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第19話 夜明けの瓶、噂になる

 王宮で侯爵夫人が毒香に倒れた翌日、夜明けの瓶の前には行列ができた。


 まだ開店前である。


 私は店の扉の内側から、細い隙間越しに外を見た。


 貴婦人が三人。

 侍女が五人。

 どこかの商家の奥方らしき女性が二人。

 それから、明らかに冷やかし目的の若い紳士が一人。


 さらに通りの向こうでは、ネリが腕を組んでこちらを見ている。


 顔に「面白くなってきたね」と書いてあった。


 書いてあるというより、もう大声で言っているような顔だった。


「リリアーナさん」


 背後から、ミナが小さな声で言った。


「お客様、増えましたね」


「ええ」


「すごく」


「ええ」


「……どうしましょう」


「私が聞きたいわ」


 昨日まで、夜明けの瓶は知る人ぞ知るというより、知っている人が少なすぎる店だった。


 落書きされ、窓を割られ、木箱が椅子代わりになり、蜘蛛との交渉が必要だった店である。


 それが一夜にして、王宮毒香事件の中心にいた香水店として噂になった。


 噂というものは、火事より速い。


 しかも、火事より厄介だ。


 火事は水をかければ一応消えるが、噂は水をかけると「ほら、やはり何かあった」と湯気まで面白がられる。


 今、王都で流れている噂は、おそらく十種類では済まない。


 リリアーナ・エルヴェールが王宮で毒を見抜いた。

 いいえ、毒を作ったのは彼女だった。

 冷血公爵が毒香を嗅いで倒れかけた。

 いや、冷血公爵は毒を食べても平気だった。

 王太子殿下が元婚約者に未練を見せた。

 妹君が毒香の犯人として泣き崩れた。

 王妃陛下が夜明けの瓶を王宮専属に迎えようとして断られた。

 そして、夜明けの瓶では「夫の嘘も、姑の本音も、恋敵の香水も、全部嗅ぎ分ける」らしい。


 最後の噂を流した者は、ぜひ一度店へ来てほしい。


 料金表を三倍にして渡す。


「開けないわけにはいきませんよね」


 ミナが不安そうに言う。


 彼女は今日、髪を後ろで一つに結び、ネリから借りた濃い茶色の前掛けをつけていた。昨日より少し店員らしい。


 いや、店員ではない。


 まだ正式に雇ったわけではない。


 そう思ったところで、私は自分の中の言い訳に気づいた。


 雇いたいのだ。


 でも、責任が怖い。


 ミナを守れるのか。給金を払えるのか。この店が王宮の陰謀に巻き込まれていると知りながら、彼女をここに置いていいのか。


 そう考えている間にも、ミナは小瓶を磨き、床を掃き、客のために湯を沸かしている。


「リリアーナさん?」


「……開けましょう」


 私は息を整えた。


「ただし、相談は一人ずつ。毒香の鑑定はしない。王宮事件については答えない。夫の浮気は、香水店の業務範囲外。ただし、眠れない、不安がある、香りに困っている相談は受ける」


