第十九章
翌日はまた訓練の日だった。
メイは短剣をつけて街の外へ出た。
堂々とではない。見せつけるようにでもない。ようやく正しい決断を受け入れた、というふうでさえなかった。むしろ逆だった。不愉快な必要性を手に取り、それに気づいた者がいれば誰とでも言い争うつもりの人間の顔だった。
短剣は太腿に下がっていた。
暗い鞘はよく収まっていた。帯はぶらつかず、柄は掌の下、少し後ろにあり、下へ、そして横へ引く動きで抜ける位置だった。メイは道中で何度か留め具を直したが、罵らなかった。つまり、ノエルは本当に良いものを選んだのだ。
窪地で、彼女は訓練用の的の前に立ち、両手を伸ばし、二本の短剣を抜いた。
そして、すべてがすぐにわかった。
完璧ではない。
違う。
いきなり達人というわけではない。
だが、その動きはあまりにも自然に彼女と噛み合っていて、リニでさえ小石を回すのをやめ、ただ見ていた。
その短剣は、昨日与えられた武器には見えなかった。
ようやく、戻るべき場所へ戻ったもののように見えた。
最初の一時間は、握り、構え、足運び、方向転換に費やされた。メイは苛立っていた。体のほうが、手が覚えている速度より先へ行きたがっていたからだ。彼女は何度か攻撃後に開きすぎ、一度は戻しの動きで自分の前腕をかすめかけ、それから罵り、向き直り、ゆっくりやり直した。
彼はほとんど口を出さなかった。
短く言うだけだった。
「肘を近く」
「打つ前に跳ぶな」
「二本目は飾りじゃない」
「速さを追うな。勝手に来る」
メイは噛みつくように言い返した。
だが聞いていた。
それが一番大事だった。
二時間後、速さが来た。
全部ではない。
だが、訓練用の棒を持っていても、向かいに立つのが不快になるには十分だった。爪は彼女に近さ、怒り、裂けるような獣じみた攻撃線を与えていた。短剣は、長さ、角度、動きの続き方を与えた。今の彼女は、ただ食らいつくだけではなかった。すれ違いざまに斬り、離れ、戻り、関節、隙間、柔らかい場所を狙い、自分の体すべてを反撃の前に晒さずに動けた。
別の世界にあったものが、ここで生まれ直していた。
それでも、完全な写しではなかった。
このメイは少し違う動き方をした。最初はより粗く、反転はより硬く、失敗にはより激しく怒った。だが土台は同じだった。二本の短い刃を持つ銀色の影。力で防御を壊すのではなく、そこがすでに弱いはずの場所を見つける影。
「で?」と、彼女は次の一連の動きの後、荒く息をしながら尋ねた。
「君のものだ」と彼は言った。
彼女は目を細めた。
「短剣が?」
「ああ」
「知ってる」
「今、本当に知った」
メイは言い返そうとした。
だが、しなかった。
ただ刃を鞘へ戻した。
彼女には、それを聞く必要があったのだ。
さらに興味深かったのは、ノエルの進歩だった。
最初、彼女は自分の長めの短剣を腰に下げ、少し離れたところに立って見ていた。いつものように、注意深く、ほとんど貪るように。だが今は、全体を見ているのではなく、メイの細部を見ていた。足をどう置くか。肩をどう逃がすか。刃をどう抜くか。攻撃の後、手を留めないこと。
やがて、彼女の視線に苛立ったメイがぼそりと言った。
「握りがまた木みたい」
ノエルが瞬きをした。
「何ですか?」
「あなたの握り。見せて」
ノエルは短剣を抜いた。
メイは近づき、彼女の手首を取り、掌の向きを変えた。
「逃げるのが怖いみたいに握ってる。逃げない。でも、そんなふうに締めていたら、最初の一撃の前に手が疲れる」
「怖くありません」
メイは彼女を見た。
ノエルは少し黙った。
「……わかりました。怖いです」
「そのほうがいい」
メイは彼女の指を直した。
柔らかくはない。
だが正確に。
「刃は拳じゃない。押し潰すものじゃない。道を開くもの。こう」
メイは短い動きを示した。
ノエルが真似した。
下手だった。
メイは顔をしかめた。
「もう一回」
ノエルは繰り返した。
少しましだった。
「もう一回」
半刻もすると、ノエルはもう違う動き方をしていた。
