決勝戦
決勝戦の最終組がいよいよスターを迎えた。
ピッ
ピッ
ピッ
ポーン
一斉にスターをした。
先頭は、優勝候補のアフローネが頭一つリードした。後はほとんど一線にならんで泳ぎ始めた。
50メートルのターンもアフローネが身体一つリードして折り返した。
二番目にアニー、三番目にマリーヌ。
四番目に詩織がターンした。
残り20メートルで勝負て言い聞かせながら、ラストスパートに掛ける。
場内の応援席からは、各選手に割れんばかりの大きな声援が飛んでいた。
もちろん詩織にも
「ラスト50メートルガンバ詩織、ガンバ詩織〜!」
「行け〜詩織あと少しだ〜」
「詩織、詩織、シオリ〜、シオリ〜、し〜お〜り〜」
し〜
お〜
り〜ッ♪
声援が届いて泳ぎに力がはいる選手達
コーチ「詩織、残り20だ〜ラストスパート!行け〜詩織ファイト〜!」
残り20メートル
詩織は持てる力を振り絞って全力をだした。
ここで先頭のアフローネに頭一つだけの差の二位に上がった。
応援席から、一段と大きな声援が飛んだ!
「行け〜行け〜詩織〜」
繰り返し応援が続く
「行け〜行け〜詩織〜」
コーチ「残り10」
残り5メートル
依然としてアフローネが頭一つだけのリード。
詩織は夢中で追い上げるが届かない。
世界トップレベルの力の差なんだろかと必死に泳いだ。
しかしアフローネが一着でゴールインいた。
詩織も二着でゴール。
アニーが三着でゴール。
場内からは、拍手喝采の物凄い応援があった。
コーチは詩織のタイムと順位の掲示板を見た。
「詩織やったね〜おめでとう二位に成ったね」
コーチが大きな声を掛けてくれた。




