72/92
手術2
手術中のランプがようやく消えた。
室内からドクターが出てきて両親に説明を始める。
ドクター「詩織さんの手術は無事に終わりました。しばらくは安静にして下さい」
父「先生有り難うございました」
ドクター「詩織さんは、オリンピック候補選手ですから、此からが大変です、元の状態になる為にリハビリに時間が掛かります、ご両親の協力も必要ですので御理解して下さい」
父「勿論解っています、1日でも早く復帰出来るように娘をサポートします」
母「ホントに有り難うございました」
まだ麻酔で眠ったままの詩織が手術室から部屋に移動された。
病室に信子と尚美がお見舞いに来た。
母「信子さんに尚美さん有り難うね、まだ詩織は麻酔から眼覚めないのよ」
信子は詩織にそっと声を掛けた。
「詩織お見舞いに来たわよ、大丈夫なの」
「うぅ〜ん」
詩織が少しずつ眼を覚ました。
信子「詩織信子だよ、尚美もここに居るよ」
「誰!?信子!?尚美!?」
尚美「詩織大丈夫だよね、尚美だよ解る?」
詩織もだんだんと意識がはっきりしてきた。
「あ!信子に尚美だね、お見舞いに来てくれたんだ、ありがとう」
母「詩織痛みは?足首大丈夫なの」
詩織「足首の感覚が無いの」
信子「まだ麻酔が効いているんだね、しばらくすると痛みだすよ」
詩織「え〜そうなんだ、嫌だな〜」




