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盲目遊戯 2  作者: Svolik
32/47

第三十二章

第五階層の後、彼らは三日休んだ。


休みたかったからではない。


そうしなければ、次の潜行は準備ではなく、誰が先に壊れるかを試すだけの頑固な行為になっていたからだ。メイの肩には休息が必要だった。ノエルの太腿にはきちんとした包帯の交換が必要だった。ベラの体には、盾越しに受けた衝撃から回復する時間が必要だった。リニには、あの百足へ放った広すぎる一撃を、頭の中で何度も何度も繰り返すのをやめる時間が必要だった。そして彼自身も、肋骨がマルブルクの通路を一本ずつ思い出しているような感覚なしに、せめて数晩は眠るべきだった。


もちろん、休みは形だけだった。


依頼は受けなかったが、訓練はした。柔らかく、壊れるまで追い込まず、下で壊れたもの、あるいは壊れかけたものに集中して。


ベラは、攻撃を受け止めるのではなく、逃がす訓練をした。盾は角度をつける。後ろへの一歩は退却ではなく技の一部。重心を移し、短く六枚刃のメイスで返す。彼は粗い虫の突進を何度も何度も彼女の前に作り、ベラは辛抱強く、自分の体を、相手の質量と争わず、それを欺く仕組みへ変えていった。


リニは、盾の近くを撃つことを学んだ。


それは、ただ正確に撃つことよりずっと難しかった。盾は動く。ベラは位置を変える。メイは側面で閃く。想像上の通路が肩を押し潰す。リニに必要だったのは、ただ当てることではなかった。ベラが線を保ち、メイが外れ、ノエルが警告し、彼が戦いを崩させないと信じることだった。


力は日ごとに彼女の言うことをよく聞くようになっていた。だが仲間への恐れは、もう弱さではなく、新しい重さだった。それもまた、抱え方を学ばなければならなかった。


メイは左手と、拍子の変化を鍛えた。


壁に叩きつけられた後、彼女は自分の繰り返す動きに対して前よりも厳しくなった。以前なら、速度そのものが彼女を失敗から引き抜くことが多かった。だが今、彼女は理解しはじめていた。地下では、速いことが常に正しいとは限らない。


速く袋小路へ走っても、そこはやはり袋小路なのだ。


ノエルは、この数日ではじめて、短剣を自分の未熟さを思い出させる不安な印のように持ち歩く人間には見えなくなった。


メイが容赦なく彼女を追い立てた。


怪我をさせるほどではない。


だが、怒りが出るところまで。


そしてそれは、どんな優しさよりもよく効いた。


「また刃を見てる」と、メイが訓練を止めて言った。


息を切らし、髪の一房を頬へ貼りつかせたノエルが、苛立って答えた。


「鋭いからです」


「素晴らしい観察ね。あとは、敵も鋭いって理解するだけ」


「理解しています」


「いいえ。あなたはまだ、短剣を最後の手段だと思ってる。まず評価する。判断する。打たずに済むか。下がれるか。誰か、汚い部分を代わりにやってくれる人を呼べるか」


ノエルが固まった。


メイは近づいた。


「でも、数えるにはもう遅いことがある。時には、目の前にいるのは物語を持った人間でも、本の中の課題でも、道徳的な選択でもない。自分の者の喉へ届く脅威よ。そういうものは、取り除く」


ノエルは、怒りと理解で青ざめた顔で彼女を見ていた。


「暗殺者は、ただ人を殺す者じゃない」と、メイは意外にも噛みつくような調子ではなく言った。「脅威が自分の者の喉へ届く前に、それを消す者よ。汚れるべきかどうか、毎回考えていたら、脅威のほうがあなたの代わりに決める」