メイのようにではない。絶対にメイのようにはならない。彼女には獣じみた力も、踏み込みの速さも、爪も、近間への生まれつきの感覚もなかった。だが彼女には頭と目があり、見せるものが美しい型ではなく理解できる動きなら、それを吸い込むように覚える妙な力があった。
彼女は正面からぶつかる戦士になっていたわけではない。
なれるものになりつつあった。
横の影。
中心へは踏み込まない。だが、手を伸ばされたら手首を切る人間。怖いから退くのではなく、角度を選ぶから退く人間。短剣を貧者の剣としてではなく、正しい一秒のための道具として使う人間。
暗殺者にふさわしい。
彼はそう思い、口には出さなかった。
いらない。
まだ、いらない。
ノエルは自分でそこへ向かっていた。そしてメイのそばでの一日の訓練は、先週全部よりも彼女に多くを与えた。
夕方には、彼女は短剣を抜き、横へ踏み、訓練用の打撃を避け、開いた線へ短く的に触れられるようになっていた。毎回ではない。速くもない。だが正しかった。
メイは、満足していると認めたくないような顔で彼女を見ていた。
「耐えられる」と、ようやく言った。
汗をかき、髪を乱し、まるで王から褒美をもらったように輝いていたノエルは、真剣にうなずいた。
「ほとんど最高位の褒め言葉ですね」
「慣れるな」
「遅いです」
リニが笑っていた。
彼も微笑んだ。
そして、長いあいだで初めて、組が本当に組になったのだと思った。
その夢ではなく。
下書きでもなく。
一人がもう一人を教える、働く、生きた連携。彼がそう言ったからではなく、そうしないとすでに不便だから教える連携。
翌日、彼は角猪二頭の依頼を受けた。
それを聞いたノエルは目を閉じた。
「二頭」
「ああ」
「つまり、角猪一頭では教育効果が足りなかったということですね」
「あのときの俺たちは弱かった」
「答えになっていません」
「答えだ」
メイが鼻を鳴らした。
「二頭の猪なら、もう楽しそうに聞こえる」
「違う」と彼は言った。「危険に聞こえる。楽しいかどうかは、生き残ってからだ」
リニは依頼の説明を注意深く読んでいた。
「森の中です」
「ああ」
それが最大の不都合だった。
畑ではない。谷でもない。小川のそばの開けた帯でもない。
森。
密ではないが、古い。木は太く、幹は広く、根は土の下にも上にも伸びている。見通しはすぐ切れる。リニの遠距離の魔法も難しくなる。枝、幹、まっすぐでない射線。彼にとっても悪い。動きを完全には見られないことが多い。しかも木々の間には、猪が短い助走をつけるだけの空間はある。畑ほど長くなくても、角猪にとっては数歩で人間を壊れた人形へ変えるには十分だった。
重要なのは、分断すること。
二頭同時には無理だ。
確実には。
生き残るかもしれない。だが、「かもしれない」を計画の土台にするのには、もう飽きていた。
「ノエル」と、彼は現場へ着き、森の端を確認してから言った。「今日は木の上だ」
彼女は彼を見た。
「何ですか?」
「木の上」
「私は鳥ではありません」
「今日はほとんど鳥だ」
メイが鼻を鳴らした。
リニが慎重に尋ねた。
「安全ですか?」
「地上よりは安全だ。彼女は見なければならない。幹の間を走り回らなくていい。突進を食らわなくていい。木の上なら動きがよく見えるし、警告できる」
ノエルは一番近い樫を見た。
太く、古く、低い枝がある。
「私は木登りがあまり得意ではありません」
メイはもう肩から縄を外していた。
「すぐ覚える」
「気に入りません」
「なら役に立つ」とメイが言った。
「あなたたち全員、彼に似すぎてきています」
「侮辱しないで」
ノエルは不器用だったが、登った。最初に低い枝へ、それからさらに上へ。背を幹に当て、足を枝分かれにかけて座れる場所まで。彼は急な動きで落ちないよう、命綱として縄の輪を固定させた。
「座っている。見る。短く叫ぶ。跳ばない」
ノエルは眉を寄せた。
「必要なら?」
「跳ばない」
「でも……」
「ノエル」
彼女はため息をついた。
「跳びません」
後になって、彼はこの瞬間を思い出すことになる。
とてもはっきりと。
彼女が「跳びません」と言ったこと。
