第四十五章
帰還は、目覚めに似ていなかった。
むしろ、あまりにも多くの場所から同時に、自分を組み直されるようだった。
最初にあったのは骨だった。
彼の骨ではない。
世界の骨だ。
白く乾いた深み。巨大な輪郭。耳ではなく、身体の形そのものを通って響くアスタルホルンの声。骨の竜は、大声では話さなかった。そもそも、声量など必要としていなかった。現実のほうが、彼の言葉を遮らないよう努めているらしい。それだけで十分だった。
「異物が戻る」と、彼は言った。「同意により。繋がりにより。元の枝の権利により。そして、願いを叶えて追い払うほうが、次に訪れるのを待つより楽な者たちの、苛立たしい執念により」
すぐ近くで、メイが掠れた声で言った。
「聞いた? 苛立たしい執念は効くのよ」
「黙れ」とベラが言った。
「あれ、私たちのことよ」
「だから黙れ」
彼にはまだ、彼女たちが見えていなかった。
聞こえるだけだった。
声は最初、水の向こうから届くように来た。断片で。遠く、あまりにも馴染み深く、あまりにもあり得ない声として。
リニ。
メイ。
ベラ。
ヘラ。
アイリ。
シリ。
テリ。
ノエル。
皆、ここにいる。
生きている。
待っている。
そのせいで、身体が完全な重みを取り戻すより早く、内側の何かが壊れはじめた。
次に、空気が来た。
冷たい。
乾いた。
塩を含んだ空気。
アステルの空気ではまったくなかった。彼らの家の中庭でもない。第二の世界の温かな朝でもない。夜明けの後の草と石の匂いでもない。それは白き陥没孔の空気だった――よそよそしく、死んでいて、古い。この世界から彼は引き剥がされ、今、そこへ戻されている。その世界の空気だった。
次に、痛みが来た。
鋭くはなかった。
散っていた。
まるで、彼があちらに残してきたすべての繋がり、すべての過ごした週、すべての口づけ、すべての誓い、すべての名が、最後まで彼にしがみついているようだった。そして儀式は、その糸を断ち切るのではなく、どれ一つとして首縄に変わらないよう、彼をその間に慎重に通していた。
アスタルホルンは、本当にできたのだ。
そして、本当に、それをさせられたことに腹を立てていた。
「完了後、ここにいる誰であれ」と骨の竜が言った。「移動、帰還、愛のもつれ、別枝の子、人体をまとった竜、借り受けた身体の女神、その他、無責任な運命構築の類について願う意図をもって、再び私の名を口にするなら、私は慈悲を持たぬ」
メイが囁いた。
「古い干物」
アスタルホルンが頭蓋を向けた。
「聞こえている」
「上等。つまり、間違いなく干物ね」
「メイ」と、いくつもの声が同時に hissed.
そしてその時、彼は目を開いた。
彼女たちを見た。
全員を一度にではない。
最初に、リニを。
彼女はほかの誰より近く、陣の中に立ち、両手を前へ伸ばしていた。手首の周りには、見覚えのある五つの物が回っていた。石、金属、木片、ガラス、骨。同じもの。けれど、同じではないもの。彼はあちらでも似たものを見ていた――別のリニの手首に、別の世界で、別の家で、別の別れの中で。
このリニは、年齢ではなく、背負ってきたものの分だけ年上だった。
顔が。
痛みが。
ついに待機でなくなり、現実の打撃になった待機が。
彼女は、まばたきしたら儀式が残酷な冗談に変わってしまうとでも恐れるように、彼を見ていた。
彼は彼女の名を言おうとした。
できなかった。
次に、メイを見た。
彼女は少し脇に立ち、全身を張りつめさせ、両手に短剣を持っていた。もし儀式が気を変えたら、その儀式そのものを刺し殺すつもりのようだった。顔は濡れていて、怒っていて、まったく不幸で、まったく生きていた。
ベラはその後ろ。盾を持っていた。ここに戦闘などないのに。もちろん、盾を持っていた。奇跡を迎える時でさえ、その奇跡が足を滑らせ、援護を必要とするかもしれないかのように。
ヘラ。
彼のヘラ。
人の姿で、竜と女が同時に燃える目をしていた。彼女はあまりにも動かずに立っていた。動かなさすぎて、早まって動けば儀式の半分と、古い不満ごとアスタルホルンまで吹き飛ばしかねないとわかるほどだった。
アイリは、その隣。
