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『28番』  作者: コアラ
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『血煙』

「地下に人を送ってくれ!火力が欲しい!応援求む!人型戦車だ!」

俺は無線を飛ばす。

『人型戦車だと?!了解!すぐに向かわせる!』

「みんな!何かに隠れろ!」

俺は叫びながら人型戦車の関節を狙った。

しかし、カバーがしてあり、火花が散るだけだった。

(やべぇ、もう俺のアサルトの弾が……!)

人型戦車の30mmのアサルトライフルがこちらを向いた。

俺はすぐに格納庫の装甲車の後ろに走ったが、


ドガガガガガッ!!!


近くの装甲車が紙切れのように吹き飛び、爆発。

地面に大穴が空いた。

(遮蔽物なんてないのと一緒じゃねーか!!)

そのままホバー移動で襲ってくる。

速い!!

あっという間に回り込まれ、アサルトの銃口を向ける。

(あ、終わった)

その時、人型戦車の地面が抉れクレーターができる。人型戦車は傾き、銃口が逸れる。


壁や近くの兵器に当たり巨大な弾痕がつく。

「青島さん!大丈夫ですか?!」

「沙夜ちゃん!死ぬかと思った!ありがとう!地面を狙ったんだね!」

沙夜ちゃんは鼻血を拭いながら駆け寄ってくる。

ホバーを強め人型戦車の体勢が戻る。

(こんなの、どうしたらいいんだ!)

そこへ武器を持った応援が現れる。

「青島補佐!無事か!」

「山岸班長!武器を!」

「こんなのしかないが……」

グレネードランチャーを渡される。

(これ、通用するのか?人型戦車だぞ?)

山岸班がマグナムやスナイパーライフルで俺と同じように間接を狙うが弾かれる。

人型戦車は山岸班の方へ向きを変えた。

「ダメだ!伏せろ!伏せろー!!」

叫んだが間に合わなかった。

人型戦車がアサルトライフルを掃射。

山岸班の警備員が粉々……というレベルじゃない。血煙になった。

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