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怪しい者の正体と理念
「まさか、決闘を承諾してくれるとは思ってなかったわ。サティ・フライデー」
私は今、コロシアムに来ていた。
目の前には担任のセルマ先生が佇んでいる。
「問題は早めに解決するようにしてるんです」
「失礼ね。人を問題児みたいに扱うなんて」
「事実ですよ。私は先生とやり合うつもりなんて無いんですから」
「貴方に戦う理由が無くても私にはあるのよ」
「拘束されるようなことをした覚えはありませんよ」
「美徳の担当者様から試練を与えられているんでしょ?」
「試練?確かに全て受けたわけではないけどいくつか受けて───合格してますよ」
「なんですって!?プラン変更よ。サティ・フライデー、貴方を拘束させてもらうわ」
「捕まるつもりはないですけど。かかってくるといいですよ」




