだったら別に文句はないだろ?』

「そうだな。だが、その機能は本当に困った時だけにしとくよ!ありがとよ」




ここからまた始まる。


『ま、記憶ありでまた転送させるとしようかね。まだ気絶状態だから。安心しろ!セーブも気絶してるところからにもしてやるよ。まだまだ、お前にはやって欲しいことがあるんだよ。ここからが始まりさ。』

床から魔法陣が現れる。おそらく、転送装置だろ。

「そうだ。ここからだ」


また始まる。そう始まりなのはここからなんだ!きっとこれが新しい一歩に繋がる。


『またな。あと、セーブの事は…絶対言うんじゃねぇぞ!』


「あぁ!言わないとくよ」


*・゜゜・*:.。..。.:*・'・*:.。. .。.:*・゜゜・*⬛︎⬜︎⬛︎⬜︎



「…さん…、…」


あ?


「…さん!!」


遠くから何か聞こえる…


「…リュ……スケ…ん!」


「リュウノスケさん!」

「ハッ‼︎」

「よかった!」

そして、目が覚める。


気づいたら…平地にいた。安心してるアリサに、横にいる…銀髪のIKEMENN⭐︎

え?…横に…ジャック……?

俺は、思い出した…天界であったこと。全て思い出してしまう……


「うっ…おえぇぇぇぇロロ…おぅぇぇぇぇぇぇ……。」

気持ち悪い。

「落ち着くんだ!リュウノスケ!もう大丈夫だ!」


ちがう。違うんだよ…


神の効果が切れたのか…くっそ…


落ち着け…落ち着くんだだ…今する事は………


「完全復活!パーフェクトぉぉぉぉぉ!リュウノスケ様のおかえりだ!」


「「「・・・。」」」


おっと…何ですか…みなさん…その目は…


IKEMENNが、冷めた目で見てくる。

「こういうキャラなのか…?」

アリサもドン引きで

「きっとこいつに乗っ取られたんですよ…」

ジャックが必死に否定する

「違うわあ!俺は〜?何もやてね〜よ〜!こいつだよ。」


「いや違くて…この状況は、どういう事ですか…?」


IKEMENNが、俺が気絶してからのことを話す。

「そうだな。」


ー「そこまでだ!」

ジャックに斬りかかる騎士。それにビビるジャック。

「何だと…騎士か。分かったよ〜。ヒール。」

リュウノスケを回復させるが気絶している。


「何の真似だ!人質か?」


「ちげぇよ。降参するよ」

リュウノスケの手を離し、降参し始める。


「降参?お前は、一体何人の人間を殺した…?魔王幹部ジャック・ザ・リッパー‼︎」

その問いかけにニヤニヤしながら。


「お前は、今まで食った虫の数を覚えているのか〜?」


「は…?」

騎士の動きが止まる。騎士は、混乱している。何を言った?ムシ?”虫“なのか“無視”なのかよくわからない。


「殺した事はねぇよ。だが、暇つぶしに魔物を1000体以上はさっき殺したがなぁ!!」

大声で発言するジャックにとある事件について問いかける


「お前が犯した。村人を切り付け、『ジャック』と名を書き、立ち去る。この事件はどうなんだ。」


「人殺した事なんかねぇよ。そもそも…こいつ殺すのが人間初めてだし〜?こいつ何らかの能力を持ってるし、いい報酬出るかな〜ってな」


「本当に殺人は犯してないのか?」


「俺、魔王嫌いなんだよ〜?そんな指示一度も聞いた事ないし〜?何なら俺監視担当だし!魔王城に来たら殺そうと思ったが案外誰も来なくてね、どんどん魔物が来た冒険者を殺していくばかりだ。

それにイラつき魔物を大量虐殺し追放されたんよ〜。ははっ面白いだろ〜?」


「えぇ……」

ジャックの行動に少し騎士はドン引きしてしまった。


ということがあったらしい。


「こ、こんな感じで…お前らのパーティーに加わるそうだが裏切るかもしれないから、君たちの護衛はしてやる!」


な、なるほど…ジャックが仲間か…え?魔王幹部が仲間?マオウカンブが?ナカマ?


