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この空の下で  作者: 石川美由紀
57/92

つづき

お昼のバーベキューも美味しく食べてから、午後からのスケジュールをこなした。



コーチ「詩織ラスト一本、これで今日は終了だよ」


「はいコーチ」


(ラストって今日は午後からのスケジュールは、100mはこれ一本だけなんだけどな!?)

呟きながら、イメージトレーニングをして、スタート台に立つ。



コーチのスタートの合図でプールに飛び込んだ。



コーチ「詩織良いフォームだよ」


「後50mそのままのフォームで泳ぎなさい」


詩織はゴールした。



「コーチどうでしたか?」


記録係「59秒85です」


コーチ「1分を切ったわね、詩織全力じゃあ無いでしょうね」


「はい少しだけ抜きました」

「素晴らしいわ」


世界記録まで三秒か・・・


「これなら明日は大丈夫でしょう、詩織はもう自宅に帰って良いわよ、今日はゆっくりお休みして下さい」


「コーチ有り難うございました 」



ミサ「明日は応援に行くからね頑張ってね」


仲間達「詩織明日は優勝して、代表になってね」


「皆さん有り難うございます。明日は応援宜しくお願いいたします。頑張って代表に選ばれるように一生懸命泳ぎます」


コーチやスタッフ、仲間の皆にお礼を言って、帰宅した。


「お母さんただいま」


「あら早かったわね」



「うん、コーチが明日に備えて、ゆっくり休んでおきなさいと言ってくれなんだよ」


今日の出来事をお母さんに話してから、夕御飯まで部屋でイメージトレーニングをしながら過ごした。


暫くすると眠りに就いた。


「詩織、夕御飯出来たわよ、貴女の大好きなジャンボオムレツですよ」



母の声で眼を覚ました。



やった〜いまジャンボオムレツと聞こえたよね。


ダイニングに向かって行くとやはり美味しそうなオムレツの匂いが漂ってきた。


テーブルの上にいつものオムレツにケチャップで詩織の顔の絵が描かれていた。


「今日は前祝いなんで、詩織の大好物のスペシャルチーズオムレツですよ」


「有り難うお母さん、美味しそう!!」

フォークで食べ始めた。

「美味しい、美味しいよお母さん!」


「明日は優勝かしらね!?でも無理はしないでね」



母はドクターの話を思い出した、もしかしたら詩織の最後の大会になるかも知れないと・・・。

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