銀髪、青い目。
赤くない。
そのせいで、心臓がとくに痛く打った。
シリはいつも通り影に立っていたが、その沈黙でさえひび割れていた。
テリは隠そうともせず泣いていた。
ノエルは影を探しているように見えた。だがここには影がなく、その居心地の悪さを鋭く感じていた。
そして彼女たちの後ろに、人々がいた。
軍ではない。
群衆でもない。
だが、この物語がとっくに一つの部屋の秘密ではなくなったと理解するには十分だった。ギルドの魔導士、確認済みの戦闘員たち、オルム=サーイの案内人、白き陥没孔の現地神官らしき者、封印のために連れてこられたのかもしれない青ざめた官吏。その官吏は、この日を生き延びたら現実への見方をすべて改めることになりそうな顔をしていた。
だが彼には、ほとんど見えていなかった。
自分の者たちだけだった。
陣が震えた。
彼の身体は、ついに身体になった。
膝が白い石を打った。
倒れかけたが、リニがもうそこにいた。
違う。
そこにいたのではない。
彼と共にいた。
彼女が最初に飛び込んだ。慎重さも、魔法の規律も、「輪郭を乱してはならない」という必要も、もう何の意味もなかった。彼女は、まるでその腕で人ではなく、長いあいだ消えようとし続けていた世界全体を掴んでいるかのように、彼にしがみついた。
「俺は生きてる」と彼は彼女に言った。
問いではなかった。
断言ですらない。
呼吸で確かめる言葉だった。
「生きてる」
彼は彼女を抱きしめた。
そしてその瞬間、儀式も、骨の竜も、白き陥没孔も、国家も、ギルドも、すべての計画も、すべての偉大な力も存在をやめた。
リニだけだった。
彼のリニ。
彼が失った者。
探す方法を見つけた者。
別の世界の枝を越え、夢を越え、女神を越え、竜を越え、そして、彼女たちにうんざりしたから助けることに同意した古代の骨の厄介者を越えて、彼を取り戻した者。
「本当に、君たちはあいつをうんざりさせたんだな」と、彼は掠れた声で言った。
リニがびくりとした。
そして不意に、笑って泣いた。
「はい」
二番目に、メイが彼らへ突っ込んできた。
彼のメイ。
前触れもなく。
打撃のように。
「馬鹿」と彼女は言った。
「俺も会えて嬉しい」
「黙って」
彼女は拳で彼の肩を打ち、そのまますぐ首元へ顔を押しつけ、唸った。それはほとんど嗚咽になっていた。
「もう一度消えたら、死んで、蘇って、リッチになってでも、どの世界にいても見つけてやる」
「リッチにはならなくていい」
「指図しないで」
三番目に、ベラが来た。
飛び込んではこなかった。
まず隣に立ち、彼が本物だと信じてもいいかを確かめるように見た。それから盾を石に下ろした。とてもゆっくりと。そしてそれから、抱きしめた。
強く。
言葉なしで。
ベラの場合、それはどんな演説より強かった。
彼女の手が震えているのを、彼は感じた。
「戻った」と、彼は彼女へ静かに言った。
「見ればわかる」
「長く待たせたか?」
ベラは離れなかった。
「今後、計画なしには手放さないくらいには」
「もっともだ」
「非常に」
そして、ヘラだった。
リニとメイがまだ彼を抱え、ベラがその瞬間そのものを守る盾のようにそばに立つ中、彼女は近づいてきた。
ヘラは一歩手前で止まった。
金色の目。
人の顔。
竜の嫉妬、痛み、安堵、誇り、恐れ――すべてが同時にあり、最後までは何も隠されていなかった。
「彼女に言ったのね」と、彼女は言った。
そうだった。
「生きていたのね」でもない。
「恋しかった」でもない。
「戻ったのね」でもない。
痛みが最も強い場所へ、まっすぐ。
彼は顔を上げた。
「ああ」
ヘラは歯を食いしばった。
「愛していると」
「ああ」
「そういう姿だからこそ、なおさらと」
彼は目を閉じた。
「ああ」
メイが小さく言った。
「ああ」
ベラが身を硬くした。
リニが固まった。
ヘラは長く彼を見ていた。
とても長く。
それから不意に、彼の前で膝をつき、両手で彼の顔を掴んで口づけた。
柔らかくはなかった。
慎重でもなかった。
強すぎるほどで、ほとんど痛かった。抑え込まれていた怒りと安堵があまりにも多く、息が止まりそうになるほどだった。