ノエルは答えなかった。


だが次の訓練で、彼女の打ち方は変わった。


強くではない。


より正確に。


メイが百足の脚に見立てて訓練用の棒を出すと、ノエルは下がって綺麗な角度を探す代わりに内へ踏み込み、想像上の関節へ短く斬りつけ、身を返してベラの背後へ抜けた。


全員が一瞬だけ止まった。


ノエル自身でさえ。


それからメイが鼻を鳴らした。


「それ」


ノエルは荒く息をしていた。


「考えませんでした」


「やっとね」


「それは褒め言葉ですか?」


「今のが褒め言葉よ」


ノエルは短剣を下ろした。


それから不意に、彼を見た。


怯えた目ではなかった。


むしろ、自分の中に新しい扉を見つけたばかりで、それを喜んでいいのか確信が持てない者の目だった。


彼は言った。


「良い」


それ以上は付け加えなかった。


彼女はうなずいた。


それで十分だった。


三日後、彼らはマルブルクへ戻った。


より真剣に。


より静かに。


最初の深い潜行の前にあった、あの神経を尖らせた期待はなかった。あのとき、下へ進む一歩一歩は勇気の証明のようだった。今は違った。


仕事だった。


悪く、危険で、金がかかり、必要な仕事。


第一階層は速く通過した。


第二階層は綺麗に抜けた。


第三階層は慎重に、余計な停止なしで進んだ。ノエルは菌の膨らみを前もって白墨と小石で印づけた。メイは菌に対して声に出して罵るのをやめ、代わりに視線だけで済ませた。その視線なら、おそらく胞子でさえ萎れたはずだった。


第四階層は長く、むらがあり、低い通路が多かった。ベラは少し身を屈めなければならず、盾は何度も壁に引っかかった。そこで彼らは初めて、骨の指を持つ暗い目なし猿のような魔物どもに出会った。そいつらは天井から跳び、顔を狙って打ち、灯火を奪おうとした。


そしてここで、ノエルは本当に開いた。


一体が上の梁から、まっすぐリニへ落ちてきた。ベラは前の二体で手がふさがっている。メイは右。彼は左。近距離で魔法を撃つのは危険だった。


一番近かったのはノエルだった。


彼女は叫ばなかった。


呼ばなかった。


下がらなかった。


短剣を抜き、跳び込みの下へ踏み込み、肋骨の下の柔らかい場所へ下から上へ突き入れた。それからすぐ横へ抜け、落ちてくる体に巻き込まれないようにした。


その動きは美しくなかった。


むしろ汚かった。


近すぎて、鋭すぎた。


だが正しかった。


魔物は床へ落ち、痙攣した。メイがほとんど通りすがりに、もう一本の刃でとどめを刺した。


ノエルは自分の短剣についた血を見た。


長くは見なかった。


すぐに魔物の毛皮で刃を拭い、言った。


「次へ」


メイが、新しい表情で彼女を見た。


「次へ」


誰もすぐには褒めなかった。


時には、褒め言葉は沈黙より邪魔になる。


第五階層では、前回の重い戦闘の跡を、ほとんど言葉なく通り過ぎた。戦いの痕はまだ残っていた。石の欠け、茶色い染み、リニの一撃が焼いた跡。彼女はそこを見て、息を吸ったが、止まらなかった。


ベラが少しだけ位置を変え、彼女と崩落の間に立った。視界を遮るのではなく、ただ示すために。


今の私たちは、ここに違う形でいる。


第六階層への降り口に着いたとき、彼らの状態は前回よりずっと良かった。


そして彼は、また下を見た。


今度、さらに進みたい欲求は冷たかった。


消えてはいない。


だが、もう喉元を掴んで引きずってはいなかった。


ベラが気づいた。


「行くか?」彼女が尋ねた。


彼はうなずいた。


「行く」


第六階層は濡れていた。


第三階層のように湿っている、ではない。


濡れていた。


水が壁を細い糸のように流れ、床の割れ目に集まり、ときどき上から、どこかで見えない時計が動いているかのように一定の間隔で落ちてきた。灯火の光は水たまりに映り、そのせいで影の動きがずれた。通路は広くなっていたが、そのぶん誤魔化しが多かった。広い場所では、囲まれやすい。


鉄と、水草と、古い腐臭がした。


第六階層での最初の戦闘は硬かった。


細い爬虫のような体と長い口を持つ水棲の魔物が三体、横の水路からほとんど音もなく這い出してきた。ベラが二体を引き寄せた。三体目は壁を伝って逃れた。ノエルがそれに気づき、短い小刀を投げた。殺しはしなかったが、跳躍を崩した。メイが仕留めた。リニは盾へ向かった一体を焼き、ベラは六枚刃のメイスで二体目の頭蓋を砕いた。


「これでようやく地下迷宮って感じね」とメイが言った。


「嬉しそうに聞こえる必要はありません」とノエルが言った。


「嬉しくないわ。驚いてないだけ」


第七階層で、アイリが戻ってきた。


彼らはちょうど、古い石の窪みのそばで足を止めていた。かつては像があったのかもしれない。今は台座の下半分と、鉱物のこぶに覆われた彫られた脚の一部だけが残っていた。比較的乾いていて、三方を守られ、短い休憩には都合のよい場所だった。