「はい」


「それから、冷やかしの若い紳士はネリさんに任せます」


「ネリさんに?」


「彼女の方が強いわ」


 扉を開けた瞬間、外の視線が一斉にこちらへ向いた。


 王宮夜会よりはまし。


 そう思おうとしたが、別の意味で胃が縮んだ。


 貴婦人の香水。侍女の石鹸。商家の奥方の厚い化粧粉。若い紳士の安い麝香。緊張、好奇心、疑い、期待。


 全部が店先に押し寄せる。


「お待たせいたしました」


 私は礼をした。


「夜明けの瓶、本日は相談を順番にお受けいたします。ただし、王宮での事件については調査中につき、お答えできません。毒香の鑑定も本日はお受けしておりません」


 貴婦人の一人が扇を上げた。


「まあ、残念。少しだけでも教えてくださらないの?」


「申し訳ございません」


「侯爵夫人の扇、本当に毒だったの?」


「申し訳ございません」


「王太子殿下は、元婚約者であるあなたに何と?」


「申し訳ございません」


「レイゼン公爵様とは本当に愛し合っていらっしゃるの?」


 私は一瞬、言葉に詰まった。


 その隙を、背後からミナが埋めた。


「ご相談のお客様は、こちらへお並びください!」


 声は震えていたが、思ったより大きかった。


 私は助かったと思い、すぐ続けた。


「香りの相談は店内へ。噂の相談は向かいのパン屋へ」


「ちょっと、リリアーナ!」


 ネリが向こうから怒鳴る。


「うちを噂売り場にするんじゃないよ!」


「焼きたてパン付きなら、皆様お喜びになるかと」


「商売に巻き込むんじゃないよ!」


 それでもネリは、冷やかしの若い紳士が「毒香を見抜く美女店主を一目見に」と言いかけた瞬間、無言で前に立った。


「あんた、パン買うのかい」


「え、いや、私は」


「買わないなら道を塞ぐんじゃないよ。買うなら黒パン五つ。噂代込みで銀貨一枚」


「高っ」


「嫌なら帰んな」


 若い紳士は帰った。


 ネリは強い。


 店の最初の客は、年配の伯爵夫人だった。


 彼女は店内に入るなり、緊張したように椅子へ座った。


 上等な葡萄色のドレス。宝石は控えめ。香水は薄い菫。だが、その下に眠れない人特有の乾いた苦さがあった。


「毒の話ではありませんの」


 夫人は最初にそう言った。


「では、何のご相談でしょう」


「眠れないのです」


 その言葉に、ミナが少しだけ反応する。


 自分の最初の夜を思い出したのだろう。


 私は夫人へ柔らかく尋ねた。


「いつからですか」


「三月ほど前から。夫が地方へ行くようになってからですわ」


「ご主人が?」


「ええ。領地の用事だと言っています。でも、帰ってくるたびに違う香水の匂いがするの」


 夫人は扇を握りしめた。


「私は、若い愛人でもいるのかと」


 なるほど。


 今日も夫婦の嘘が来た。


 店の評判は妙な方向へ伸びている。


 私は夫人から漂う香りを慎重に読む。


 怒り。

 不安。

 寂しさ。

 そして、自分が老いたのではないかという苦い恐怖。


「その香水の匂いは、どのようなものでしたか」


「甘い花ではありません。薬草のような……それから、少し泥のような」


「泥」


「ええ。嫌な匂いではないのです。ただ、私の知らない場所の匂いで」


 私は少し考えた。


「奥様。ご主人の上着や手袋に、薬屋の紙袋の匂いはありませんでしたか」


「薬屋?」


「はい。甘草、乾燥苔、青い軟膏の匂いなど」


 夫人は目を見開いた。


「ありました。そういえば、手袋に薬のような匂いが……でも、なぜ?」


「浮気ではなく、誰かの薬を買いに行っている可能性があります」


「誰か?」


「ご主人ご自身か、あるいは奥様に隠したい相手です。愛人とは限りません。病人かもしれません」


 夫人の顔色が変わる。


「夫は、先月から咳をしていました。でも私には、季節のせいだと」


「守るための嘘と、逃げるための嘘は、匂いが少し違います」


 私は眠りの香に使う白樹皮を小瓶に入れた。


「今夜はこれを枕元へ。眠れない時に、深く嗅ぎすぎず、布に一滴だけ。ご主人とは、責める前に聞いてみてください。『どこの女性ですか』ではなく、『体は大丈夫ですか』と」


 夫人は唇を震わせた。


「もし本当に浮気だったら?」


「その時は、もう一度ご来店ください」


「香水で懲らしめてくださるの?」


「いいえ。話を聞きます」


「……意外と地味ですのね」


「店は小さいので」


 夫人は初めて少し笑った。


 会計の時、彼女は小瓶を胸に抱え、小声で言った。


「あなた、噂より怖くありませんわね」


「どの噂でしょう」


「夫の嘘を嗅ぎ分けて、悪人を香水瓶に閉じ込める魔女」


「それが本当なら、瓶が足りませんね」


 夫人は扇の陰で笑い、少しだけ軽い香りを残して帰った。


 次の客は、商家の奥方だった。


 彼女は娘の縁談相手から「妙に甘すぎる香り」がすると言い、娘が会うたびにぼんやりして帰ってくると相談した。私は香りの特徴を聞き、強い恋香ではなく、単に相手の家で焚いている安眠香が濃すぎる可能性を伝えた。


