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原始から始める1000年人生  作者: 相馬颯
平安の凶人たち
110/118

徒花を咲かせろ!

 「どうする?」


 「何を弱気になっているのですか!平家こそがこの国を治めるもの。あのようなモノに屈している場合ではない!」


 「そうか、そこまでおっしゃられるなら、ご自分の兵を用いて戦うがいい。」


 「何を腰抜けているのだ!!もうよい、我が敵将を討ち取ってくれようぞ!」


 ◇ ◆ ◇


 何者かが出てきた。やけに威勢のいい武士だな。かわいそうにも、彼の運命はあと10秒で決まる。


 「やぁやぁやぁ、我こそは、、」


 ドバンッ


 名乗ってる最中に悪いが、眉間を撃ち抜かせてもらったよ。


 彼が指揮官だったのか、兵たちは烏合の衆になっている。逃げるもの、意を決して突っ込んでくるもの、様々だが、これをいちいち相手にしてられない。


 「皆のもの!突撃じゃ!刀を持て!!」


 その数、500人、しかし相手は5千人ほど。


 兵力差は10倍、普通なら負けるだろう。だが信長たちは違う。今回派遣されてきた師団は、何百年もかけて洗練されてきた部隊だ。


 平家の全軍には数で負けるかもしれないが、頭を失った軍隊どころかただの集団相手にやられるほどの実力ではない。


 「おらおらぁ!かかってこいや!」


 一人の敵兵が槍で後ろから襲ってくる。


 しかし、そこにまるで目でもある化のような動きでひらりと躱し、脳天にキックを食らわせて刀で首を刈る。


 さらに前からは弓を撃ってくる集団が。放たれた矢を刀で切り飛ばし、三段跳びの要領で間合いに入る。

 そして刀を一振り、二振り。


 全員の命を奪った。


 全員が無双状態。これが信長仕込の特殊部隊だった。


 「皆のもの!一人を集中して狙うぞ!」


 敵は各個撃破に作戦を変更。すぐ近くの兵に群がろうとする。


 彼は集団の動きを察知した瞬間、手榴弾のピンを抜き、集団に投げ込む。それと同時にかれは脱兎の勢いで後陣へ。


 刹那、爆発音と肉片が辺りを支配した。



  

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