「わ…かりました…」


「はぁ〜。裏切らねぇし〜?別に」

ジャックを無視し、騎士は自己紹介をし始めた。


「僕の名前がまだだったね!ジョルド・クリスティ・テイラーだ!ジョルドと呼んでも構わない!通りすがりの騎士さ!」


「よろしくだ。」

握手を交わす。

「お〜い何無視してんの〜?何いい感じになってんすか〜?」


ということで!ここから冒険が始まる!魔王幹部がメンバーに居るのは怖いが、まぁ慣れてくるでしょう!

そんなこんなで色々あったスライム討伐も無事に終了!

       

             【スライム討伐】{解決}


ーギルド

「では!こちらが今回の報酬です!」

受付のお兄さんから2万バリカの報酬と経験値を貰った。


「やった!ありがとうございます!」

こんなにもらえると知らず、嬉しかった。


「いやぁ!助かりましたよ〜!ここ最近!スライムが毎日大量発生していて困ってたんすよね〜!平地にスライムとか、珍しかったんすよね〜!普段あそこは、虫属性のモンスターしか出現しないんで!お陰で!今日で全然見なくなりましたよ」

嬉しそうにお兄さんは喋る。

そうなのか!?


「そうなんですね〜…。?」

あれ…?待てよ…?ちょっと待ってくれ……今日で??今日って、言ったよな…

今日って…ジャックが仲間になったよな…?


「本当に普段スライム出ないんですか…?」

「はい!今回が初めてです!」


マジデスカ…


「ちょっとジャックこっちに」

「何だよ〜…今お姉さんと話してたのに〜」

「こういう時にナンパすんな…ちょっと来い!」

ジャックを少し影に連れていく。


「お前…まさか…スライムを大量に出現させたりしたか……?」

恐る恐る聞いてみる…


「あぁ!そうだぜ!俺が〜!」

「お前かよおおおおおおおおおおおおおお!!!」

こいつ!こいつのせいで!どれだけスライムに殺されたか!!

最初のスライムもこいつのスライムだったのかよ…


「まぁ…いいや…報酬ありがとうございます〜」

衝撃の事実で驚いたが、そのまま今日は解散した。アリサは、一緒の道でジョルドも一緒に護衛という感じでついてくる。


ジャックとはというと、

「俺は〜…あっちの宿だから〜」

他の宿に泊まるという。

「何かおかしな行動したら俺が始末しよう」

なんて物騒なことをジョルドが言っていた。


「今日は、大変だったな〜…」

と言いながら、俺は背伸びしながら歩く。

「そうですねー…」

アリサはとても疲れているようだ。今日は色々あったしな…

「では、お二人とも、また明日会おう!」

「おう!」

「はい!」


ジョルドはそう言い帰っていく

俺らも宿に戻った!

「おばあちゃん!ただいま!」

「あら!やっと帰ってきたのね〜…心配したのよ!」

心配そうに迎え入れてくれる。

おばあちゃんにも心配かけてしまったな…


「リュウノスケさん!また明日です!」


「あぁ!また!明日だな!おやすみ!」


「おやすみなさいです!」

2人とも自分の部屋に戻っていく…


「疲れたぁ…‼︎」

バタン…とベッドに飛び込む。


「色々あったな…。魔王幹部と仲間になるとは…」

始まった。とっくの昔に始まっているが…ここからだな。頑張っていこう。

ードンドン

「な、何だ!?」

窓に誰かがいる。そして窓を叩いている。

「お〜い。生きてるか〜…?」

ジャックだった。

「泥棒だああああああああああああああああああああああああああああ!!」

「おい!ちょまっ…」

ーガシャん‼︎

ジャックが吹っ飛んだ。


思わず、物を投げてしまったな…こんな夜遅くに来るのが悪い…そうだ…寝よ。

「すやー」

「おい!」

「!?」


まさかのドアから入ってきた。


「何だよてめえ!こんな夜遅くに!」

「お前に話したいことがある。」

ジャックは顔を顰める。


「何だ。?」

俺を殺しかけたやつ…というか殺してたが…こいつの険しい顔が気になる。


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