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この空の下で  作者: 石川美由紀
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代表選考会少し前

成る程とコーチから説明を受けたドクターは頷き話し始めた。


「詩織さんにも診察を受けた時に言いましたが、今の足首の状態だと、200mは体力的に無理です、100m一本に絞って出場して下さいね。」


コーチ「詩織の足首の状態はそんなに悪いのでしょうか?」



「はい、出来れば今すぐにでも手術をしたい処なんですが、大会が間近ですから、終わったら直ぐに手術を行います。」


詩織は、ドクターとコーチの会話を心配そうに聞いている。



コーチ「解りました、詩織ちゃんには、代表先行大会には、100m一本で行きます、ドクター全力で泳いでも大丈夫なんですよね。」



「それなら、私も大会当日同席しますから、大丈夫です。」


「先生有り難うございます、宜しくお願いいたします。」

とコーチはドクターにお礼を言った。


「私も詩織さんのファンの1人ですからね。大会が楽しみなんですよ。」


詩織は

「有り難うございます先生。」とお礼を言った。



ドクターが帰った後で

詩織はコーチとこれからの練習方法の仕方を話し合った。


コーチは、大会までは無理をしないでこれまで通りの軽いストレッチとスイミングをする事を決めた。


打ち合わせが済んで詩織は、帰宅する。



「ただいまお母さん」



「お帰り、詩織足首はどんな具合ですか?」


「大丈夫です、治療してからは、痛みは無かったから。」



「それなら安心ね、夕御飯まで時間が有るから、お風呂に入りなさい」



詩織は、今日の朝から痛みや病院などに行ったから、いつも以上に疲れていたので「うん、先にお風呂入るね」てお母さんに返事をして、お風呂場に入った。


「着替えここに置きましたよ」


「有り難うお母さん。」



詩織はお風呂に浸かりながら今日の出来事を想いだして、「今日は疲れたな」

独り言を言った。


でも、大会には出られるから、嬉しさもあった。代表先行大会まで6日


今日は学校はお休みなので、午前中はスイミングクラブで軽い練習をした。


ミサ「詩織ちゃん、おはよう、もうすぐ大会だね、頑張ってね、でも無理をしちゃあダメだからね」



「うん、足首の痛みが出ない様に、軽い練習方法をコーチにもらったから、その通りにしてるんだ。」


「大会当日は、クラブの仲間と応援に行くから頑張ってちょうだいね。」


ミサは、昨日ドクターが視察した事を仲間から聞いたので、詩織の病気があまり良くない事を感じ取っている為に無理な事は言わない様にしようと思った、


「詩織ちゃんは、クラブのスターなんだから、大会までは、コーチの練習方法を守って無理しちゃあダメだからね。」



「うん、解っているよ、ミサちゃんありがとう。」


「練習終わったら、久しぶりに美味しいスィーツでも食べに行こうよ。」


「では行きますか」

詩織は笑顔で応えた。


詩織はミサちゃんとスィーツを食べに近くのカフェに向かって、話したがら歩いていると、前から吉田結香先輩が話し掛けてきた。


「お久しぶりね、朝倉さん」


「お久しぶりです、吉田先輩」



「二人でおで掛ですか?私に少しお時間頂けないかしら、そこのカフェで何か飲みながらお話しをしましょう。」



詩織は、ミサに「学校の先輩で吉田結香さんだよ」と、説明して、自分達もカフェに入る予定だったから、同席の許可を貰う確認をした。


「良いよ大勢の方が楽しいものね。」

了承してからミサは吉田先輩に挨拶をした。



ミサ「吉田結香さん、私は詩織ちゃんのスイミングクラブの友達のミサです、よろしく」


「私は詩織さんの先輩で二年の吉田結香よ、ミサさんよろしくね。」三人はカフェにはいった。

詩織「フルーツパフェとオレンジジュースを下さいね。」


お店に入って席に着くまえになんと注文をした。



ミサ「詩織早すぎたよ、席に着いてから、頼むのがマナーだよ。」


「だって、良い匂いにつられて、つい注文しちゃいました。」


二人の会話に、「クスッ」と笑ってしまった、吉田先輩


「ホントに貴女達はまだ子供なのね。」



「えぇ〜え?お子ちゃまなのは、詩織だけですよ。」

と自分は違いますよと否定するミサ。


窓際の見晴らしの良い席に着いて、ミサは、アイスコーヒーに、ミックスパイを注文した。吉田先輩に子供ぽく見られない様に気をつかった。


吉田先輩「チョコレートパフェとホットコーヒーをオーダーします。」と店員に告げた。


吉田「先に言っておきますけど、詩織さん怪我の具合はどうですか?」


「大丈夫です、大会には出られますよ。それから先輩、さんは要らないです、呼び捨てにして下さい。」


「解ったわ詩織、次に忠告するわね!翔太には手を出さないでと、先日言ったでしょう、貴女翔太の家に行ったでしょう。何で?」


吉田先輩は、目付きが少し鋭くなってきた。



「あれは、木村先輩のお父様に招待されて、スイミングクラブの支援をして頂く、お話しを聞いただけですよ。」



「なら良いけど!これ以上翔太に近づかないでくれないかしら、彼は私だけの者なんだからね。」


隣のミサが思わず口を出した。


「吉田さん、詩織の言った事はホントだよ、クラブのコーチから木村さんのお父様から支援の申し出があったと言っていましたよ。」


「でも、翔太には、近づかないでね、もし変な噂が少しでもあったら、夜歩きに気を付けなさい、言っている意味解るわね。」



段々吉田先輩が怖く成ってきた詩織。吉田先輩は言いたい事だけ詩織に言って、パフェをたべてから、直ぐにお店を出た。


ミサ「私、吉田さんて自分勝手で好きに成れません。」


「怖いとこ有るけど、でも私のこと、応援してくれているし、心配もしているから・・・。」



「嘘よ詩織、騙されちゃあダメだよ、口先だけああ言ってる様に見えたよ。」



「そうかな?私はホンとは優しい先輩の様に思うけどね。」


「詩織は人を見る目が甘いよ、これからは気を付けて観察した方が良いよ。」


詩織とミサはカフェでガールズトークをして帰宅した。



詩織は自分の部屋に入りベッドに腰掛けながら、吉田先輩の言葉とミサの言ってる事を考えながら夕御飯まで過ごした。

対人関係は難しいと思った。


代表先行大会まで後5日


詩織は、起きて直ぐにスケジュール表に向けて確認した。


今日と明日は学校で、3日前からスイミングに専念するために学校はお休み・・っと。


制服に着替えて、朝ごはんをお母さんと食べて学校へ向かい玄関を出ようとしたら、チャイムが鳴った。


「詩織さん、迎えに来ました。」



「あれえぇ?・・・誰が来たのかな?」



外から私を呼ぶ声が聞こえて、ドアを開けた。



「おはよう詩織さん」



「おはようございます木村先輩」


予告なしに現れた先輩にビックリ!の詩織



「先輩、一体どうしたんですか?」



「こないだ、見たいに急に足首が痛んだら大変だろう、だから、此れから大会まで毎日迎えに来てやるからな。」



「そんな!!有りがたいですよ、でもね彼女に怒られますよ。」


「俺、彼女なんかいないんだけどな」



「あ〜ぁそんなこと言ったら吉田先輩に怒られますよ、だって吉田結香さんは、先輩の彼女なんでしょう?」


「別に結香が勝手に思っているだけだろうが。」


木村先輩は冷たく言った。

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