表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『28番』  作者: コアラ
18/36

『穴』

しばらく29番が掘った穴の前から恐怖で全員動けなかった。

また出てくるんじゃないかと油断ができなかったが、何分か無言で見つめたあと、誰からでもなく皆でその穴を埋め始めた。

一緒に穴を埋めながら、不意に剛さんが聞いてきた。

「お前らはこれからどうするんだ?」

「どこかで1回休もうかと」

「……ハードでしたもんね」

沙夜ちゃんも同意した。

「沙夜ちゃん、研究施設どこかわかる?」

「え?あ、私色々彷徨ってたので……場所がうろ覚えなんです……すみません」

「……そっかぁ」

「場所わかんねぇならこの町に念写できる婆さんいるぞ」

「あ!なるほど!そう言えば言ってましたね!紹介して貰えますか?」

「カチコミにでも行くのか?」

「まあ、俺1人なら死にます。うちの支社総出でなら何とかなると思うんですよね」

「お前の支社って?」

「日本警備の東京支社です」

「通りで」

「え?知ってるんですか?」

「実戦がやたら強いって有名だぜ?勤続年数=強さだって。訓練もキツイんだろ?」

「まあ、訓練しないと都心は守れないんで」

(俺は渾身のドヤ顔をした)

「ムカつく顔だな」

「ところで剛さん、どっかで車借りれませんか?」

「自警団の装甲車使うか?1台ぐらいならいいぜ」

「剛さん、自警団なんですか?」

「これでも団長だよ」

ドヤ顔を返された。

(ムカつく)

「……私も行っていいですか?」

沙夜ちゃんが躊躇いがちに聞いてきた

「来てくれる?そうしてくれると助かるけど、危ないよ?」

「そもそもこうなったの私のせいですし……アスカちゃん助けたいです」

「お父さん、私も行っていい?」

「遊びじゃねぇんだぞ?」

「だからヒーラーいた方がいいでしょ?お父さんも行こうよ」

「畑どうすんだよ」

「隣のごん爺にやらせればいいよ」

「年寄りをいたわれ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