不意に空気が温かくなった。


最初は、物理的にではない。


誰かが地下迷宮へ太陽の記憶を持ち込んだようだった。


最初に顔を上げたのはメイだった。


「お」


彼らのそばの窪みに、光が滲んだ。強い光ではない。金色で、柔らかく、この湿った石の腹の中ではあり得ない光だった。それから光は身体になり、髪になり、目になり、笑みになった。


アイリが息を吸った。


周囲を見回した。


「陰気なところにいるのね」


彼が何か言う暇はなかった。メイがもう近づき、アイリの肩を指で突いた。


「本物?」


「とても」


「よし」


そして抱きしめた。


短く、鋭く、ほとんど怒ったように。


アイリは、あまりにも優しく抱き返した。そのせいでメイはすぐ離れ、ただ顕現の密度を確認しただけだという顔をした。


リニは、彼の喉が詰まるほどの笑みを浮かべた。ノエルは、今になってようやく自分がどれほど張りつめていたかに気づいたように息を吐いた。ベラはアイリを見て言った。


「とても良い時機だ」


「誰かの口の中に出ないよう、努力したの」とアイリは答えた。


彼女が戻ったことは、彼だけを助けたわけではなかった。


それは、ほとんどすぐにわかった。


アイリは普通の意味での戦闘魔導士ではなかった。隊列を組むわけではない。盾を保つわけでもない。腱を切るわけでも、罠を示すわけでもない。だが彼女の存在は、地下迷宮そのものの織り目を変えた。


裂け目から出てきそうだった小さな魔物どもが、また奥へ這い戻った。第七階層で横の広間から現れた盲目の群れは、彼らの前まで来ると急に止まり、見えない炎にぶつかったように、しゅうと音を立てて散り、ベラが盾を上げる前に隙間へ逃げ込んだ。


「今の、あなたですか?」ノエルが尋ねた。


アイリは微笑んだ。


「どちらかと言えば、あの子たちが私たちを食べたい気持ちより、生きたい気持ちのほうを大事にしたのね」


メイが鼻を鳴らした。


「つまり怖がらせた」


「とても柔らかくね」


別の戦闘では、彼女はただ手を上げただけだった。ガラスの蜂のような半透明の虫たちが、リニへ届く前に温かな金色の光へ溶けた。


燃えたのではない。


爆ぜたのでもない。


本当に溶けた。


悪い考えが、よい朝の中で消えるように。


それは多くの打撃より怖かった。


そして美しかった。


その後、ベラはただ言った。


「便利だ」


アイリは笑った。


「実務的な女性、大好き」


アイリの出現の後、噂を押さえることはもう不可能になった。


もちろん、マルブルクは地下迷宮だ。下には余計な目は多くない。だが入口、ギルドの詰所、商人、荷運び、他の組、掲示板の印、彼らが持ち帰る戦利品、潜行後の状態、もう根無しではなくなったベラ・根無し草、そして入口の汚れた空気さえその周りで明るくなる赤毛で緑の目の女――それらは隠せなかった。


彼らは、ただ覚えられるだけではなくなった。


見られるようになった。


最初は好奇心で。


次は打算で。


そしてその後、冒険者たちが理解したときの顔で。


近くを歩いているのは、ただ運のいい組ではない。


もしかすると、遠くへ行きすぎる前に、ついておくべき何かだ。


ある出入りの後、最初の組が彼らへ近づいてきた。


四人だった。槍使いが二人、弓使いの女が一人、幅広い肩をした斧持ちの男が一人。新人ではない。星でもない。経験があり、慎重で、深い通路の値段を知っている顔だった。


話したのは斧持ちだった。


「お前たちは、もっと深く行く」


問いではなかった。


ベラが答えた。


「行く」


「外周が必要になるかもしれない」


「かもしれない」


「俺たちは八階層まで行った。一度だけ九階層へも行った。濡れた通路を知っている。巣の一部も知っている。第二列を保てる。報酬は相談だ」


彼は彼らを注意深く見ていた。


第一の世界でも、竜のところへ行く前、彼らは分隊で進んだ。


自分たちの組だけではなかった。


あの時も認めざるを得なかった。愛と力と頑固さは素晴らしい。だが地下迷宮の深さは、美しい連携に敬意を払う義務などない。時には、もっと多くの手、もっと多くの盾、もっと多くの目、主要な者たちが不可能をしているあいだ、第二の通路を塞げる者たちが必要になる。


