日本へ2
ドクターは準備の為に研究室に向かった。
父は、詩織の事を説明するために学校とスイミングクラブに出向いた。
暫くすると木村先輩が病院へ着きナースステーションで詩織の面会の手続きをした。
直ぐにナースから詩織の病室に連絡が入った。
詩織はナースに面会の許可をした。
木村「詩織さんメールを見てビックリして来たけど、大丈夫ですか?」
「有り難う翔太先輩、先程先輩のお父様が色々と私の為にお力添えを頂きました」と経緯を説明した。
「そうだったですか、あの親父がね、俺には全く連絡無しなんだよな!」
「ごめんなさいね、せっかくリハビリを始めたばかりなのに、私もうオリンピックに出れないよ」・・・・ェン・泣き声になる詩織
お母さんは、二人だけにしようと思い席を外して病室から出ていった。
「翔太先輩私・・・怖いよ〜切ないよ〜・・・・・・いったい私か何か悪い事をしたから、神様が・・・・こんなに辛い病気を与え単だよね…きっとそうなんだよね」
「違うよ、詩織さんは悪くないよ、直ぐに良く成るから心配するなよ、俺に出きる事なら何でも力に成るから」
翔太は詩織を力強く抱き締めた。
詩織は涙が止まらなく流れ落ちている。
翔太は、ポケットからハンカチを出して優しく詩織の涙を拭いた。
「大丈夫、元気を出しな俺が傍に就いていてあげるから」
「先輩、少しだけ元気を分けて頂けませんか?」
「何でも言って良いよ、何が欲しいんだ」
詩織は少し照れながら小さな声で話し出した。
「翔太先輩・・・・キスして下さい・・・先輩の元気を下さい」
詩織は眼を静かに閉じた。




