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『最下層の掃除当番 〜深淵の悪魔は、磨き上げられた床に戸惑う〜』

作者:蒼月 零
最新エピソード掲載日:2026/04/16
世界で最も危険な迷宮、その最深部である第99階層。そこには、かつて世界を恐怖に陥れた最強の悪魔ゼヴィスが君臨していた。彼のもとを訪れるのは、名声を求める傲慢な英雄か、死を恐れぬ狂人ばかり。そんな殺伐とした玉座の間に、ある日、ひょんなことから一人の少女リナが迷い込む。
病に伏せる母を救うため、伝説の「秘薬」を求めて命がけでやってきたリナ。しかし、彼女が手にしていたのは剣ではなく、カビの生えたパンの耳と、壊れかけの小さなナイフだけ。そのあまりの無謀さと、泥にまみれても失われない「生への執着」に興味を抱いたゼヴィスは、彼女を殺す代わりに、ある契約を持ちかける。
「命が惜しければ、私の城を磨け」
こうして、伝説の悪魔の城で「清掃員」として働くことになったリナ。魔銀(ミスリル)のバケツと聖獣の毛のモップを手に、彼女は前代未聞のダンジョン掃除を開始する。
凶暴な魔物たちはリナのモップに叩き伏せられ、即死トラップは彼女が掃除しやすいように自ら蓋を閉じる……。リナの天真爛漫さと徹底した掃除への情熱は、いつしか「絶望の終着点」を、石鹸の香りが漂う「快適な住まい」へと変えていってしまう。
冷酷無比だったはずのゼヴィスも、毎日ピカピカに磨き上げられる玉座と、リナが淹れるお茶、そして何より彼女がもたらす「温かな日常」に、次第に心を侵食されていき――。
これは、世界を滅ぼすはずの悪魔と、世界で一番タフな掃除係の少女が織りなす、ちょっとおかしな「ダンジョン管理ファンタジー」。
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