彼女が離れたとき、その目は濡れていた。
「納得はしていない」と彼女は言った。
「知っている」
「すぐにするつもりもない」
「知っている」
「もし高潔な愚かごとを言ったら、噛む」
「メイが、自分が先に並んでいると言っていた」
「私のほうが歯は大きい」
メイが嗚咽と鼻笑いを同時に漏らした。
「うん、これで間違いなく彼女だわ」
ヘラは額を彼の額へ押し当てた。
「でも、戻った」
「戻った」
「なら、今は噛まない」
「ありがとう」
「今は」
ノエルは、ほとんど重さのない抱擁で彼を抱きしめた。ほとんど息もせず、ほとんど泣かずに。
ほとんど。
アイリは待っていた。
それがほとんど耐えがたかった。
なぜなら、彼女とは同時に楽で、重かったからだ。彼女はほかの者たちと同じようには彼を失っていない。自分で世界の間を歩けるからだ。だが、まさに彼女が、二つの待機を自分の中で運んでいた。彼女はあちらの彼女たちを知り、こちらの彼女たちを見て、力ではなく同意によって彼を引き戻した。そして今、白き陥没孔にはあまりにも明るすぎる、銀髪で青い目の姿で、彼の前に立っていた。
彼は手を伸ばした。
アイリが彼へ歩み寄り、微笑んだ。
「ちゃんと見た?」と彼女は静かに尋ねた。
彼は笑った。
壊れたように。
ほとんど涙の中で。
「ああ」
彼女は、彼女にしかできない抱擁で彼を抱きしめた。ほかの者たちから奪わず、押しのけず、むしろ抱擁そのものの空間を広げるように。リニも、メイも、ベラも、ヘラも、皆がそばにいた。排除されず、競い合わず、彼女の光に支えられて。
「全部伝えるって、言ったでしょう」とアイリは囁いた。
「伝えたのか?」
「言える限りは全部。言えなかったものも」
「あちらは……」
声が途切れた。
アイリは目を閉じた。
「知っているわ」
それだけだった。
彼女は知っていた。
混ざらない。
すり替わらない。
忘れない。
彼は第一の世界のリニを抱きしめながら、それでも内側では、消えた陣の中、夜明けに立つもう一人のリニを見ていた。五つの小さな物を手首に回し、残りの者たちを見つけると約束した彼女を。
ここではメイが肩に唸っている。だがあちらでは、別のメイが地面に座って両手で顔を覆い、それでも最初に言った。「残りを見つける?」と。
ここではベラが儀式のそばで盾として立っている。だがあちらでは、別のベラが「私たちは保つ」と言い、彼は信じた。
ここではヘラが嫉妬を歯にくわえている。だがあちらでは、ゴルゲラニスが家と、目的と、内に宿るかもしれない命と共に残った。
ここではアイリが銀髪でいる。だがあちらでは、彼女の赤毛の身体が、彼の愛したものの世話をすると決めた者として残った。
そして、目の前にいる彼女たちが、彼のものだという事実によって、それは小さくならなかった。
本物の。
最初の。
見つけられた。
取り戻してくれた。
痛みは喜びを消さなかった。
喜びは痛みを消さなかった。
彼はそれを綺麗な考えとしてではなく、これから自分の中で生きる事実として受け入れた。
最初の抱擁の嵐が少し緩んだ頃、テリが近づいてきた。
賢いことは何も言わなかった。
ただ、彼の胸を掌で、とても弱く打って、泣き崩れた。
「どこに投げ飛ばされたのか、言うべきだったのに」と、彼女は涙の中で言った。
「次は必ずそうする」
「次なんてない!」
「悪い返事だったな」
「最悪!」
彼は彼女を抱きしめた。
テリは全身で震えていた。
「聞いた? 私、夢を思いついたの。リニに言ったの。もしあれがなかったら……」
「知っている」
「違う、正しく知って。あれは馬鹿げた思いつきだったの」
「一番大事な案は、よく馬鹿げて見える」
「皆にもう一度だけ希望を持たせるだけなんじゃないかって、怖かった」
「君は糸を渡した」
彼女はしゃくり上げた。
「よかった」
シリは最後に近づいた。
まるで、皆より少なく感じていたから離れていたのではなく、他の者たちが壊れているあいだ、誰かが静けさを保たなければならなかったからのように。
彼女は彼の前で止まった。
見つめた。
それから言った。
「長かった」
一語。