「濃すぎる安眠香は、昼に使うと頭が鈍ります」


「まあ。恋ではなく眠気でしたの?」


「少なくとも、今のお話だけでは」


「うちの娘、帰ってくるたびに『あの方の声、夢みたい』と言っておりました」


「半分寝ていたのかもしれません」


 奥方は絶望と安堵の混じった顔で帰った。


 三人目は、若い侍女だった。


 主人の奥方が王宮の香油を欲しがっているが、最近その香りを嗅ぐと頭痛がするという。


 私は詳しく聞きたかったが、侍女は「これ以上は奥様に叱られます」と震えた。代わりに、頭痛を和らげる清涼香と、強い香りを避けるための布香を渡した。


「無理に嗅がないで」


「でも、奥様が」


「具合が悪くなる香りは、体が嫌だと言っているの。あなたの体の言葉も聞きなさい」


 侍女は目を丸くして、小さく頷いた。


 昼過ぎには、私は喉が枯れていた。


 ミナは、さらに疲れていた。


 彼女は小瓶を運び、客を案内し、茶を出し、何度も同じ説明をしてくれた。


「王宮事件についてはお答えできません」

「毒香の鑑定は本日はお受けしておりません」

「夫の嘘については、まず奥様からお話を」

「リリアーナさんは魔女ではありません。たぶん」


 最後の一言は修正が必要だった。


「ミナ」


「はい」


「たぶん、は取って」


「すみません。お客様があまりにも真剣に聞くので、自信がなくなって」


「あなたまで迷わないで」


「でも、たまに魔女っぽいです」


「どのあたりが?」


「香りを嗅いで『これは嘘ですね』って言うところです」


「それは……否定しづらいわね」


 私が困っていると、ネリが昼食代わりのパンを持ってきた。


「魔女ならもっと儲けな。あんた、値段が安すぎるよ」


「困っている方から高額は取れません」


「じゃあ金持ちから取るんだよ。貴族用料金を作りな」


「貴族用料金」


「そう。『噂を聞いて面白半分で来た方は三倍』って書いときな」


「それは少し」


「良心が痛む?」


「いえ、実用的だと思ってしまって」


「なら書きな」


 ネリは本当に店の札に書きかねない。


 私は慌てて止めた。


 そんな慌ただしい一日の終わり近く、彼女は来た。


 黒に近い深緑の外套をまとった女だった。


 年齢は三十前後だろうか。顔立ちは整っているが、目立つほどではない。髪は地味にまとめ、手袋も靴も上質だが派手さはない。


 王宮侍女ではない。


 だが、王宮周辺の匂いがした。


 石鹸、乾いた紙、封蝋、礼拝堂の蜜蝋。


 彼女は店に入ると、周囲をよく見た。


 棚。調香台。祖母の日記を入れている引き出しのある机。奥の扉。窓の位置。


 客の目ではない。


 探る目だ。


「ご相談でしょうか」


 私が声をかけると、女は柔らかく微笑んだ。


「ええ。香水をお願いしたくて」


「どのような香りをご希望ですか」


「眠りの香を。できれば、多めに」


 多め。


 嫌な言葉だ。


「どのくらいでしょう」


「そうですね……小瓶で二十ほど」


 ミナが奥で小さく息を呑んだ。


 私は表情を変えないようにした。


「申し訳ありません。当店では、初めてのお客様へ同じ香を大量にお渡ししておりません」


「なぜですの?」


「香りは体質や環境により作用が変わります。まずは少量で様子を見ていただく必要があります」


「でも、人に配りたいのです」


「どなたへ?」


「救護院の子どもたちへ。眠れない子が多いと聞きまして」


 言葉は優しい。


 だが、香りが合わない。


 救護院の匂いを、この人はまとっていない。


 子どもの不眠を案じる人の焦りもない。


 あるのは、事務的な目的。


 そして、紙の匂い。


「それはお優しいことですね」


 私は言った。


「ただ、子どもに使う香はさらに慎重に調合する必要があります。年齢、体調、寝室の広さ、使う布の種類まで確認したいので、救護院の責任者の方から直接お話を伺えますか」


 女の微笑みが少しだけ固まった。


「そこまで必要なのですか」


「はい」


「では、別の香を。そうね……昨夜、侯爵夫人を救った時に使われた香は?」


 来た。


 私は心の中で、ひとつ息を吸った。


「昨夜の件については調査中です」


「でも、白樹皮の香をお使いになったと聞きました」


「噂はよく働きますね」


「王宮では、皆があなたの話をしていますから」


 王宮。


 自分から言った。


 私は女の手袋を見る。


 袖口に、ごくわずかな金粉。


 王宮の夜会用招待状や公式文書に使われる装飾粉に似ている。


「お勤めは王宮ですか」


 女は少しだけ首を傾げた。


「なぜ、そう思われますの?」


「紙の匂いがします」


「紙?」


「王宮で使われる上質な紙と、蜜蝋の匂い。それから封蝋。昨夜の夜会にもいらっしゃいました?」


 女は微笑みを崩さない。


 だが、指先がわずかに動いた。


「香水店の方は、恐ろしいことまで分かるのですね」


「恐ろしいほどではありません。紙と蜜蝋です」


「では、はい。王宮に関わる仕事を少し」


「どなたのご紹介でしょう」


「紹介がなければ、香水は買えませんの?」


「いいえ。ただ、大量注文の場合は確認いたします」