この世界でも、ヘラへたどり着くには外部の助けなしでは無理らしい。


もちろん、メイは喜ばなかった。


「人が増える」と彼女は後で言った。「騒音が増える。見ておく背中が増える」


「槍も増える」とベラが言った。「第二列も増える。倒れる寸前ではない時点で休める可能性も増える」


「馬鹿だとは言ってない。嫌いって言ったの」


「正直だ」


次に、二つ目の組が近づいた。


それから三つ目。


全員が正しく近づいたわけではない。ただ金と噂しか見ていない者もいた。そういう者たちは、ベラが隊列について二つほど質問しただけで、ほとんど切り落とした。ノエルが物資と撤退について詰めた。メイはただ見るだけで、気の弱い者は急用を思い出した。


別の視線もあった。


それにも気づかずにはいられなかった。


彼の女たちは見られていた。


リニには、恐れを混ぜた感嘆の目が向けられた。美しく、静かで、すでに囁かれるほどの制御を持つ強い魔導士。


メイには、露骨な欲望と、その欲望が最良の場合でも指を失うことで終わり得るという、同じくらい露骨な理解が向けられた。


ノエルには、最初は見くびる目が向けられた。だがその後、特に「本を持った少女」が熟練の冒険者たちより早く罠を見つけるという噂が広がってからは、その視線はより注意深いものへ変わった。


ベラには、盾を理解する者たちの敬意と、ずっと彼女を組へ入れたかったが一度も得られなかった者たちの興味が向けられた。


アイリには――


アイリには、違う目が向けられた。


触れたい光を見るように。


だが、手は自分から上がらない。


欲望は、畏敬と、戸惑いと、そしてすぐに訪れる理解と混ざっていた。自分たちには何もない。まったく。誰かが獲物を嫉妬深く守っているからではない。この女たちはもう、外からの視線が自分の居場所を見つけられないほどの繋がりの内側に立っているからだ。


ある日、ギルドの入口でメイがそれに気づいた。若い剣士がリニを長く見て、それからメイを見て、次にアイリを見て、最後に彼と目が合うと、急に自分の靴紐を直すのに忙しくなった。


「かわいそう」とメイが言った。


「誰がですか?」ノエルが尋ねた。


「あれ。全員欲しいと思って、それなのに一言も声をかけられないって気づいた男」


アイリが笑った。


「見る目があることを責めるわけにはいかないわ」


「役に立たない見る目なら責められる」


ベラが乾いた声で付け加えた。


「望みのない欲は、希望を与えなければ早く冷める」


リニは赤くなった。


だが、以前ほど無防備ではなかった。


彼女は、他人の視線の中で生きながら、それに何かを決める権利を渡さないことを学びつつあった。


その先の道は重かった。


第七階層、第八階層、また下り、また通路、また地図。それらの地図はますます嘘をつきはじめた。時には外部の組が一つ同行し、時には二つ、時には彼らの主軸の五人と、ここにいるときのアイリだけだった。外の者たちは最も私的な部分からは遠ざけていた。だが戦闘では、距離はすぐに形だけになる。通路で側面を塞いでくれる人間は、夜に別世界の女神や、自分の別の人生について話さない相手であっても、もう完全な他人ではない。


第八階層は乾いて、熱かった。


濡れた第六階層、湿った第七階層の後では、それは五分だけ救いに見えた。その後すぐ、熱が石の割れ目から来ているのだとわかった。そしてその割れ目には、傷つけると燃え上がる炭の蜥蜴のような魔物が棲んでいた。そこで水を大量に使い、外部の組の槍使いを一人、ほとんど失いかけた。そういう蜥蜴が彼の足元で爆ぜたのだ。


ベラが盾で彼を火の線から弾き出し、メイが襟首を掴んで引きずり出した。彼がまだ生きていると理解するより先に、ノエルはもうズボンの裾を裂き、冷却の薬液を注いでいた。


その後、外部の組は彼らを奇妙な幸運として見るのをやめた。


中心として見るようになった。


第九階層に着く頃には、彼らは疲れ切っていたが、壊れてはいなかった。


第九階層は、天井が闇の中へ消える巨大な広間で迎えた。壁からは古い石の肋骨のようなものが突き出していた。柱の残骸なのか、それともとっくに死んだ何かの骨なのか、判断がつかなかった。下では地下水が鳴っていた。ただし近くではない。もっと深く、床の下で。空気は冷たく乾いていた。すべての音が上へ抜け、遅れて、他人のもののような反響になって返ってきた。


ここで彼らは止まった。


これ以上が不可能だったからではない。


次からは、もう次の一気の進みになるからだ。


第十階層まで。もしかすると、それより下へ。地図が嘘をついていなければ。


そして地図は、ますます嘘をついていた。


物資を補充する必要があった。傷ついた者を治す必要があった。鎧を直す必要があった。火傷を手当てする必要があった。外部の誰をさらに連れていき、誰を第九階層の入口側の拠点へ残すかを見極める必要があった。


