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詩集擬き  作者: 針山
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『嘘日(きょう)』

やっぱりほら言っただろ

だからうんこうなった

そして君はふてくされ

怒った顔で

僕を笑う

抜け出せない布団を剥いで

おはよと気さくに声をかける

眠たい目を擦りながら

おやすみと僕は返すんだ

君がよそった朝食を

僕は軽快なメロディーを聞き口に運ぶ

ちょっと意地悪に向けられた視線に

僕は美味しいよって笑うんだ

ああいつだったか

君が笑って怒ったのは

ああいつだったか

君が笑って泣いたのは

ああいつだったか

君が笑って死んだのは

ああいつだったか

毎日が嘘のように楽しかったのは

昨日と今日

違いを問われて押し黙る

明日と明後日

違いを問われて噛み締める

君が笑っていないのは

昨日に今日と明日か明後日

君が笑っていた日々は

いつの間にか忘れてしまった

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