 女は少し黙った。


 そして懐から折り畳んだ注文書を出した。


「では、こちらに必要数を書いてきました」


 私は受け取った。


 その瞬間、鼻の奥がひりついた。


 王宮の紙。


 間違いない。


 しかも、通常の部署ではない。


 香油庫や礼拝局で使われる、乾いた蜜蝋と沈香が染みた紙。


 注文書には、眠りの香、小瓶二十。清涼香十。白樹皮の原液があれば三瓶。さらに、可能であれば「調合比率の控えを添付」と書かれていた。


 調合比率。


 私は注文書から目を上げた。


「申し訳ありません。調合比率はお渡しできません」


「もちろん、代金は払います」


「代金の問題ではありません」


「王宮で役立てたいのです」


「王宮で?」


 女は、しまったという顔を一瞬だけした。


 すぐに微笑みに戻ったが、遅い。


「王宮には、優秀な調香師がいらっしゃるのでは?」


「ええ。でも、新しい知識はどこにでもあるものですわ」


「夜明けの瓶は、王宮に知識を納める契約をしておりません」


「レイゼン公爵様のご婚約者なのに?」


「それとこれとは別です」


 女の目が細くなる。


 柔らかい顔の下に、苛立ちが出た。


 私は注文書を畳み、返した。


「本日は、小瓶一つまでならお作りできます。使用者本人の状態を伺ってからです」


「二十必要なのです」


「では、お作りできません」


「困りますわ」


「私も、使う相手の分からない香を二十本も出すのは困ります」


 沈黙。


 店内の空気が固くなった。


 ミナが奥で息を殺している。


 外には、ヴァルトの部下が一人いるはずだ。見えない位置に。店の空気を壊さないように。


 私は女の靴先を見る。


 逃げる気配はない。


 むしろ、私の返答を記憶しているようだった。


「分かりました」


 女は微笑んだ。


「では、また改めます」


「お待ちしております」


「夜明けの瓶は、本当に噂通りのお店ですのね」


「どの噂でしょう」


「店主が、面倒な方だという噂」


「それは正しいです」


 女は小さく笑い、店を出て行った。


 扉が閉まった瞬間、ミナが奥から駆け寄ってきた。


「今の方、怪しいです!」


「ええ」


「すごく怪しいです!」


「ええ」


「追いかけますか?」


「いいえ。追うより、残り香を記録します」


 私はすぐに日記とは別の記録帳を開いた。


 女の特徴。香り。注文内容。紙の匂い。調合比率を求めたこと。


『深緑外套の女。王宮紙。礼拝局または香油庫系統の蜜蝋。大量注文。調合比率要求。目的不明。救護院は嘘の可能性』


 書きながら、私は祖母の日記を思い出した。


 王宮香油。

 礼拝局。

 女官経由。

 調合比率。


 誰かが、私の香りの作り方を知りたがっている。


 毒香を中和するためか。

 真似るためか。

 あるいは、私の鼻を潰すためか。


 その夜、私はいつもより遅くまで記録をまとめた。


 ミナには早めに帰らせたかったが、彼女は「帰り道が怖いです」と言い、結局ネリの家に泊まることになった。ネリは「うちは宿屋じゃないよ」と言いながら、ちゃんと毛布を出していた。


 ヴァルトの部下は、店の外で交代しながら警戒している。


 私は大丈夫だと思った。


 思いたかった。


 深夜。


 ようやく灯りを落とし、祖母の日記を奥の引き出しへしまおうとした時、裏口の方でかすかな音がした。


 きい。


 古い蝶番の音。


 私は息を止めた。


 店内は暗い。


 白樹皮、乾いた瓶、紙、夜の埃。


 その中に、知らない匂いが混じる。


 革手袋。

 湿った外套。

 そして、昼間の注文書と同じ王宮紙の匂い。


 侵入者。


 私は調香台の下に手を伸ばした。


 そこには、ヴァルトが「念のため」と置いていった小さな呼び鈴がある。鳴らせば外の護衛に届く。


 指が鈴に触れる。


 その瞬間、背後で何かが倒れた。


 棚の瓶が、甲高い音を立てて割れる。


 強い香りが一気に広がった。


 甘い柑橘。

 白樹皮。

 眠り草。


 視界が揺れる。


 これは、私の棚にあった香を混ぜて煙幕のように使ったものだ。


 私は袖で鼻を覆い、鈴を握った。


 ちりん、と音が鳴る。


 外で足音が動く。


「誰!」


 叫んだ時には、もう遅かった。


 奥の引き出しが開いている。


 祖母の日記を入れていた場所。


 そこが、空になっていた。


 裏口が勢いよく開き、夜風が流れ込む。


 黒い影が外へ飛び出す。


 私は追おうとしたが、割れた瓶の香りで足元がふらついた。


「リリアーナ様!」


 外の護衛が駆け込んでくる。


 私は調香台に手をつき、奥の引き出しを見た。


 空。


 祖母の日記がない。


 胸が冷たく沈む。


 昼間の女。


 王宮紙。


 調合比率。


 そして、盗まれた日記。


 王宮は、私の店にまで手を伸ばした。


 私は震える息を吸った。


 割れた香水瓶の甘さの奥に、湿った革手袋の残り香がある。


 逃がさない。


 その匂いは、もう覚えた。


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