命令が十分単純だと、彼が信じたこと。
そして世界が、いつものように、別の判断をしたこと。
一頭目の猪は、ほとんど簡単に仕留めた。
ほとんど、だ。猪は一頭でも決して簡単ではないからだ。
だが計画は機能した。メイは短剣を手に、より確かに動いていたが、まだ確かな一撃を入れる隙を見つけられずにいた。挑発し、幹の陰へ逃げ、獣に向きを変えさせた。リニは最初の隙間で撃たず、綺麗な射線を待った。彼は猪が短い突進でメイを外し、角を木へ叩き込んだ瞬間、前脚を崩した。幹は耐え、猪は一秒だけ引っかかった。リニが斜めから脇へ打ち、倒れたところをメイが首で仕留めた。
綺麗だった。
ほとんど美しかった。
上からノエルが叫んだ。
「二頭目、右の奥!」
良い。
分断できた。
二頭目は大きかった。
そして賢かった。
少しだけ。
だが十分だった。
それはメイの動き一つ一つへすぐ飛びかかってはこなかった。まず鼻を鳴らし、回り、蹄で地面を打った。それから短い突進を、メイがいる場所ではなく、メイが逃げようとする場所へ向けた。二度、彼女は綺麗に逃げた。三度目で捕まった。
牙ではない。
牙なら、すべてがそこで終わっていたかもしれない。
猪は走り抜けざま、体側と肩で彼女をかすめた。生きた破城槌のように。メイは跳び退けたが、完全には避けきれなかった。打撃は太腿と胴に入り、彼女を足元からさらい、幹へ叩きつけた。
ぶつかる音は、叫びより恐ろしかった。
メイは地面に落ちた。
短剣が両手から飛んだ。
立ち上がらなかった。
「メイ!」リニが叫んだ。
「止まれ!」彼が怒鳴った。
厳しくしている時間があったからではない。
リニがもう前へ飛び出しかけ、射線も位置も失いかけていたからだ。
木の上からノエルが叫んだ。
「向きを変えています!」
見えている。
猪はもう向きを変えていた。
彼へではない。
リニへでもない。
メイへ。
彼女は、ノエルが座っているまさにその木の下近くに倒れていた。動いてはいるが、起き上がれない。頭が揺れている。息が詰まっているのかもしれない。太腿を傷めたのかもしれない。猪は頭を下げ、角を前へ向けた。
とどめ。
彼は間に合わない。
リニも間に合わない。彼女と猪の間には幹があり、射線が悪い。この位置から撃てば、メイを巻き込む可能性がある。
彼は一歩踏み出し、魔力を引いた。肋骨と肩が、もはや痛みではなく、疲れきった体の白い閃きのように反応した。
間に合わない。
そのとき、ノエルが跳んだ。
木から。
彼がはっきり「跳ぶな」と命じた、そのノエルが。
彼女は叫ばなかった。
美しく舞い降りたわけでもない。
ただ片手で枝にしがみついて角度を変え、地面ではなく猪の背へ落ちた。彼女の体重は軽かったが、高さは足りた。手の短剣は肩甲の後ろ、骨の守りが薄い場所へ、柄元近くまで深く入った。
致命傷ではない。
だが、痛い。
そして何より、正しい。
猪は咆哮し、身をよじり、メイへの線を失った。前脚が乱れ、胴が揺れた。ノエルを振り落とそうとし、彼女は自分から滑り落ち、地面に叩きつけられ、転がり、奇跡的に蹄の下には入らなかった。
「左へ!」彼は彼女に叫んだ。
聞こえたかはわからなかった。
だが彼女は左へ這った。
生きている。
その数秒で足りた。
彼は別の幹を回り込み、横から開いた角度を取って、斬りつけた。脚へ魔法の打撃を入れた。強くではない。正確に。猪の体勢が落ちた。
「リニ!」
リニはもう準備できていた。
今度は遅れなかった。
魔法の一撃は彼とメイの間を低く、斜めに抜け、首と頭蓋の付け根へ入った。完璧ではない。だが、獣を前脚へ崩れ落ちさせるには十分だった。彼は横から、顎下の開いた皮膚へ刃を入れてとどめを刺した。力よりも体重を乗せた。
猪が痙攣した。
もう一度。
静まった。
数秒、誰も動かなかった。
それからメイが咳き込んだ。
その日で一番いい音だった。
彼が最初に彼女のところへ行った。
「生きているか?」
メイは何か皮肉を言おうとしたが、出たのは掠れた息だけだった。
「喋るな」
それでも彼女は掠れた声で言った。
「自分で……わかる……」
なら確実に生きている。