その中にすべてがあった。
彼はうなずいた。
「ああ」
シリは彼の肩に手を置いた。
指が締まった。
強くはない。
けれど、十分だった。
「もう、ああいうのはなし」
「努力する」
彼女は彼を見た。
「努力じゃない。やるの」
彼は息を吐いた。
「やる」
その時になって、彼女は抱きしめた。
短く。
抑えられていた。
けれど、今までにないほど静かになった。
離れたとき、彼女の目も濡れていた。
アスタルホルンは、人間の醜態が白い広間を占領し終わるまで、忍耐強く待っていた。
それから乾いた声で言った。
「儀式は完了した。異物は返還された。繋がりは安定した。願いは履行された。代価は発効する」
彼を離さないまま、メイが顔を上げた。
「覚えてるわよ」
「悪魔の女、女竜、女神は、白き陥没孔を放っておく」
アイリがうなずいた。
「ええ」
ヘラも。
「ええ」
メイが苛立たしげに。
「ええ」
アスタルホルンが彼女へ頭蓋を向けた。
「お前もだ」
「私は悪魔の女じゃない」
「お前は、別枠で条件に含めるには十分苛立たしい」
メイが牙を見せた。
「ほとんど褒め言葉ね」
「違う」
「遅いわ」
彼は不意に、自分が笑っていることに気づいた。
大きくはない。
弱く。
疲労と、痛みと、涙と、骨の広間の白い冷気の中で。
それでも笑っていた。
なぜなら、本当にあまりにもだったからだ。
彼女たちは本当に、古代の骨の竜をうんざりさせたあげく、竜自身がただ放っておいてほしい一心で世界間儀式に同意するところまで追い込んだのだ。
勝ったのではない。
愛の美しさで説得したのでもない。
買ったのでもない。
力で強制したのでもない。
古い生存の論理を消耗させたのだ。
愚かだった。
必死だった。
そして、完全に彼女たちらしかった。
その後ようやく白き陥没孔から出ると、オルム=サーイの上には白く冷たい空があった。
外では、さらに人々が待っていた。
ギルドの代表者、現地の案内人、神官たち、そして自分が何の証人になったのか最後までは理解していないが、正気を失わずにどうにか歴史へ書き込まなければならないことだけはもうわかっている数人の官吏たち。
彼が生きて出てきたとき、最初の反応は叫びではなかった。
息だった。
大きく、ゆっくりとした、皆の吐息。
人だけでなく、ギルドも、街も、王国も、この不可能な物語に巻き込まれたすべてが、ゆっくりと息を吐くことを許したようだった。
カイレン・ヴェルスはおそらく、閉じた扉の向こうで静かに酒を飲み、「ようやくか」とでも乾いた声で言うだろう。
王は、もしすでに知らせを受けているなら、この組が大陸全体へ変えかねなかった国家的危機が、一時的に取り消されたと理解するだろう。
ギルドでは、あらゆる角で囁く声が少しずつ止まる。
神殿は、どの女神が誰を出し抜いたのか推測するのをやめる。
国家はゆっくりと緩む。
ゆっくり。
慎重に。
なぜなら、誰もがもう知っているからだ。彼のそばでは、知らせは許可なく生まれるのだと。
それでも今は、少なくともこれが終わった。
彼は戻った。
彼女たちは、彼を別の世界の枝に消えさせなかった。
彼を家へ取り戻した。
家へ。
その言葉は予想外に痛く打った。
なぜなら、そう――家へ。
そして、あちらにも家が残ったからだ。
野営地へ戻る道中、彼女たちはほとんど彼を離さなかった。
不便だった。
実用的ではなかった。
何度か危険ですらあった。塩の石の上を歩くのに、メイとテリが同時にぶら下がり、リニがその手を世界最後の縄のように握っているのは、行軍規律としてはかなり悪い。
ついにベラが耐えきれなくなった。
「骨の竜の儀式で取り戻した後に彼を落としたら、私はかなり不機嫌になる」
メイがぶつぶつ言った。
「落とさない」
「さっきつまずいた」
「あれは石が悪い」
「石は死んでいる」
「なら、もっとまっすぐ寝てればいいのよ」
ヘラはそばを歩いていた。
ずっと触れているわけではない。
だが、彼女の存在の熱を感じるには十分近かった。時折、彼女は彼を見た。その視線には、第二の女竜への嫉妬がまだあった。彼はそれを一言で消すことはできなかった。そして、消すべきでもなかった。後で話すことになる。長く、重く。おそらく噛みつき込みで。