彼らは入口が二つある横の広間に拠点を作った。ベラは、盾でほぼ完全に一つの通路を塞げる場所を選んだ。メイは二つ目を確認した。ノエルは白墨で撤退線を示し、乾いた小骨と金属の小輪で小さな警鳴の仕掛けを張った。リニは入口を細い魔法の印で補強した。罠というほどではなく、警告だった。アイリが壁へ触れると、広間は少しだけ温かくなった。


地下での休息は、決して本当の休息にはならない。


それでも時には、それに近いものになる。


彼らは黙って食べた。硬いパン、肉、小袋の酸っぱい干し果実、水を少しずつ。外部の組は隣の通路にいた。助けるには十分近く、邪魔にならないには十分遠い。


斧持ちが一度、アイリが彼のそばに座っているのを見た。メイが彼の太腿に頭を置いているのを見た。リニが彼の肩のそばに身を寄せているのを見た。ノエルが反対側にほとんどぴったり座り、ただこの光のほうが書きやすいだけというふりをしているのを見た。ベラが壁際で、盾を手の届くところに置いてうとうとしているのを見た。


見た。


理解した。


顔を背けた。


賢い男だった。


メイは気づいた。


「また一人、物分かりのおかげで生き残った」


ノエルは記録から顔も上げずに言った。


「すべての視線に罰が必要なわけではありません」


「ええ。愚かな視線だけよ」


アイリがメイの髪に指を通した。


「今日は優しいのね」


「疲れてるの」


「あなたの場合、時々それは同じものね」


メイは噛みつこうとしたが、代わりに鼻を鳴らし、目を閉じた。


リニはとても静かに座っていた。


彼は彼女へ身を寄せた。


「何だ?」


「第九階層です」と彼女は言った。「なのに、ここでもう人生の半分くらいを過ごした気がします」


「マルブルクはそういう働きをする」


「輪郭を削るんですね」


「ああ」


彼女はアイリを見た。


「そして、あなたは輪郭を戻す」


アイリは微笑んだ。


「時に愛とは、人の肌がどこで終わり、石がどこから始まるのかを思い出させることなの」


「変な言い方です」とノエルが呟いた。


「でも正しい」と、ベラが目を閉じたまま言った。


第九階層での夜営は不安定だった。


交代で眠ったが、実際には誰も深くは眠らなかった。遠くの水音、石のきしみ、ときどき遠い通路から聞こえるかすかな擦れ、ノエルの骨の警鳴仕掛けが小さく鳴る音。通路を小さな魔物が走り抜け、すぐアイリの温かな光から逃げたときの音だった。


ある時、彼はリニが隣に座り、自分を見ている気配で目を覚ました。


「何かあったのか?」


「何も」


「地下でそれは悪い答えだ」


彼女は弱く微笑んだ。


「ただ見ているだけです」


彼は、それが無意味だとは言わなかった。


もう一人のリニとの夢の後、アイリの後、道がいつ現れてもおかしくないとわかった後、彼女たちは時々、ただ見ていた。


覚えるために。


満たされるために。


もし後で必要になるなら、内側に痛みだけでなく、温かさも残すために。


メイは彼の膝の上で、ほとんど獣のように丸くなって眠っていた。ノエルはようやく眠りに落ち、ベラの肩へ頭を預けていた。ベラは動かなかった。おそらく腕はもう痺れているだろうに、それでもノエルを眠らせていた。アイリは向かいに座り、炎のない小さな焚き火のように、ほとんど気づかないほど淡く輝いていた。


「明日はもっと悪くなります」と、リニが静かに言った。


「ああ」


「それでも行くんですね」


「ああ」


彼女は彼の手を取った。


強くではない。


ただ、指を絡めた。


「なら、今日はこのままで」


彼はその手を握り返した。


アイリが二人を見ていた。そして、あの笑みを浮かべていた。嫉妬も、哀れみもない。ただ、受け入れる笑み。


石壁の向こうで、マルブルクが眠りの中で身じろぎしていた。


第九階層は、彼らの次の決断を待っていた。


上のアステルでは、神を連れた組、盾、魔導士、獣人、本を持つ少女、そしてなぜか、底に財宝ではなく答えが待っていると知っているかのように彼女たちを下へ導く男について、もうきっと噂が膨らみはじめているだろう。


そしてここ、横の広間で、石と冷気と包帯についた血と淡い金色の光の中、彼らはただ互いに身を寄せていた。


厳かにではない。


美しくではない。


貪るように。


静かに。


人間らしく。


夜が残っているかぎり。

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