太腿は強く打っている。脇も。肩は木の皮で擦れている。後頭部は、あり得たほどひどくは打っていないらしい。目の焦点は悪いが、合う。
ノエルは数歩離れた地面に座り、白墨のように白くなっていた。
リニはもう彼女のそばにいた。
「無事ですか?」
ノエルは自分の手を見た。
血がついていた。彼女の血ではなく、ほとんど猪の血だった。
「私、跳びました」と彼女は言った。
声は、自分でもまだ信じられないように響いていた。
「ええ」とリニが言った。
「彼は、跳ぶなと言いました」
「ええ」
「私、跳びました」
「ええ」
彼は彼女へ顔を向けた。
「検討は後だ」
ノエルは唾を呑み込んだ。
「悪い検討ですか?」
「とても悪い」
彼女は、それが当然だというようにうなずいた。
それからメイを見た。
「生きていますか?」
メイは頭を少し上げ、掠れた声で言った。
「あなたの平穏には……残念ながらね」
ノエルが突然、両手で顔を覆った。
リニが彼女の肩を抱いた。
彼はそれを、きっかり数秒だけ許した。
それから、働かなければならなかった。
証拠。死体の確認。メイの手当て。ノエルの手当て。彼女は掌を擦りむき、肩を打ち、脇腹にはすでに落下の痣が黒くなりはじめていた。リニは持ちこたえていたが、遅れてきた恐怖の放出で震えているのが見えた。
村へ戻る道は重かった。
メイは最初、自分で歩こうとした。
十歩でほとんど倒れかけた。
彼は許可を求めなかった。ただ彼女を抱え上げた。
「やめなさい」と、彼女は息を吐いた。
「遅い」
「私は、あなたを……」
「後で噛め」
「強く……」
「覚えた」
村までの半分の道を、彼はメイを抱えて運んだ。
不便で、痛く、肋骨はまた疼きだし、肩は抗議していた。だが五歩ごとに彼女を倒れさせるよりはましだった。メイは最初、抵抗した。やがて力尽き、彼の腕の中で黙っていた。怒っていて、屈辱を感じていて、力で誇りを守るには弱りすぎていた。
彼は何も言わなかった。
それも大事だった。
慰めない。
冗談にしない。
いい娘だとも呼ばない。
ただ運ぶ。
道の後半で、彼女は頑固に下ろせと要求した。
「メイ」
「下ろして」
「倒れる」
「そのときは拾えばいい」
彼は彼女の目を見た。
それから下ろした。
実際、彼女はほとんど倒れかけたが、彼の肩にしがみついて持ちこたえた。その先は彼に寄りかかりながら、自分で足を引きずって歩いた。遅く。怒りながら。一歩ごとに、自分はまだ終わっていないと世界に証明するように。
ノエルは静かに歩いていた。
静かすぎた。
リニが彼女のそばについていた。
村では、彼らは最初、喜んで迎えられた。メイとノエルの状態を見るまでは。喜びは慎重なものになった。証拠は受け取られ、印も押され、アステルまでの荷車まで出された。そうでなければ、彼らは夜まで戻る羽目になり、途中で残りの忍耐を失っていたかもしれない。
荷車の中で、メイは傷めた脚を伸ばし、床を見ていた。
ノエルは向かいの隅で、手に包帯を巻いていた。
リニはその間に座り、二人とも抱きしめたいのに、どちらを先に抱きしめればいいのかわからない人のようだった。
彼は縁に座り、ただ一つだけ考えていた。
検討は厳しくなる。
とても。
ギルドへ着いたのはもう夕方だった。
マリィは彼らを見ると、冗談さえ言わなかった。
「治癒師?」彼女はすぐに尋ねた。
「提出の後で」と彼は言った。
「今です」
「メイ?」
メイが顔を上げた。
「先に提出」
マリィは彼女を見た。
それから彼を見た。
「あなたたち、全員馬鹿です」
それでも書類は受け取った。
報酬は良かった。
とても良かった。
大型の魔物二体。どちらも確認済み。村の印。追加の証言。ノエルは自動的に硬貨を数えようとしたが、指が震えていたので、リニがそっと財布を受け取った。
ノエルは言い争わなかった。
それは、どんな痣より悪かった。
ギルドの後、彼らは結局、マリィに紹介された治癒師のところへ行った。もちろんマルトルではない。だが街の治癒魔導士は十分に腕があり、メイは太腿の強い打撲、軽い脳震盪、肋骨は無事、ただし数日は跳躍と急な動きを避けること。ノエルは肩の打撲、擦りむいた掌、痣、骨折なし、と見立てた。