アイリは反対側を歩いていた。
時々、彼の指に触れた。
本物かどうか確かめるように。
自分が誰よりもよく、本物だと知っているのに。
リニはほとんど何も言わなかった。
ただ、握っていた。
その握り方の中には、夢の中で像が途切れ、「愛しています」という言葉の前に消えたとき、彼女が言えなかったすべてがあった。
野営地で、彼は座らされた。
ほとんど命令として。
ベラは盾をそばに置いて言った。
「座れ」
「俺は……」
「座れ」
メイが付け加えた。
「座ってなさい。殴り殺す前に」
「君たちの柔らかな看護に戻れて、本当に嬉しいよ」
「これからもっと柔らかくなるわ」
彼女は隣に座り、彼の膝に頭を乗せ、彼の手を掴んだ。
リニは反対側に腰を下ろした。
アイリは向かいに座り、疲労の中で微笑んでいた。
ヘラは立ったままだったが、やがてやはりそばへ座った――重く、威厳を持って。近さなど必要ではないふりをする竜のように。もう肩が彼の肩に触れているのに。
テリは足元に座った。
シリは背後に立った。
ノエルは影の中。
いつものように、影の中。
ベラは少し前にいて、手の届くところに盾。
そうだった。
また。
彼は彼女たちを見て、受け入れた。
彼女たちを。
第一の世界を。
自分の家族を。
彼女たちは変わっていた。
全員が。
彼女たちは、彼を失くした物として探したのではない。
失われた人間を見つける道になったのだ。
彼はそれを受け入れた。
そして同時に、内側には第二の喪失が残った。
自分の者たちの中に座っているからといって、小さくはならなかった。
この手が本物だからといって、弱くはならなかった。
彼には、第二の世界の顔が、陣がまだ消えていないかのようにはっきり見えていた。
そして、子どもたち。
それも、これから話さなければならない。
ここで。
ヘラと。納得していない彼女と。愚かで不意に浮かんだ考え――それは卵なのか、人の出産なのか。
リニと。彼女は理解し、それでも痛むだろう。
メイと。泣かないために、残酷なことを言うだろう。
ベラと。正しい問いを投げるだろう。
アイリと。誰よりも多くをすでに知っている彼女と。
シリ、テリ、ほかの者たちと。
彼は空のまま戻ったのではない。
そして、以前の意味で完全なまま戻ったのでもない。
もう一つの世界を、内側に抱えて戻ってきた。
「どうしたの?」とリニが静かに尋ねた。
彼は彼女を見た。
「ここにいる」
リニはうなずいた。
「知っています」
「そして、あちらにも残った」
彼女の顔が揺れた。
理解できなかったからではない。
理解したからだ。
「知っています」と彼女は言った。
膝の上のメイは身を硬くしたが、顔を上げなかった。
ベラは視線を落とした。
ヘラは目を閉じた。
アイリが柔らかく言った。
「それはすぐには消えないわ」
「消えない」と彼は答えた。「ずっと」
アイリは反論しなかった。
「なら、あなたの一部になる」
彼は息を吐いた。
ああ。
なる。
第一の世界のように。
第二の世界のように。
彼女たち一人一人のように。
彼が愛し、そして連れてこられなかったすべての者たちのように。
背後のどこかで、アスタルホルンはおそらく、愛の名で自分を煩わせようとする未来の馬鹿どもから、白き陥没孔をもう閉じているだろう。
そして彼は、自分を取り戻してくれた者たちの中に座っていた。
生きて。
戻って。
そしてもう永遠に、愛と義務の間でも、本物と偽物の間でもなく、二つの本物の世界の間で分かたれている。それぞれの世界が、彼の中に自分の人々を残していた。
彼は手を上げ、リニの髪に触れた。
それからメイの肩に。
アイリの手に。
ヘラは自分から、彼の後頭部へ掌を置いた。
ベラがわずかに近づいた。
テリが彼の膝に身を寄せた。
シリは背後に立っていて、それで十分だった。
「帰ろう」とベラが言った。
彼はうなずいた。
「帰ろう」
そして長いあいだで初めて、その言葉は場所を意味しなかった。
心の一部が不可能な扉の向こう側に残っていても、それでも隣を歩く者たちを意味していた。