運が良かった。
良すぎた。
宿へ戻ったのは暗くなってからだった。
食欲はほとんどなかったが、彼は全員に少しでも食べさせた。それから部屋へ上がった。メイは壁際に座り、脚を伸ばした。ノエルは敷き布団の上で毛布にくるまった。リニは水、包帯、報酬の入った財布を卓に置いた。
全員が黙っていた。
彼は扉を閉めた。
座った。
彼女たちを見た。
「検討は今だ」
ノエルは目を伏せた。
メイは顔を歪めた。
リニは背筋を伸ばした。
彼は褒め言葉からは始めなかった。
今日は違う。
「俺たちは勝った。依頼は完了した。金は受け取った。全員生きている。これは事実だ。次の事実。戦闘はほとんど失敗していた」
沈黙。
「一頭目の猪は良かった。計画は機能した。メイ、お前はうまく木へ誘導した。リニ、一撃は正確だった。ノエル、二頭目の警告は間に合っていた。ここは良かった部分だ」
彼はメイを見た。
「二頭目の猪。お前は距離を見誤った」
彼女の耳が跳ねた。
「あいつが速かった」
「違う。一頭目より賢かった。そしてお前は同じ型で動いた」
メイは歯を食いしばった。
「……はい」
「あいつは、お前がいる場所ではなく、お前が逃げる先を捕まえた。つまり、大型の魔物相手に、同じ逃げ方を二度続けてはいけない。相手が見て、学んでいるならなおさらだ」
「わかった」
「ただ頭でわかった、では足りない。体で覚えろ。今日は牙でなかったから助かった」
彼女は黙っていた。
それから、とても小さく言った。
「はい」
彼はノエルへ向き直った。
彼女はもう、打たれるのを待っているような顔をしていた。
「お前は直接の命令を破った」
「はい」
「俺は跳ぶなと言った」
「はい」
「お前は跳んだ」
「はい」
「外していれば、蹄の下に落ちていた。短剣の入りが悪ければ、あいつはお前を自分の下へ振り落としていたかもしれない。リニが一秒早く撃っていれば、お前を巻き込んでいたかもしれない。メイが違う方向へ動いていれば、猪は結局メイにとどめを刺し、お前は二人目の負傷者として加わっただけだったかもしれない」
ノエルは白い顔で座っていた。
「わかっています」
「違う。今は頭で理解しているだけだ。本当に知るのは夜だ。眠りの中で、自分が落ちていくのをもう一度見るときだ」
リニが鋭く彼を見た。
残酷だ。
ああ。
だが彼は続けた。
「そして、ここが一番大事だ。お前はメイを救った」
ノエルが顔を上げた。
彼はまっすぐ見ていた。
「あの跳躍は計画違反だった。危険だった。ほとんど自殺行為だった。同時に、俺たちにはなかった数秒を作った。短剣は深く入った。お前は猪の動きを潰し、とどめをそらした。それがなければ、俺は間に合わなかった。リニも、おそらく間に合わなかった」
ノエルは唾を呑み込んだ。
「つまり、私は正しいことをしたんですか?」
「違う」
彼女は震えた。
「そして、そうだ」
「最低の答えです」
「正直な答えだ。戦いでは、時に正しい行動が命令違反から生まれる。だが、それを命令違反が良い癖だと考え始めたら、お前は死ぬ。今日、お前は俺の位置からは見えなかった瞬間を見た。自分で決断した。それは機能した。だが代価は死だったかもしれない」
ノエルは目を閉じた。
「わかりました」
「違う。だが、わかり始める」
彼はリニへ向き直った。
「君だ」
彼女は身を硬くした。
「君は、メイのところへ飛び出しかけた」
「はい」
「もし行っていたら、射線を失っていた。二頭目の猪に巻き込まれていたかもしれない。俺の邪魔になったかもしれない。君が止まったのは、俺が怒鳴ったからだ」
リニは指を握りしめた。
「はい」
「君は、魔法で打つべき場所へ、体で飛び込まないことを覚えなければならない」
その言葉は当たった。
彼には見えた。
リニは静かに言った。
「怖かったんです」
「全員怖かった」
「彼女が倒れていました」
「ああ」
「私は……」
「わかる」
「いいえ、わかりません」
彼は黙った。
リニは自分が何を言ったのかすぐ理解し、視線を逸らした。
なぜなら彼は、もしかするとあまりにもよく知っているからだ。
このメイについてではない。
だが、自分の者たちについて。
「十分には知っている」と彼は少し柔らかく言った。「だが戦いでは、自分の人間への恐怖に、役割から引きずり出されてはいけない。君が遠距離の力なら、組に必要な間は遠距離の一撃でいろ」
「自分の」という言葉も、部屋に残った。
今日はそういう言葉が多すぎた。
メイが不意に言った。
「私は嫌じゃない」
全員が彼女を見た。
彼女は横を向いていた。
「彼女が怖がったことは」
リニはほとんど音もなく息を吐いた。
「メイ……」
「広げるな、貴族娘。嫌じゃないと言っただけ。走れと言ったわけじゃない」
リニはうなずいた。
とてもゆっくり。
彼は疲れたように顔をこすった。
「結論。一つ目。メイは方向転換と、繰り返しを読む相手への対処を訓練する。二つ目。ノエルはもう、ただの観察役ではない。だが、それは思いつきで木から跳ぶという意味ではない。安全な降り方、上からの動き、上からの一撃を訓練する。どうせ俺の神経を痛める存在になるならな」
ノエルが顔を上げた。
「私に、木から跳ぶ訓練をさせるんですか?」
「今日の後で? 当然だ。禁じても無駄なら、死ににくくする」
メイが掠れた声で笑った。
「理にかなってる」
「三つ目。リニは、仲間への脅威があるとき、位置を保つ訓練をする」
リニはうなずいた。
「はい」
「四つ目。俺はもう、ノエルを木に上げるなら、木の下で最悪の事態が起きたときの行動を決めずにはやらない」
ノエルが静かに言った。
「それはあなたの失敗ではありません」
「俺の失敗でもある」
彼女は反論しようとしたが、しなかった。
おそらく理解したのだ。今、責任の配分を争っても無意味だと。全員が自分の分を持ち帰り、それを使って動くしかない。
それから彼は、ようやく言った。
「では、褒める」
メイが顔を歪めた。
「この後で?」
「この後だからだ」
彼は彼女を見た。
「メイ。お前が生きているのは、打たれた後、見えもしないまま立ち上がろうとしなかったからでもある。それも大事だ。動こうとはしたが、恐慌で暴れなかった。打たれる前の動きは良かった。一頭目の猪は見事だった。二頭目の失敗は重大だ。だが、その失敗で全部が悪くなるわけじゃない」
彼女は黙っていた。
受け取ったのかどうかは、わからない。
「ノエル。お前は命令を破り、死にかけた。だが瞬間を見て、動いた。それは失敗を消さない。だが勇敢で、正確だった。短剣は入るべき場所へ入った」
ノエルは静かにうなずいた。
「リニ。君は止まった。すぐではない。だが止まった。そして線が開いたときに撃った。それが戦いを混乱から救った」
リニは息を吐いた。
「あなたは?」彼女が尋ねた。
彼は彼女を見た。
「俺は二頭目の猪を見誤った。二度だ。まず、一頭目と同じ動きをすると判断した。次に、ノエルに『跳ぶな』以外の木の上での行動計画を与えなかった。そしてメイが倒れたとき、切り替えが遅すぎた」
「でも、あなたが仕留めました」とノエルが言った。
「お前たちが数秒を作ったからだ」
そして最後に、彼は言った。
「いい娘たちだ」
誰も反論しなかった。
検討は、点で終わったのではない。
むしろ息を吐くように終わった。
彼女たちはその後も長く座っていた。もうほとんど言葉はなかった。メイはようやくリニに肩の包帯を替えさせた。ノエルは飲みたくもないのに、両手で杯を持っていた。短剣は彼女のそば、敷き布団の上にあった。鞄の中ではない。そばに。
メイは自分の双短剣を膝の上に横たえた。
そして、もうしまわなかった。
二頭の猪の報酬は卓の上にあった。
大きかった。
痣を見なければ、ほとんど喜ばしいほどに。
だが今、契約破棄のための金はもうすぐそこまで来ていた。
彼は財布を見て、それからメイを見て、それから今日、命令に背いて木から跳び、それによってメイを救ったノエルを見た。そして理解した。組は強くなった。
勝ったからではない。
どうやって死にかけたのかを、今は知っているからだ。




